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久しぶりにバス

まずは、先日終わったシーバスフォトダービー、結局8位でした。ま、あのサイズなら仕方がないですね。でもでも、スタッフ賞をいただいちゃいました。期間中にスタッフさんが釣った魚のサイズに一番近い人がもらえるもの。で、賞品はがまかつのシーバスロッド。8.3フィート。リールがないのが問題だけど嬉しい!楽しませてもらって、しかもナイスな賞品が来るとは。

CA3I0030
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で、その竿が使いたくて仕方がないので、休みでもあり、出撃。最近通っている水中堤防の川。ある程度遠投できないとダメなので、格好の試験場。ルアーは久しぶりに新品で購入したヤマトJrスペックⅡ。 

投げてみると思っていたより硬めで、乗せるのに少し工夫がいる。いい感じに乗ればものすごい飛距離になるので、使い込んでモノにしたい感じ。
でも、ここでは反応なく、妙に暖かくなったので、「久しぶりにバスやってみよ」と思い立ち、こういう場合はあそこだと、高知市内の某水路へ。着いてみると、水路には浮草が浮いてる。まだまだ秋。で、ここはバジンでしょう!とバジンクランクHHを結んで歩いていく。とりあえず浮草の濃いところは残しておいて、別の場所を歩き打ち。しかし水路の端まで行って、2度ほど軽~く当たりっぽいのがあったものの釣れず、排水場では排水してる音が。水門まで行ってみると、放水してる。これはこっちやらなきゃと、急いで水路の上を急ぎ足で戻り、先ほど残しておいた浮草ビッシリの部分だけをやってみる。投げて確認すると、浮草の厚みは薄く、その下を泳がせることができる。夏にこの状況なら爆釣ダゼと期待を込めてやってみる。数投目、水路の真ん中あたりでガッと止められ引きが来た。これは貴重なので、バラさないように慎重に寄せキャッチ。ちっちゃいけどバジンに来たバス、うれしい!!

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なおも続けて打っていく。やや遠投し、引いてくると、またガッと止められ、さっきよりいいサイズ。結局2本釣れちゃった。

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車で少し移動し、放水口に入る。まずはヤマトJrを引いてみるが反応なく、スラッシュペッパーに替える。これにも反応なく、もう一度ヤマトJrに戻し、やや遠投で狙う。葦の岬を超え、ワンドっぽいところに来たらバシャ!しかし乗らない。流れは逆流なので、そのまま置いておくとその場でステイする。またアクションを入れると、バシャ!でも乗らない。その後何度も出ても乗らないを繰り返し、ストップ&ゴーを繰り返すと、ついに乗った!しかし引きは弱く、すぐ寄ってくる。で、キャッチ。まずまずサイズのチヌ。このサイズにしては引かなすぎ。これは竿の威力なのか?ま、いいや。その後反応はなくなり終了。

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終わってから・・・ 

ダービーが終わって、気が抜けるかと思ったら、釣りたい欲は満々のまま、休みの前日が雨という絶好のコンディションがやってきた。しかもかなり降ったので、荒れ後の爆食いが期待できる。
暗いうちから出動し、まずは放水口を見て回る。潮は大潮の満潮で、浦戸湾河川の足場は水没中。
第1放水口、出てる、でも第2が気になっていたので移動。
第2放水口、出てる出てる。ココは夏以降良い思いをしているので、ココでやってみる。
期待を膨らませ、静かに階段を降りる。ルアーはまず上からと思い、ヤマト
まだ暗いので、きわどい所は狙わず、流れの沖に投げて、カチョーンカチョーン。扇形に探り、足元、流れ出しの対岸を狙うも反応なく、ルドラSPに変更。プリプリッと引いて、ストップ&ジャークを繰り返す。反応なし。シンペンのアイマ・トリップに替える。これで一通りやっても無反応。
で、こういう場合のエース・スラッシュペッパーを投入。良いときはフォールでゴン!!そのフォールでは何も起こらず、リフト&フォール、対岸、沖とやってみる。対岸に入れて、底まで落とし、流れに流されながら少しテンションを掛けるという、最近アタッている方法でやっていると、コッ!鋭いアタリ。でも乗らず。次にも同じようなアタリがあったが、乗らず、その後反応も途絶え、ココを移動することに。
上流に向け、第3放水口。出てる出てる。ココは良い位置に階段がないので、ロープを使って静かに降りる。ヤマトで足元から攻める。沖に投げても反応なく、ルドラにもなく、スラッシュペッパーに変更。
やや沖に投げ、手前に流れる反流に乗って底付近を泳いでいるだろうバイブにコッ!と鋭い当たりがあるも乗らない。もう1投、またコッとアタリ、今度は乗った。鋭くそれでも軽めの引きで上がってきたのは小型のチヌ。ま、ボウズよりましか・・・

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ココはそれで反応が終わり、上流に向けたものの、堤防が工事で行きたい所まで行けず、Uターン。第2放水口に戻る。
水はまだ出ている。さっきのチヌで、ココで当たっていたのもチヌだと思い、スラッシュペッパーから始める。出ている水は、さっきよりやや澄んだ感じ。カラーもナチュラル系にする。足元からリフト&フォールでやるも反応なく、最後にのつもりで、やや遠投し、護岸際を引いてくる。リフト&フォールしていると、コココッと底を掻いた感覚。「護岸がそこまで出てるのか?!」とトレースラインをやや沖に修正したとたん、ゴン!と強い衝撃と同時に、重強く首を振る感覚が来た。「これこれ、これが欲しかったんだぁ」と寄せに掛かると、強い引きで何度もドラグを出される。PE2.5号にリーダー8号だからやや強引に寄せてこれる。それでも何度も反転しドラグを出されるが、ロッドもそこそこ強いので負けることなく、寄せきって、キャッチ。引きが強いのでもっとデカイと思ったが、意外と長くなく。しかしデップリとしたイイ魚体。メジャーをあてると、80行かない。大会は終わっているのでキッチリは測らなかったが、イイサイズ。

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その後ココでは反応がなく、第1放水口に移動。
しかし、先行者が2名、放水口を挟んでやっており、入るスペースがないので、移動。普段は行かない下水処理場の放水口へ。いわゆる玲子ちゃんポイント。児島玲子ちゃんがDVDで100越えのタイリクを釣った場所。ココは寒くなると、大量のボラが集結する。それを狙ってシーバスやアカメも来るらしいが、ボラをどう避けるかが難しい。案の定、毎投ボラがコンコン当たり、何度かはスレ掛かりで大捕物となった。50越えのボラの尻尾になんか掛かってしまうと、もう引く引く。しかしこれではダメなので、早々に移動し、朝マック。読みたい本もあったので、しばらく座る。

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第1放水口に様子を見に行くと空いていた。流れはまだ出ている。早速上からヤマト→ルドラ→トリップ→スラッシュペッパーとローテーションするも反応なく、ヤマトに戻し、沈みテトラの上を流れに逆らってほぼ定位させながらカチョ-ンカチョーンとやっていたらいきなりドッパ~~ンと出たモノの乗らず、もう1投。さっきよりやや沖のラインを通すつもりでカチョーンカチョーン。で、今度はドバ!っと出てグンと乗った。サイズはイマイチながら、50クラスのシーバス。ヤマトで釣れたので嬉しい。

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その後は反応なく終了。

毎年大会中には今回のようなババ荒れがあり、イイ感じに釣れることが多いのだが、今年は終わってから来て、「大会中に来てよ~~~」みたいな感じではあるが、ま、楽しかったのでOKでしょ!!

清掃からのシーバス

毎奇数月最終日曜は十市の清掃の日。聞くとすでに51回とか、頭が下がります。

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その前に朝練。雨で流れ出しに期待して出撃。
第1流れ出し、流れてません。
第2流れ出し、出てる出てる。期待とコーフンMaxで入る。いろいろ試してみるも、一度巨大ライズがあったのみで、ルアーへの反応は何も無し。昨日の釣れないリズムを引きずってる。

清掃、南国市や県土木の人も参加して和やかに終了。
後、清掃中に「ココ釣れそう」と見ていた十市水路の流れ込み攻め。良いときはどんなルアーでも入れれば釣れるのに何も無し。まだ釣れない系だ~~!

川に移動して第3流れ出し。出ており、手前から慎重に打っていくが何も無し。嗚呼~ダメだ~~!

第1流れ出しに移動。朝は出てなかったが、今は出てるし人もいない。最近はココであまり釣れてないが、やってみる。スラッシュペッパーで足元をさぐるが反応なし。一昨日手に入れたばかりのヤマトJrにチェンジし、石積みの際をカチョーンカチョーンとロングスライド気味に探っていたらドパ!シーバス65センチ。これでダービーはちょこっとだけ入れ替え成功。

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続いて、テトラ沿いに平行引きしてきたらヤマトの後ろでモワン!ストップを入れるとドバ!シーバス50クラス。

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今度は沖の澪筋ブレイクのシャロー側に入れると、何度も出て、最後に乗ったシーバス60弱。

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出ても乗らないが何度も続いたので、ルアーをポップxに替えてシーバス。50クラス。

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ポップxに飽きたか、出なくなったので、最近当たっているガニッシュにするとチヌ。

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こうなると、サイズはイマイチながら祭りじゃん!
その後試しに投げてみようと取り出したマラスにエバがきて、

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もう一度ヤマトにチェンジし、チヌのナイスサイズ。

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ココまではサイコーの時間だったのに最後にヤマトJrがプツーン!短いお付き合いでしたが、よく働いてくれました。ありがとう!

で、参考までに釣れまくってる間、頭の中では自然とあの曲と共にガッキーが踊ってた!ヤマトが切れた時にはピコ太郎。そういえジギング中は何度もガッキーの曲を思い出そうとしたものの思い出せずでした。

ま、付け足しです。

 

シーバスダービー

地元高知の釣具屋さん、岡林さんがやっている、シーバスフォトダービー、機会が合うごとに参加させてもらってます。釣った魚を置いて写真を撮るために、魚にダメージもあり、賛否もあるかと思いますが、自分的には励みになるので楽しませてもらってます。
そういう大会に参加していると、「今日は眠いから・・・」とかいう場合でも「頑張って出よう!」となったりするのでイイ感じです。
ただ、私にとってシーバスはかなり難しいターゲットになります。まだまだ引き出しが少なく、苦戦することが多いです。しかも、なるべく夜釣りはしないようにしているので、雨で濁りでも出てくれないと、なかなか厳しい。
先日年内のバス釣りには一区切りを付けたので、何度も海川に出てます。
11月でも暖かいうちはまだチヌが活発で、一度ビシッと寒くなってからがシーバスのシーズンだという気がしてます。

ではでは日を追って、釣果を書いていきます。
まずは11月9日 仕事帰りに浦戸湾奥。真っ暗になって、Pop-Xに出た!嬉しい。出た瞬間から軽薄なヘッドシェイクをするので、すっかり小さいものだと思っていたら以外とサイズもあり、一応計測し、メジャーを当て撮影。

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11月11日。ポッキーの日、ってわけじゃないけどペンシルでやってみる。コアユに小さいのが出た。コレで一応大会のリミット達成なので、撮影。

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11月12日。昨日感じがよかったので、同じ川に入る。まずは元気よくヒラの小さいのがコアユにヒット。その後少し移動して、船の下にいるヤツを狙い、潮上からアイウエーバーを流し込む。そこそこ入ったところでス~~ッと引いてくると、つられて船の下からシーバスが登場。そのまま吸い込んでヒット。フックが細いので慎重にやりとりし、何とかキャッチ。ダービー始まってやっと”スズキ”サイズ。計測すると62センチ。ま、小手調べ小手調べ。

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帰りがけにふと浅場を覗くとイイサイズのツガニが見えたので、てがってみると挟んできてキャッチ。コレはご愛敬。

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その日の午後、春野の川の様子を見に行くと、まずまず釣れて、最後はエバのボイルが発生。小さいルアーを引くと結構釣れて、中にはシーバスも混ざる。で、高知では珍しいバラクーダ稚魚もキャッチ。ルアーはスカジットハイドスイーパー

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11月17日。仕事帰りに仁淀の河口で、やるも反応なく、帰り気味に捨てキャストしていたら、ゴン!イイサイズの黒鯛。ルアーはプロズバイブ

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11月20日。暗いうちから出撃し、下田川中流部。手前にテトラがあり、沖には水中堤防のようなシャローが見える。実は前日にも入り、水中堤防付近で良いサイズのシーバスを掛けたものの、手前のテトラに擦られてラインブレイク。悔しい思いを晴らすために来たら、まずはチヌ。ルアーはガニッシュの小さい方。

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その後チヌが続き、対岸に移り、水中堤防手前のシャローでガニッシュに来た54センチ。小さいながら入れ替え。

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161120_0731

11月21日。昨日の対岸に入りガニッシュでチヌが釣れたモノの続かず、

堤防沿いをやってみるとで小さいのが連続ヒットしたり、手前で翻ったりが続いたので、ルアーを杉ペンにしてアピールを落とす。もう帰ろうかと思ったあたりで引ったくられて、62センチがヒット。コレでスズキクラスを何とか2本そろえられた。

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・・・となると帰れなくなり、杉ペンにも反応がなくなったので、ボイルトリガーに替えると小さいののヒットが続いた。

11月22日。下田川に行けば釣れるだろうとは思ったものの、あまのじゃくな気分で舟入川に。なかなか出ないモノの、ガニッシュにチヌとエバが連発。

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11月23日。祝日で普通の所でバッティングも嫌だったので、春野の川へ。ベントミノーで始めて、まずヒット。

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161123_0805

その後ガニッシュに替えてヒットが続き、

それなりに反応が良いので、久しぶりにバジンクランクを取り出すと、コレにも好反応。2枚追加。しかも最後は掛かったルアーに別のが食いつき、一時はダブルヒット状態に。出切ればコレをキャッチしたかったが、1つはバレてしまい残念!!

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161123_0901
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こうなると、ヘビーヒッターでもイケるかもと思いだし、替えるとこちらにもヒット。

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161123_0929

結局8枚ゲット。しかしチヌ釣りになってしまい、ノーシーで終了。

11月24日。前日雨だったので暗いうちから出水狙いで出る。第一放水口、水出ておらず。第2放水口出ている。コレはチャンスとばかり期待とコーフンMAXで入るも、反応なく、上流に移動。まずはチヌがコアユにヒット。そのまま歩いて入れる最上流でコアユにシーバスがヒット。返して打っていくと、所々シーバスは見えるがすべて投げると逃げる。前述の舟下シーバスを狙いに行くと今回は反応なし。対岸に入り、石積みをやるも反応なく、そのまま行くと来る時は出てなかった第3放水口から出てる。

ルアーは舟下狙いのアイウイーバーのまま放水口手前の護岸沿いをやっていくと放水口間際で出た!!まずまずサイズ。真っ黒の居付き君だ。やりとりをしていると、別の2まわりくらいデカイのが寄ってきてルアーを引ったくりだした。昨日もあったがダブルヒットに持ち込めないかとそのまま泳がせてみたが、掛かるにはいたらず。一応計ると54センチ。ってことはデカイのは80クラス?!デカイのが先食えよ~~~!!と思ったモノのその後反応なくなり終了。

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釣行回数が多いので、数はそこそこイケてますが、サイズが伴わない。自分のやり方ではダメだとは知ってはいるが、なかなか抜け出せない感じ。

ま、そのうちデカイのをどんとやっつけます。

 

 

 

帰国後初は・・・

まずは、リハビリを兼ねて、近くの川へ、トップチヌ。

ラウダーを投げると小さいのが出る。何度目かに乗って、ファーストフィッシュ。小さいながら嬉しい。

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場所を少し動いて、ラウダーを投げるが、イマイチ出切らない感じ。水面は風もなくフラットになったので、ペンシルに交換すると、いきなりヒット。まずまずサイズ。狙いが当たって嬉しい。

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続いてまたキャッチ。コレはちっちゃい。

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またまたヒット。ちょっと引きが違うぞ~~と思っていたら、グーグーさんでした。コレが来ると秋だなぁと思います。

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コレでリハビリ完了。

 

別の日、バス釣りがしたくて、十市にボートを出しました。気合い十分で、暗いうちに現地に着くも、車から出ると「寒っ!」

しかもそこそこ風も吹いている。朝からこの風だと、下手したら大風になりかねないと心配したが、せっかく来たのだし、出してみることに。

今日はミナモトゴローさんでバスを釣りたいという気持ちで来たので、とりあえず反時計回りにブレイクを中心に打っていく。東のブレイクは期待したものの反応なく、北の谷、西のテラスと回っても全く反応なし。この頃もう1艇出てきたが、どうやらディープに船を止めてやってる感じ。そのままブレイクからシャローを打って1周目終了。何も無し。他船を避ける感じで、西のテラスに入り直す。やや深いのかなと思い、ブレイクの下を狙い、ノーネイムフラット・バサクラカラー・クラウンを入れて見る。そこに当たるか当たらない位の水深をやっていく。南側に近づいた頃、グッとアタリがあり、慎重に合わせてキャッチ。40クラス。ファーストバスとしてはイイ感じ。

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また少し動くとアタリ。コレもキャッチ。さっきより小さいが、40あるなし。

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ココからしばらくアタリが途絶え、ふと見ると、赤い杭が徐々移動している。目を凝らすと、ア○マさんだ。近づいて挨拶を交わした頃から風が強くなってきた。Uターンして南のブレイクから西のテラスを打っていくが、反応なく、北の谷から東のブレイクに入ると、小さいのがヒット。でもバレてしまい、ココからバレの嵐が始まる。風はますます強くなる。東のブレイクから南のブレイクに向かうと、ア○マさんは「帰りま~す」と上がってしまった。直後、イイ感じのヒットがあり、ア○マさんを振り返ったらバレ。嗚呼嗚呼。これは良いサイズでした。

西のテラスでヒットがあるもののまたバラシ。風はヤバイくらいになってきた。北の谷から東のブレイクに入り、さっきの再現を狙うも反応なし。矢板の前にはオカッパリが入ったので、ここでUターンし、また東→北→西とまわり、途中からもっと深いと思ってウイグルワートに代えやっていると、西の終わりでイイアタリ。たぶん今日一。しかし乗り切らず。残念。

ウイグルワートからブリッツMRにして1周し、どうもアタリがないので、ノーネイムフラットに戻し、西から南とまわり、この頃には風が強く帰りたい気持ちも表れ、「もう1本釣ったら帰ろ」と頑張る。東のブレイクに差し掛かってやや気を抜いた1投、小さなアタリと弱めの引きで、何とか小さいのをキャッチ。とりあえず帰ることができると一安心。

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何とか3本キャッチできたものの、イマイチ。とにかくシャローには魚が見当たらない。強風で寒いしヤバイとイイワケばっかりの釣行となりました。

 

ご無沙汰でした。帰国しました

9月6日より10月いっぱい、船に乗っており、途中ハワイはホノルルに寄港しました。

沖ではイカ釣りをしてきました。今回はなかなか機会もなく、途中ロッドが折れるなど、あまりイイ釣りができたとはいえませんが、楽しみの少ない船中では貴重な時間でした。

メーンで使っていたロッドが折れたあとは、タチウオジギングの竿を初めは使ってましたが、弱すぎてうまく合わせが効かず、一度良いアタリが来たのに、バラした直後、隣に良いイカを釣られてしまうというキツい仕打ちも。ついにはベイトタックルを諦め、スピニングに変更後、結構使えるじゃんと思った次第でした。
結局バカイカはかなり釣れ、アカイカは2本のみ。ソデイカは釣れずという残念な結果でした。

高知入港前日は検疫錨地に錨泊しますが、ここでもジギング。春にはサメやタイが釣れ、楽しい思いをしましたが、今回はフグフグアジサバフグみたいな感じでイマイチ。ただ、釣れたアジを背掛けにしてそのまま投入したら、1度目は半分にスパッと切られ、「コレはタチウオかサワラか?!」と盛り上がったモノの、その後そのようなアタリはなく、もぞもぞしたアタリで合わせると、フグが入れ食いみたいになり、コレはコレで面白かった。

ま、この航海の釣りは全体的にパッとしないものでした。

ってころで今回は写真もなしです。

はぁ

船に乗ります。その前にこの夏を振り返ります

毎年のことですが、9月に入るとすぐ乗船です。2ヶ月で、ハワイに寄って帰ってきます。その間、このページの更新やメッセージへの返答が滞ります。ご容赦ください。

そして毎年この記事になると、夏の終わる寂しさに加え、乗船が近づいてくるという焦りにも似た感覚から少しブルーになってきます。

この夏、いろいろな釣りをしましたが、それらをまとめてみたいと思います。

この夏、新しく身につけたというか、開眼したのが、クロダイ釣り。
主に西日本で“チヌ”と呼ばれている魚はクロダイ・キチヌ・ヘダイが居るわけですが、普段私が狙って釣るのはクロダイとキチヌ。キチヌは普通キビレと呼ぶわけですが、今まで(この夏前まで)はチヌ釣りは、ほぼほぼキビレ釣りでした。キビレはデカくなっても50cmくらい。レギュラーサイズは35~40cm。これに対してクロダイはデカいのは70cmが居るらしいし、パッと見60cmはあるよ~ってのは見たことがある。
毎夏、チヌ釣り大会があり、参加してますが、今までやってたキビレ中心の釣りでは、なかなか上位に行けない。クロダイのデカいのをボンと入れられると太刀打ちできない。しかし、自分の持っているチヌ場はキビレばっかり。たまぁに新しい場所を開拓に行くも、思わしくないことが多い。
この夏は仲の良い釣り友から、クロダイの釣れる場所を教えてもらい、行ってみると、いきなり釣れた!
だいたいその釣り場やルアーとは相性があって、合う合わないは1発で決まる。
この場所は相性が良い!しかも今までのチヌ釣りは、トップにしろボトムにしろブラインドでやってたわけですが、今回はほぼほぼサイト。ルアーへの反応が丸見えなのでコーフンMAX&勉強になる。
結局この辺りのスポットでは計っただけで、50 50 48 46、5 46 と、キビレではなかなか出ないサイズを揃えることができた。釣り友には感謝感激です。
そして一つ成長できたような気がします。

この夏、ってか今年に入って、すでにアカメを3本上げてます。このページを始めてから初めて、年に複数のアカメを釣った。そんな中、油断というか雑なことをしてしまった反省を・・・
物事には流れとか運ってのがあって、それにうまく乗れるかどうは、不断の小さ積み重ねと、ミスをいかに削いでいくかが大切かなと…
いきなり何を書いているのかというと、先日バラしたのデカいヤツをまだ引きずってるわけです。
あれは魚体を確認したワケじゃないけど、はたぶんアカメだと思うんです。今年は皆が言う“アカメの当たり年”。私にも4月から釣れ始め、ここまで3本。しかし、3本目以降、ジャンプでバラシ、合わせが早すぎて乗せられずと続き、デカいのに2回ぶっちぎられ、チェイスをバイトに持ち込めなかったこと2回。とコンタクトにまでは行けてるのにキャッチできないが続いてる。
思い返せば、3本目を釣ったあと、4本目となるヤツをジャンプでバラしたのが、ズルズルのきっかけかなと。3本目がいいサイズだったので、4本目を掛けた瞬間「ちっちゃいや」と、やや雑にやっちゃった。で、バラしちゃった。この時は勢いもあり、「まだまだイケるぜ」だったのが、その後ガタガタと崩れ出し、今日にいたると。スポーツでも1つの小さなミスで流れが変わり、気付くと取り返せなくなっちゃう。
あ~~ココまで書いてクドいな~と思うのですが、消すのも勿体ないので、自分に言い聞かせる意味で投稿します!
先日バラしたっていうのの話は・・・干潮を狙って昼練。午前中に攻めたいつもの放水口、ファーストミッションは、朝練中に捕虜になったエース君の救出。無事任務完了。しかし魚は釣れない。

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第二放水口に移動。出てる出てる。ここは先日80超えのアカメを釣ったところ。その時以来の出水確認。しかし軽いあたりはあるもののそれ以上なく、ふと目をやると、なにかの尾びれがヒラヒラ。よぉく見ると、切れ込みがない。扇のような・・・ってアカメじゃん!!テーリング中のアカメは釣れないって聞くけど、とりあえず投げてみる。反応なし。数投目、体に触れちゃって、逃げちゃった。ちゃんちゃん。
そこで、あまりに釣れないし、最近釣ってないので、カニをジグヘッドにつけて、カニング。するとさっきまでの渋渋はどこに行ったと思うくらい一気に持っていくアタリ。久しぶりに魚キャッチ。

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その後続かず、移動。少し上流。ここではドライブシュリンプでキャッチ。

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アタリも遠のいたので、はじめの放水口に戻ってみる。まだ水は出てる。
色々ルアーを変えてやってみる。私には珍しくミノー(阿修羅F)をつけた2投目。テトラの際で水がモワン!と同時に強い引き。何かわからないけど、デカイ。そしてすごいランが始まるが、何かに掛かったような感覚。無理せず出す。何度も何度も走る。寄せては無理せず出すを繰り返す。しばらくすると、ラインの先にロープが浮いてきた。これをくぐってる。で、見ると、そのロープで折れ曲がって、魚の引く方向と、ラインの出る方向が全然違う。何度かロープを外そうとするするも外れず、魚はどんどん走る。魚が止まったと思ったら、全く動かなくなった。「ヤバ、何かに巻かれたかな」と思い、何度も引っ張ったり緩めたりするが全く動かない。5分ほど待ってみても動かない。ままよと強めに引っ張ると、ラインブレイク。この夏ここで、2本目のデカいのバラシ。悔しすぎる~~~~!!
これで気持ちが切れて、終了。
あ、その前に、帰ってきたエース君は仁属されました。殉職されました。嗚呼

新場所開拓

残暑・猛暑・酷暑です。当然昼間は釣りに行けません。死ぬかもしれませんから・・・

で、朝夕の短時間決戦で出たりしますが、オリンピックで夜更かしして、明け方を狙うとこれもかなりキツイ。そんなこんなで、あまり良い釣果にも恵まれず、しばらく放置してしまいました。

今朝は新しい場所・・・というか、以前何度か下見し、魚影の見えた場所に。潮は満ちで、かなり高め。堤防の先端は川のような流れ。その下に黒い魚体がチラチラ。サイズも55~60クラスもいる。

あ・・・チヌってか黒鯛ですよ。

魚影の沖を目指して投げてみるも反応はなく、何度かダツがルアーに付いてきただけ。
とある島の横にうまく着水したラウダーを1~2度ポップさせると、逆光で見辛いが、いきなり強い引きに。潮も速く、根もたくさんあるので、やや強引に寄せてくると、なかなかイイサイズ。ネットインして計ってみると・・・48。チヌダービーには50を2枚入れているので、入れ替えならず。
ま、イイか。

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小さな場所なので、背景はぼかします。
これは場所隠しっていうより、他の人に迷惑がかからないように。だって、ココに通ってる人もいるだろうし、ゴミのこととかもあるし。寂しいことだけどそうさせてもらいます。

クロダイ釣り

地元岡林釣り具様開催中のチヌフォトダービーに参加しているので、デカいチヌを釣りたい!と色々やってみたモノの、なかなかイイサイズに巡り会わない。

普段やる場所は基本キビレが多く、レギュラーサイズは35~40。荒れた後などに45超えも出るが、50を2枚揃えるのはまず無理。

フォトダービーのルールはルアーで釣ったチヌ2枚の長さを競う。毎年の記録を見ると、黒鯛2枚を入れて、100センチオーバーで優勝が多い。そして釣れた場所を見ると宇佐であったり浦の内であったり。

たまに浦の内に行って覗いてみると、デカチヌ(60クラス)が泳いでおり、ちょっかい出してみるモノの無反応または逃げるヤツばかり。で、諦めて、2枚で90いけばイイかみたいに落ち着いていたりもしました。

しかし、今年の夏、親しい友人が「浦の内で50超え連発」なるメールをくれ、場所も明かしてくれた。
そこまでされてはと、出掛けてみると…

水曜朝、友人より「また釣れましたよ~~!50超えが2枚」というメールが。で、出撃。着いてみると、真夏の真っ昼間のド干潮というあまりイイ条件ではないモノの、シャローをうろつく黒鯛がかなり居る。友人はワームの落とし込みで釣ったというものの、私にはその釣り方は難しすぎる。で、まずはベントミノーでやってみる。その2投目、ガッっと止められるアタリがあり、でもそれだけ。しかし、今ので感じがつかめた。ブラインドでのアタリだったが、喰ったのは激シャロー。そこから同じようなところを打っていく。しかしここからずっと反応のないままシャロー終わり。そこからルアーをバジンクランクに代えて返していく。戻りのシャローもそろそろ終わりだなぁと思った辺りでコッとアタリがあり、グッと乗った。引きはそこそこ強いが、ラインにも余裕があるし障害物も無いので、バレないように慎重に寄せる。真っ黒なイイサイズ。ネットで掬う。デカいじゃん!
大会なので慎重にメジャーをあてると…
んんん46、46、5かな。キビレではなかなか出ないサイズ。

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次の1投にもコッ でも乗らず、サイレントバジンにしてカラーも変えてみる。すると軽く乗ってエバ。

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しかしその後続かず、対岸に移動。
堤防の上から覗くと、居る居る。黒いのが。
階段を降り、堤防に沿って打っていく。だいたい100メートルに1回くらいの割でルアーに反応があるもののヒットまでは行かず、グルーっと回って湾最奥まで。
と、そのワンドの真ん中あたりで魚っぽい反応が。でもバジンでは届かない。水面は静かなので、飛びの良いアームズペンシルに変更し、思いっきり遠投。着水後数アクションでルアーの後ろに波紋が。さっきまでの感じで、止めない方がイイかな~だったので、ペースを変えずにドッグウォークを続けると、波紋も着いてくる。暫くしたら、ゴバッと水面が割れ乗った!と同時に強い引き。寄せてくるとさっきと同じサイズ。ネットで掬って計測。46センチ。

160803_1513
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今日だけで90超え。
戻り気味に打っていくと、反応はあるモノのストライクまでは行かずが続き、最初の場所に。さっきよりはだいぶ水が来ている。また風も強まってきたのでポッピーに変更して数投目、ドッパーンとデカいのが出たモノの乗らず残念。あれは今日イチだったなぁと思いながら反対側に投げると、またドカン!これは乗ったが、やや軽い引き。上がってきたのはキビレ。ここにもいるのかぁ。

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で、打つところもなくなったので終了!

木曜朝、昨日よかったので、調子こいて再出撃。朝から昨日の場所に入る。水はほぼ満潮。スロープまで来ている。そしてシャローを覗くと黒いのがあちこちしている。しかしゴミや芥も浮いており、少しやりにくい。まずは魚が見えたアタリに、といっても激シャローなのでサイレントバジンクランクの小魚っぽいカラーにしてナチュラル目に投げる。うまく魚の向こう側に落ちた。引いてくるとアクタの中に突入。その瞬間ドバ!でも乗らず。
しばらく様子を見ていると、2匹黒い影が見えた。距離的にも届きそう。投げると、ちょうど2匹の間のライン上に落ちた。スロー&ステディーに引いてきて、ちょうど魚の上を通過した時、1匹が反応。後ろから追いかけ、チュボ!クロダイはどうも吸い込みバイトっぽい音を出す。で、乗った!!引きは強いが、障害物もなくラインもそこそこ太いので、安心して寄せてくる。近づくと以外にデカイ。ネットに入れてみるとなおデカく見える。早速計測すると、50。やったやった!バジンで50釣ったぞ!

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朝一良いのが釣れて気が抜けたか、その後はズ~~~~~ッと打っていくモノの、釣れないが続き、神社の前まで行くと、それこそ60を超えるようなヤツが何匹もウロウロ。一度は反応したものの、乗らず、結局魚も見えなくなって終了。
あの見えるデカイのをそうしたら釣れるかはなかなか難しい問題ですね~
その夜は久しぶりに雷雨があり、そこそこ降ったところもあったので、金曜朝は浦戸湾にアカメ狙いで出撃。しかし思っていた出水はなく、色々やってみたものの、何もなく終了。

土曜は講習会。途中、探していたルアー(ラウダー)が買えるようになったと、岡林釣り具様から連絡があり、帰りに購入。

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日曜、もうラウダーを使いたくて仕方がない。で、講習会の前に出撃。ワン最奥のワンド、レジャー施設のロープに着いているのを前に確認していたところ。初陣ということで、まずは釣りたい。もうそれを結んで、もう1つをポケットに入れて、網を担いで始める。
湾の一番奥の流れ込み。一度魚が反応したものの乗らず。そのまま回って、ロープ沿いに投げて、パコパコ引いてくる。・・・と、ラウダーの後ろにもやもやができ、ドバッと出た。でも乗らず、その後もステイさせたりしたものの、それで終わり。そこからズ~~っと打っていったが、何か魚が明らかに減った感じで何もなく、戻る。で、また、ロープの所、「もう出ないよなぁ」と半分諦め気分で投げる。パコンパコンと引いてくると、いきなりバシャ!出た!!でも乗らない。そのままパコンパコン。チュバ!!と出て乗った~~~!!
魚はロープに絡めるように走るが、それをうまくかわし、岸際に誘導。わりとデカイ。「これバラしたら大変だぁ」とややビビるものの、うまくネットイン。しかし、メジャーも何も持ってきていない。車まではわりと近いので、戻り、計測する。ラウダーで初めて釣った魚だし、手が震え、汗が噴き出す。メジャーをあてると・・・・50だぁ!!

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ダービー的にはコレで50が2枚揃って初めてメーター台に乗せられた。しかも両方OSPだし、非常に嬉しい。しかもラウダーだし。あちこちにメールしてしばらく落ち着くのを待ち、講習会場に向かう。

ではでは、OSPファンとして、ラウダーのインプレッションを。以前並木さんとは、チヌをポッパーで釣る時にテールフックの羽が要るか要らないかのお話をしたことがあって、私は「羽の抵抗で飛距離が落ちることがある。テールでの誘惑よりも飛びが大切。また、羽バイトもあり、ない方がチヌにはイイ」と答えていました。そのときには「OSPでもポッパーを開発中です」ということではなかったようですが。それから数年経って、コレが出てきたわけです。テールには羽がつています。しかしバス用ですので、コレでイイと思います。
で、購入して投げてみると・・・よく飛びます。羽があってもなくても関係ないくらい飛びます。そして使ってみて一番心地良かったのは、フロントフックにリーダーが絡まないこと。コレ、ポッパー界では特筆すべきことではないでしょうか?せっかく良いところに入ってもフロントがリーダー拾っちゃうとそれでそのキャスト終わりですから。気分よく、テンポよく釣りする上で凄く大事なことだと思います。また、フックも纏わり付くようなバイトでも刺さりそうな感じで、ナイス。さすがはOSP、トータルで非常に使いやすい。しかもすでに実績も上がっている。そして待望していたポッパーですから、これから1軍に定着どころか、エースとして活躍してもらいます。

そして、黒鯛を狙ってみて感じたこと。キビレとの比較中心に。
黒鯛が10匹見えたとして、そのうちルアーに反応してくるのは1匹か2匹。多くはガン無視か、近くを通すだけで逃げていく。デカイのほど逃げ率とその距離が遠くからみたいな感じ。
キビレと比べ、ルアーへの反応は遅い。
キビレと比べ、何度もルアーに出ることは少ない。
キビレと比べ、吸い込みバイトが多い。
キビレと比べ、ルアーを止めると反応が終わることが多い。
ただ、長時間止めていると、かなり遠くから酔ってくることも多々ある。

以上のことから、黒鯛を(トップで)釣るには、ロングキャストし、スローでステディーなリトリーブを行い、反応があっても止めないで誘い続ける。一度出て、次に反応がない個体はしつこく狙わず、スルーして時間をあけて打ってみる。まだまだそんなに釣ったわけではないので、勝手な書き方になりますが、今掴んでいるのはこんな感じ。
あ!あと、トップに反応するのは激シャローの個体が多い。

アカメ~~~!!

前日よりやや強い雨が降っており、出撃を見合わそうか迷っていたが、ちょうど起きる頃に雨がやや小降りになったので出てみることに。
浦戸湾に着いてみると、全体的にカフェオレを少し薄めたような水色。いつもの放水口に行ってみると、水は出ているものの、濃いカフェオレの排水。以前このような状態でシーバスの入れ食いを経験してはいるが、最近気になっている別の放水口も見てみることに。
到着。見ると、放水しており、薄カフェオレの水に黒い一筋になって流れ込んでいる。「これチャンスじゃね?」と、やってみることに。雨は降ったりやんだりで、水位はすでに足場の護岸を超えている。ただ試すだけのつもりでアカメタックルに付いていたヨレヨレだけ持って始める。
1投目、流れを横切るように入れてみるが、流れは思ったより強く、うまく流せない感じ。そこで車に戻り、自信のあるバイブ、スラッシュペッパーを探し、たまたま目に付いたチャートタイガーを結んで入り直す。階段を下り、まずは放水口の手前角。過去にもこんな感じでシーバスの実績あり。ポトンと落とし、フォールを始めたらすぐにゴン!アカメタックルなので、強めに合わせ、一気に引き抜く。60クラスのシーバス。とりあえず1投目でナイス。

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リリースして2投目、今度は対岸の角。入れて、着底させ、ブルブル・フォール・着底・ブルブル・フォール・着底と底を小突く感じで引いてきたら、コン!合わせると、シーバスとは違った鋭角的な引き。でもアカメタックルでは簡単に寄せることができ、キャッチしたのは良いサイズのキビレ。ランカーの大会の時に釣れていたら入賞できるサイズ。これもリリース。

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3投目、また対岸に入れて、着底・ブルブルとやったところでゴン!!と来て、いきなり放水口奥にダッシュ!!ぐっと合わせて、耐えると、ドラグがジジジジ。重強い引きに「もしかしてアカメ?」などと思い始める。何度か奥に突っ込んだあと、方向を変え、今度は沖に走り出した。沖には特に何もないので、ドラグをやや緩め、走りたいだけ走らせる。ジッジジ~~~~~~っとしばらくドラグを引き出したものの、止まり、寄せにかかる。それでもときおりドラグを引き出すような強い引き。そしてカフェオレの水面にモワンと波紋。その後ドバドバドバ~~~っとジャンプ。「アカメだ!」しかもデカイ。そこからはよりいっそう慎重になると共に、ビビリも入り出す。「これバラしたらこの週末立ち直れないかも・・・」
相手も弱ってきたか、ジャンプも小さく、ときおり顔が水面に出るようになってきた。見ると、テールのフックが1本が上唇にかかっているだけ。早めにキャッチしないと、ヤバイかも。
今度は横に走り出した。その先には船がモヤってあり、変にロープに絡まるといやだ。また、陸側はエグレのある護岸になっており、過去この角にすられてどれだけの魚をバラしたことかと苦いことを思い出した。
仕方がないので、それまでは階段上でファイトしていたが、思い切って護岸の最先端までドブることに。足元の水深は思っていたより浅く、すこし安心。そして魚との距離を詰めていく。もうだいぶ弱ってはいるが、それでも何度か突っ込み、ドラグも出される。護岸への突っ込みも、ロッドを水中に入れてしのぎ、とうとう寄せきった。フックは1本のみだがしっかりとかかっているのを確認し、グリッパーを構える。口のやや横あたりに隙間が見えたので、そこをめがけて差し入れる。1発で決まった。魚は強いて暴れることなく、ランディング成功。デカイ。久しぶりのサイズだ。ただ、自己記録かどうかは微妙。早速メジャーを当ててみるが、手が震えておりうまく計れない。足場は浸水中なので、置いてしっかり計ることもできない。1人で、この場所で正確な計測は不可能と判断し、とりあえず、80は超えていることを確認し、尻尾を伸ばしたら85前後。ということで手を打った。写真も、震える手ではなかなかうまく写せず、何枚も撮った割にあとで確認すると良いのがあまりないという残念な結果に。見ると、口からウイードのようなものがピラピラ出てる。それを辿っていくと、喉の奥にフックが刺さっている。その先に伸びたラインのせいで、口の外側は少し出血してる。このままリリースするのがよいか、それとも外してやるのがよいか迷ったし、お試しのつもりで降りてきたので、プライヤーも持っていない。魚をここに置いて車から取ってくることも考えたが、その間キープしておく道具もない。仕方がないので、手で外してみることに。魚が大きいので、手はうまく口に入った。ラインを辿り、フックの元まで手が届いたものの、魚はそれでオエオエになったのか、喉の奥をギュッと締める。指が絞め込まれ、慌てて手を引っ込めた。勇気を出してもう一度やると、またオエオエ。今度はビビらず、針をがっちり掴み、何とか外せた。出血もなく、大丈夫っぽい。リリースに入る。ここまでほぼすべてを水中でやっていたので、しばらく立てておいてやったら最後にガブッと私の指を噛んでサヨナラ。たぶん生き延びてくれるでしょう。

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リリースの間腰をかがめていたら、裏モモが痛くなりしばらく休憩。回復したので、また対岸に入れると、フォールでコン!一瞬強い引きが来て、期待したモノの、上がってきたのはチヌ。でもかなりデカイ。大会なら優勝サイズ。リリース。

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その後しばらくアタリ無く、そろそろ終わりにしようと手前の角に入れてブルブルっと引き上げたらコン!またそこそこ良い引きで上がってきたのはチヌ。ん???何かさっきのに似てる。よく見ると出血跡まで一緒だったので、さっきのヤツ決定。それにしても30分も時間を空けずに、同じルアーによく食ったものだ。ってかそれだけ活性が高かったのか。
このチヌで一応終わった気がしたので終了。
今日釣ったすべての魚はスラッシュペッパー。カラーはチャートタイガー。スラッシュッペッパーに関し、今まであまり好きではなかったカラーだが、今日はハマった気がする。
久しぶり、そしてこのブログを始めて初めての80オーバーアカメ。嬉しい!
そして今年に入って3本目のアカメ。久しぶりに年間複数尾キャッチすることができた。どうやら今年の浦戸湾はアカメの当たり年のようだ。

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ちなみに次の日、また同じ流れ出しに行くと、周りの水は緑に戻り、流れ出しは茶色。潮はかなり引いている状態だったので、チヌタックルで奥打ちをやってみる。ルアーはデラブレイクにドライブスティック。ブルブル、ストン、ブルブル、ストンとやってきて手前に来たブルブルのルアーの下で、何か魚がギラ!っとヒラを打った。「もしかして・・・」と思い、少し投げてブルブルっとやったら、コンと来て、いきなりキュキュキュと走り出し、少し沖でジャンプ。ちっちゃいアカメだ!と思った瞬間バラし。嗚呼残念。その後も続けていると、もう一度アタリがあり、乗ってすぐにバレ。これはチヌかも。
水門、今年はアカメが付いているように思います。ただ、釣れた(食った)のは流れの出ているときばかり。流れがあればアカメ狙いをしてみる価値あり。また新たなアカメ場に出会えた。そんな感じ。