月別アーカイブ: 2020年12月

鬼門の12月

毎年12月はなかなか釣れない鬼門の月です。
釣りにはいくものの、反応はありながら釣れないが続き、困り果てていました。

ひょんなことから、ガシラ釣りで何とか釣果が出ました。まずはフグからでしたが、釣れ始めると続き、バタバタとゲット。

そして、ネットを彷徨っていたら、香川のもっこく池でニジマスが釣れるらしい。噂は聞いていましたが、調べでしたら行きたくて行きたくてたまらなくなり出撃。


しかしこの日はよりによって、今シーズン最強寒波が南下してきた日。高知では雪の心配はないものの、四国山脈を越えるには厳しいかなとも思われました。それでも行きたい欲が勝り、出発するも高知市内で渋滞にはまり、そして、11時に高松で人と会う野暮用も入れたため、下道で行っては間に合わない時間に。高速雪道タイヤ規制で入れないと厳しいなぁと思いながら、行ってみると、規制はかかっておらず、とりあえず高速で行く。
大豊までは問題なく、そこを過ぎてから、雪がちらつき出し、途中は吹雪のように降り出して、やバッとト思いながら進む。路面には積もっていないが、路肩には積雪があり、前を走るトラックがそれを巻き上げる、もう雪国の世界。それでも何とか切り抜け、川之江に出た。しかし、瀬戸内海側でも強風と雪がちらついてる。気温は3度ほど。

午前中に野暮用を片付け、昼食にはうどんにたっぷり生姜を入れ中から温まる。


池のほとりに着く直前、雪はMAXに。ほとりに着くと強風と雪。そのまま帰りたいとも思いながら、ここまで来たのだからと準備をする。池は貸し切り。

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まずは、前回十市で使った常吉スペシャルにPE0.6号、オーバーリアルでやるべく進み、第1投とともにプツン!ゲゲゲ!!それでもうまく回収できたが、チヌタックルにチェンジ。ルアーはオーバーリアル。しかし、風が強く表層の感じがないので、極小カストマスターに変更。これで底を小突いてくる作戦。しかしなかなかそこは取り辛く、「そうそう、春先に並木さんが芦ノ湖でオーバーライドでトラウト釣ってたよなぁ」と思い出し、結ぶ。フックは今日のために鋭いトリプルフックを前後に着けてある。
投げると気持ちよく飛び、底も明確に取れる。リフトし、フォールからリフトに移ろうとすると、何やら違和感。一応聞くように合わせを入れると、ムズ~~~っと重い感じ。やば、ごみでも引っ掛けたかと回収に掛かると寄ってきて、途中から首を振る感じが!!って、食ってんじゃん!!で、でも、トラウトっぽい引きではなく、もっと細かい引き。と思いながら寄せてくるとジャンプ!で、見えたのはバス。サイズはまぁまぁ。でもこの時期だし、このコンディションなので、強引にそれでも慎重に寄せてランディングに入ろうとすると、そのバスの後ろにウスラデカい黒い影が!!!巨大ニジマスか?とよく見ると、巨バス。掛かっていてるバスより2回り、いや3周りはデカい。もしやあれを食いに来たか?とも思い、一瞬飲ませてみようとも思ったが、まずは1匹釣りたい欲が勝り、キャッチ。

すると巨バスはまだ付近をウロウロ。しかし、釣ったバスをリリースしたら消えちゃった。
で、消えた先にオーバーリアルを入れてみるも反応なし。
仕方がないので、歩きながら探るが、その後は反応なく、元の所に戻ると、やや遠くでライズが!「あの辺りはロープを張ってあって、危ないんだよなぁ」と思いながら、チャンスを逃す手はなく、キャストすると、そのライズの向こうにうまく落ち、表層をブルブルしてたらグッと来て、ロープに掛かってロスト。
ま、欲を出したらダメですね。

しかし、あの池にバスがいるのは知らなかった。そして、ニジマスの小さいのを食べて巨大化するのかも。キャッチしたバスは40あるなし、その3周りデカイとなると、ロクマルじゃん!!ってことは、いい時期にビッグベイト投げたら反応するんじゃない?と思った次第です。

・・・にしても、寒くて30分が限界でした。そして帰りは暗くなると怖い&高速も怖いので、下道をジコジコ帰ってきました。