帰国しまして、さぁこれから休みまくるぞ~と思っていますが、現実はそうでもなく、仕事に追われています。
それでも休みは取らなきゃいけないって上司に言われるモノで、休みをいただいて平日の十市に船を出しました。
平日なら貸し切り~のはずが、すでに2艇出船の準備をしてる。しかもプチ知り合い。仕事しろよ~とか思いながらこちらも準備。
先に出た2艇をみると、1艇はドシャローのカバー打ち、もう1艇は手こぎで杭に固定してワームかなんかをネチネチやってる。
「これならわりと好きなことで来そう!」と、とりあえず2艇の様子も見ながらブレイクをブリッツで巻くことに。軽~く1周してみるモノの反応はなく、迷いが。
試しにシャローに入り、バジンクランクを引いてみることに。少し沖にあるカバーの際で出た!でも乗らない。しかし「シャローじゃん!!」ってことで、シャロー決定。ズ~~~~~っとシャロー、途中からは普段入れないようなドシャローにまで入るモノの、十市大回り1周何もなし。
ふとみると最初ドシャロー打ちをしてた船が深いところでバスをキャッチ。「え!」ってことで、狙いをディープに変更。鉄板やブレードジグで探るモノの、アタリなく、ロストも続き、萎えてくる。
ご飯とコーヒーでブレイクし、頭をリフレッシュして考える。「ディープやりきる自信ないし、それなら好きなことやろ!」と、再びブリッツでブレイクを回っていく。気温も上がり、風も朝は北が、南に変わった。チャンスかもと思っていると、ブレイクの深い側で、グッとブリッツを押さえられ、「アレ?!」 聞いてみるとグッグッと頭を振る感覚。「来た来た来たよ~~~」と思わず叫びながら、「バラしたら立ち直れない」と慎重に寄せる。見えたらバスだ。
ネットを取り出し、丁寧に掬う。やった~~!!35位だけど嬉しい。今年の初バス。
これで調子が出て、ブレイクを良いリズムで流していくと、今度はガツガツと来て、キュンと鋭い走り。これデカイんじゃないと思っていると、見えてきたのはデカヘラの背中スレ。しばらくやりとりしたらばれてしまった。でもさなかからの反応は嬉しい。ますます調子に乗って、また打っていくと、来た!1匹目より良い引き。慎重に取り込み見ると、腹パンパンの肛門真っ赤。完全なプリスポーナー。
良いリズムのまま進むとまたアタリ。でもバレ。しかし魚がブレイクに差して来た感ありあり。良い感じで進み、またアタリ。3本目。
ここまででブレイクの半分通過。残り半分でどんだけ釣れるの?という期待と、実は過去、風下でアタリが集中するという感じもあり、すでに風下部分終了で、不安もあり。
不安は的中し、ここから全くアタリなし。ブレイク1周を終え、2周目に入る。ここで、さっきのラッシュは「魚がブレイクに上がるナイスタイミングだったのでは?」と思いだし、「なら次はブレイクの上でしょ」と思い込み、また、朝一バジンに出た良い感じも捨てがたく、またまたシャローに侵入。
で、シャローでは全く反応なく、半周ほどで、ブレイクに戻り、アタリのあった周辺を何度も流し直し。ルアーをノーネイムに代えたり、ラトルの入ったものに代えたり、ブレイクの少し上を引いてみたり、といろいろ試したモノの、ヘラのスレっぽいアタリがあるのみで魚は釣れず。終了。
午前中の不調、不安からすると、何とか3本でも魚が捕れたのでヨシとします。
毎年のことですが、春は十市のブレイク周辺から始まり、ブリッツ、ノーネイムクランクと進み、シャローに乗っかったらワンマイナス、バジンやフットルース、で探り、ウイードが水面まで所々出るようになると全く潜らないノーネイムサーフェスへと進むというルートをたどります。そして、クランクに反応がなくなると、産卵も終わりに近づき、ノーシンカーワームの登場となります。