アブラの後は

ハワイに入る直前、入港準備を整え、時間調整のために200海里水域の外側で、1晩流した。
夜は釣りができる。

船は目的地に昼過ぎに着いた。早くから釣りをしていた者は、キメジやカツオを釣っている。
どうやら近くを鯨が回っており、鯨付きの魚のようだ。
自分も夕方からやってみるも、暫く何もなく、暗くなってから夜光のスピードジグに代えたらいきなりヒット!そのまま一気に走られ、50メートルは出された。ラインは2号、リーダーは8号。普通にやればとれるはず。
何度か走られては寄せるを繰り返し、船縁まで来たら今度は船底に突っ込む。擦られてヤバいのでリールをフリーにしてしのぐ。何度か突っ込まれたモノのついには疲れたか、浮いてきて回り出した。
ネットを頼み掬ってもらってビックリ!キハダだと思っていたのにカツオ。ボガで計ると6キロ越え。強いわけだ。

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その後、ブリモドキ、クロタチカマスと続き、

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また強い引き!またキターと嬉しがっていると、走り出した。あまり走らせると面倒と思い、スプールを指で押さえ止めにかかる。すると、フッ バイバ~イ! え?なんで?あれくらいで?
回収してみると、リーダーの結び目でブレイク。さっきのファイトで弱ったのか?嗚呼残念!
そしてエースのスピードジグを持って行かれてしまった!

その後何もなくなり終了!

帰ってきました

皆さん、ご無沙汰しておりました。2ヶ月ぶりに帰って参りました。

この間、沖ではイカ狙いで釣りをしていたのですが、この航海中、イカ釣りはイマイチ調子が出ず、後半に入ってスゲーのが釣れちゃいました。
いつもと同じようにイカの仕掛けを90メートルほど下ろしていたら、イカのようなアタリが来た!少し様子を見ながら、次の引き込みで大きく会わせると、グッと乗ってやや重い引きが来た。この日は風弱く、潮もなかったので仕掛けはほぼ垂直に降りており、90メートルならアカイカも食うかなとか思いながら、慎重にやりとりをする。時折走り、ドラグも出されたものの、アカイカと信じてやりとり。竿もよく曲がっており、ギャラリーも集まってきた。
相手も疲れたか、もう走ることもなく、徐々に上がってきた。暗い海の中から、船の明かりに照らされたソレは、白く、魚だった。よく見ると、アブラソコムツだ!サイズはなかなかデカイ。同僚に掬ってもらってデッキに上げると、ビトンビトン跳ね回って始末に負えない。暫くしておとなしくなったので、みてみると、30センチもあるイカのカセが丸飲みされており、僅かに先が出てる。もう少し飲まれていたらリーダーが切れていただろう。

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しかし、傘状になった針が2段についており、しかもオカのやつと違ってカエシも付いている。軍手をつけて口を開いてみるとのどの奥にすべての針がガッツリ刺さっている。口側からいくら押しても外れないし、時折跳ねたりするし、刃も鋭いので危険きわまりない。もう仕方がないので、切開して取り出すことに。
出刃包丁で先ずは首筋を切断して殺してから、鰓に刃を入れのどを切開して何とか針を外した。
もちろん魚は絶命したが、この魚は食べるわけにはいかないので、仕方なく投棄。申し訳ない!

アブラソコムツを釣ったのは2度目、前回は駿河湾で狙って釣ったもの。今回の方がサイズは良かったが、引きは駿河湾の方が何倍も強かったように思う。

2ヶ月ご無沙汰します

船に乗って2ヶ月間日本を留守にします。太平洋のど真ん中まで行きますので、個人的な電波はありません。従いまして、しばらくココも更新できません。

乗船中はマグロ延縄漁業を、夜にはイカ釣りなどをしながら、途中ハワイに寄稿して帰ってきます。

それでは皆さん、しばらくですがよろしくお願いいたします。

まだまだトップ

初バスもトップで釣りましたが、海のトップはまだまだ熱い!
チヌがトップにかなり反応してくれてます。
例年(ってか今までは)、トップチヌは年末までで、それ以降はなかなか釣れてなかったのですが、今年は状況さえ読めば、まだまだ反応します。
しかもルアーはヤマトJr.チヌにはデカすぎると思われる人も多いと思います。ただ、私の経験ではヤマトのデカいほうにも出てくるし、ザラにだって出ると思っています。
ただ、それでも小さいチヌはなかなか食いきれなくて、出るだけが続いたりします。吸い込み力が弱そうなので、小さい魚だと針が口の中に入らないのではないかと思ってます。
逆に言うと、乗ればデカい。釣れれば40を超えるような魚ばかり。
そんな前置きをしておいて、新年になって釣れた2枚の写真です。

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あけまして

おめでとうございます。本年もこのつまらないページ共々よろしくお願いいたします。
今日は4日ですが、すでに初釣り初魚果たしております。
いつものようにクラブの新年会を兼ねた初釣り。2日に波介川でやってます。で、はなからバスを釣る自信がないので、この日はコイのノーパンデーと決めてます。解説しますと、ノーシンカーで餌がパン、略してノーパンメソッド。
今年もクラブ員の中にはルアーでバスを釣ったものもいたのですが、私はノーパンフィッシング。で、渋いながら5本とることができました。最大は70クラス。

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80越えの特大はクラブ員にやられてしまいましたが、初釣りで何とか結果を残せました。
とりあえず、何もないところより、流れ込みにコイが集まっているので、まず上からパンを投げて撒き餌にし、コイが餌付いたとところで針付きを投入します。1投目、1匹目は割とイージーに食ってくれるのですが、1匹かけると後が続かない。しばらく間をおいてやってみても、見に来るけど食わないとかが続きます。そうなるともうランガンに出て、1発目にデカいのが食ってくれることを祈るのみ。それでもまぁ引きは強くドラグをジージー出される楽しみを比較的イージーにできるのがこの釣りのいいところ。初釣りを楽しみました。

掛けたコイに執拗にすがってくるバスもいたりして、楽しめました。

(手前の茶色がコイで、奥の黒っぽいのがデカバス。)

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で、SNSを見ていると、皆さん、結構初バスを釣っていらっしゃる。そこで、自分もバスを釣りたくなり、年末で封印した水路に行ってみた。期待していたウキクサが少なくなっており、水も澄んで厳しい感じ。でもわずかに残るウキクサ帯で、1本食ってくれました。ルアーはバジンクランク。ここではこれ1つつけてやります。しかし、小さなバスだけど嬉しい!!

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あと1週間で船に乗ります。それまでに初バスゲットできて良かったぁ!

年賀状と振り返り

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毎年暮れに作る年賀状、1つは仕事用といいますか、年長者の方々に送る用。もう一つが釣り友に送る1年間の釣りを振り返るバージョン。
で、そんなときにこのページが役に立つ。とりあえず印象に残った釣りをここに書き留めているので、振り返りが楽。しかも最近は記憶力がかなり弱ってきているので、「あぁこんなこともあった、あんなのも釣ってた」ってことがあります。
今年は昨年末(12月30日)にろっ骨を折ってしまい、3月まで釣りができてませんでした。
釣りができるようになってからは、特に前半、なかなかイイのが釣れてます。バスは53cmあり、これをつったのが小さな大会中で、優勝することができました。

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あ!鯛がかぶってますが、別の魚です。左のは80越え、右のは70手前くらい。

そして、このページのお題である”アカメ”、久しぶりに年間マルチキャッチとなりました。ってか、終わってみれば6本。最大はきっちり計れなかったけど80を超えて、85に近いサイズ。他にも70越えが1本。

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しかも、釣れ始めが4月、最後のが12月中旬と、これまでの最速最遅を更新。そして、今まで釣ったことのなかったスポットでもキャッチしました。周りに聞くと、今年のアカメは当たり年だったようですが、私にもその恩恵がありました。今の生活を続けていると、アカメのナイスシーズン、9月10月にはできないのが残念ですが、ま、それも別の楽しみがありますし、仕方のないところです。

もうひとつ今年を振り返って印象に残っていることは、つりぐの岡林様が開催してくれるフォトダービーに参加し、そこそこイイ成績が残せたこと。1つはチヌ。それまでも参加してましたが、今年はクロダイをウエイインできて、2枚で100㎝と自分では満足のいくものでした。優勝には50を超えるのを2枚そろえる必要があるのですが、来年以降、また狙ってみます。

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次がシーバス。今年はいつもよりデカいのが来なくて、イマイチだなぁと思っていたら、それでも8位には入れて、スタッフ賞(シーバスロッド)もいただき、結果オーライでした。

 

新竿の使い居心地と使いこなし

この前賞品でいただいたロッドを使ってみて・・・
素で振った感じより、ルアーを付けて投げてみると、硬い。超遠投するのに、なかなか竿にルアーが乗らない。うまく乗せられたらもの凄い飛距離にはなるが、その感じがまだつかめない・・・といったところで、イマイチ好きになれないものでした。
ただ、この竿で2匹魚をとったのですが、2匹とも、そこそこサイズのチヌで、しかしあまり引かなかった。グレ釣りをする同僚に聞くと、「がまの竿は勝手に魚を寄せてくれる」らしい。この竿も、ルアー用ではあるが、がまかつ製だ。そのせいだろうか、魚がそれほど苦労なく寄ってくる。

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ま、12月中旬から下旬ということで、魚もバリバリ元気ではないのだろうが。こうなると、もっとデカイのを掛けて試してみたい。70を超えるシーバスだとどうなるのか?興味津々、速く掛けたい。
で、2日ほど使っていると、飛ばす、乗せる感覚も何となくわかってきて、飛距離も安定してきた。前に折れたベイトロッドの時もそうだが、私はリーダーを巻き込んでは投げない。つまりリーダーの長さが垂らしになるのだが、リーダーを短くすることで、わりと乗せやすく、背後の狭いオカッパリでもやりやすいことがわかった。それまではリーダーを60cm~1mとかとっていたが、30~40cmにすることで、飛距離も、アキュラシーも格段に上がることがわかった。リーダー30cmでも魚は食ってくるし、不都合はない気がする。

ともあれ、新しい道具を使いこなし、イイ魚と巡り合いたい。

久しぶりにバス

まずは、先日終わったシーバスフォトダービー、結局8位でした。ま、あのサイズなら仕方がないですね。でもでも、スタッフ賞をいただいちゃいました。期間中にスタッフさんが釣った魚のサイズに一番近い人がもらえるもの。で、賞品はがまかつのシーバスロッド。8.3フィート。リールがないのが問題だけど嬉しい!楽しませてもらって、しかもナイスな賞品が来るとは。

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で、その竿が使いたくて仕方がないので、休みでもあり、出撃。最近通っている水中堤防の川。ある程度遠投できないとダメなので、格好の試験場。ルアーは久しぶりに新品で購入したヤマトJrスペックⅡ。 

投げてみると思っていたより硬めで、乗せるのに少し工夫がいる。いい感じに乗ればものすごい飛距離になるので、使い込んでモノにしたい感じ。
でも、ここでは反応なく、妙に暖かくなったので、「久しぶりにバスやってみよ」と思い立ち、こういう場合はあそこだと、高知市内の某水路へ。着いてみると、水路には浮草が浮いてる。まだまだ秋。で、ここはバジンでしょう!とバジンクランクHHを結んで歩いていく。とりあえず浮草の濃いところは残しておいて、別の場所を歩き打ち。しかし水路の端まで行って、2度ほど軽~く当たりっぽいのがあったものの釣れず、排水場では排水してる音が。水門まで行ってみると、放水してる。これはこっちやらなきゃと、急いで水路の上を急ぎ足で戻り、先ほど残しておいた浮草ビッシリの部分だけをやってみる。投げて確認すると、浮草の厚みは薄く、その下を泳がせることができる。夏にこの状況なら爆釣ダゼと期待を込めてやってみる。数投目、水路の真ん中あたりでガッと止められ引きが来た。これは貴重なので、バラさないように慎重に寄せキャッチ。ちっちゃいけどバジンに来たバス、うれしい!!

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なおも続けて打っていく。やや遠投し、引いてくると、またガッと止められ、さっきよりいいサイズ。結局2本釣れちゃった。

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車で少し移動し、放水口に入る。まずはヤマトJrを引いてみるが反応なく、スラッシュペッパーに替える。これにも反応なく、もう一度ヤマトJrに戻し、やや遠投で狙う。葦の岬を超え、ワンドっぽいところに来たらバシャ!しかし乗らない。流れは逆流なので、そのまま置いておくとその場でステイする。またアクションを入れると、バシャ!でも乗らない。その後何度も出ても乗らないを繰り返し、ストップ&ゴーを繰り返すと、ついに乗った!しかし引きは弱く、すぐ寄ってくる。で、キャッチ。まずまずサイズのチヌ。このサイズにしては引かなすぎ。これは竿の威力なのか?ま、いいや。その後反応はなくなり終了。

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5本目

今年5本目のアカメをキャッチ!

仕事帰りの浦戸湾。大潮の満潮近くで、足場は水没中。他より少し足場の高い場所を見に行くと、長靴でイケそう&水が出てる。
準備をしていると、ス~~~と車が停まり、中から人が出てきてこちらを見てる。「ヤバ、駐車のこととか言われるのかな?」と身構えると「スズキですか?ココ釣れるんですか?サイズは?」と矢継ぎ早の質問しかも超にこやか。「ココ結構釣れるんですよ。サイズはでかければ80とか」と答えると、「アカメは?」「釣れますよ、私はまだココで2本しか釣ってないですけど」「お!ベイトタックルですねぇ?リーダーは?ラインは?」とまた質問攻め。「リーダー8号にPE2.5号です。」「太いですねぇ」「これくらいでないと獲れないこともあるので」みたいな話をして入る。

まずは、シーバス狙いで、ヤマトから。テトラの上、流れのヨレなんかをやってみるも反応なし。ルドラに代えてやるも何も無し。もう真っ暗で、ライトも持ってきてないので、手間を掛けず一番自信のあるスラッシュペッパー、カラーはチャート&ライムで目立たせてみる。

足元、対岸、石積みの角、テトラの上、澪筋のブレイクと、考えられるラインを何度か通すものの、反応はなく、水位も長靴一杯一杯に近づいてきたので、「コレで終わり」のつもりで流れを横切るようにキャストし、底を取ってリフト&フォール。リフトはゆっくり、フォールは多少テンションを掛けて、流されながら沈める。このときルアーは微かに左右に振れているイメージ。最近このやり方で結構アタリを取ってる。何度かのリフト&フォールで手前まできて、ガガッとテトラに触れた。足元にはテトラが入っている。聞くようにリフトさせ、ゆっくりフォール。もう一度ゆっくりリフトしているところで、軽くコン!合わせると、乗って、軽い引き。勢いでそのまま引き抜くと、足元(水あり)に落ちた。ルアーは掛かったまま、足場の浅瀬をバチャバチャと泳ぐ。抜いた時のシルエットはシーバスでもないチヌでもない・・・アカメかも・・・で、テンパってしまって、魚を止めにかかり、何とか掴んだはイイが、ビチくられた拍子にロッドがポキ!しかし、この場合それよりも魚が問題で、とにかく何とかボガることに成功。小さいながらアカメ。もう今年はダメかと諦めていただけに嬉しい。

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シーバス狙いの外道ではあるが、(ま、釣ったから言えるんですけど)釣り方はアカメ寄りだし。

見ると、ルアーは飲み込まれており、傷つけないように慎重にフックを外し、立てるようになるまで姿勢を補助しリリース成功。何とか泳いでいってくれました。おかげで水位は長靴オーバーで浸みてしまった。でもでもイイや!とにかく嬉しい。今年5本目のアカメ!!やったやったやった!!

帰ってから見ると、リーダーの先端は真っ白にガザガザになっており、小っちゃいくせにさすがはアカメと思った次第で、デカいのに呑まれたらファイト中に擦切られちゃうよなぁ。

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終わってから・・・ 

ダービーが終わって、気が抜けるかと思ったら、釣りたい欲は満々のまま、休みの前日が雨という絶好のコンディションがやってきた。しかもかなり降ったので、荒れ後の爆食いが期待できる。
暗いうちから出動し、まずは放水口を見て回る。潮は大潮の満潮で、浦戸湾河川の足場は水没中。
第1放水口、出てる、でも第2が気になっていたので移動。
第2放水口、出てる出てる。ココは夏以降良い思いをしているので、ココでやってみる。
期待を膨らませ、静かに階段を降りる。ルアーはまず上からと思い、ヤマト
まだ暗いので、きわどい所は狙わず、流れの沖に投げて、カチョーンカチョーン。扇形に探り、足元、流れ出しの対岸を狙うも反応なく、ルドラSPに変更。プリプリッと引いて、ストップ&ジャークを繰り返す。反応なし。シンペンのアイマ・トリップに替える。これで一通りやっても無反応。
で、こういう場合のエース・スラッシュペッパーを投入。良いときはフォールでゴン!!そのフォールでは何も起こらず、リフト&フォール、対岸、沖とやってみる。対岸に入れて、底まで落とし、流れに流されながら少しテンションを掛けるという、最近アタッている方法でやっていると、コッ!鋭いアタリ。でも乗らず。次にも同じようなアタリがあったが、乗らず、その後反応も途絶え、ココを移動することに。
上流に向け、第3放水口。出てる出てる。ココは良い位置に階段がないので、ロープを使って静かに降りる。ヤマトで足元から攻める。沖に投げても反応なく、ルドラにもなく、スラッシュペッパーに変更。
やや沖に投げ、手前に流れる反流に乗って底付近を泳いでいるだろうバイブにコッ!と鋭い当たりがあるも乗らない。もう1投、またコッとアタリ、今度は乗った。鋭くそれでも軽めの引きで上がってきたのは小型のチヌ。ま、ボウズよりましか・・・

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ココはそれで反応が終わり、上流に向けたものの、堤防が工事で行きたい所まで行けず、Uターン。第2放水口に戻る。
水はまだ出ている。さっきのチヌで、ココで当たっていたのもチヌだと思い、スラッシュペッパーから始める。出ている水は、さっきよりやや澄んだ感じ。カラーもナチュラル系にする。足元からリフト&フォールでやるも反応なく、最後にのつもりで、やや遠投し、護岸際を引いてくる。リフト&フォールしていると、コココッと底を掻いた感覚。「護岸がそこまで出てるのか?!」とトレースラインをやや沖に修正したとたん、ゴン!と強い衝撃と同時に、重強く首を振る感覚が来た。「これこれ、これが欲しかったんだぁ」と寄せに掛かると、強い引きで何度もドラグを出される。PE2.5号にリーダー8号だからやや強引に寄せてこれる。それでも何度も反転しドラグを出されるが、ロッドもそこそこ強いので負けることなく、寄せきって、キャッチ。引きが強いのでもっとデカイと思ったが、意外と長くなく。しかしデップリとしたイイ魚体。メジャーをあてると、80行かない。大会は終わっているのでキッチリは測らなかったが、イイサイズ。

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その後ココでは反応がなく、第1放水口に移動。
しかし、先行者が2名、放水口を挟んでやっており、入るスペースがないので、移動。普段は行かない下水処理場の放水口へ。いわゆる玲子ちゃんポイント。児島玲子ちゃんがDVDで100越えのタイリクを釣った場所。ココは寒くなると、大量のボラが集結する。それを狙ってシーバスやアカメも来るらしいが、ボラをどう避けるかが難しい。案の定、毎投ボラがコンコン当たり、何度かはスレ掛かりで大捕物となった。50越えのボラの尻尾になんか掛かってしまうと、もう引く引く。しかしこれではダメなので、早々に移動し、朝マック。読みたい本もあったので、しばらく座る。

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第1放水口に様子を見に行くと空いていた。流れはまだ出ている。早速上からヤマト→ルドラ→トリップ→スラッシュペッパーとローテーションするも反応なく、ヤマトに戻し、沈みテトラの上を流れに逆らってほぼ定位させながらカチョ-ンカチョーンとやっていたらいきなりドッパ~~ンと出たモノの乗らず、もう1投。さっきよりやや沖のラインを通すつもりでカチョーンカチョーン。で、今度はドバ!っと出てグンと乗った。サイズはイマイチながら、50クラスのシーバス。ヤマトで釣れたので嬉しい。

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その後は反応なく終了。

毎年大会中には今回のようなババ荒れがあり、イイ感じに釣れることが多いのだが、今年は終わってから来て、「大会中に来てよ~~~」みたいな感じではあるが、ま、楽しかったのでOKでしょ!!