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釣れ出すと

続くモノですね。 先日まであれだけ頑張って釣れなかったモノが、先日のをきっかけに、釣れ出しました。 今朝いつもの場所の様子を見に行くと、良い感じに流れが出ている。 そしてそこかしこでシーバスらしきライズもある。 早速入って、トップから打っていく。何投目か、止めていたルアーにヒット、しかしばらし。 その後が続かず、ミノー→バイブと変えていっても何もなし。 しばらくみていると、排水溝から死んだまたは瀕死の小魚が流れてきており、それにライズしているらしい。手持ちのルアーではサイズが少し合わない。いったん車に戻り、車内をガサガサ。アイウェーバーとTDペンシルの一番ちっちゃいのを引っ張り出す。 アイウェーバーはフックに少し不安があるので、まずはTDペンシルを流れに乗せデッドドリフトさせる。何度がルアー近くの水面が盛り上がるも、ヒットに至らず、アイウェーバーに変更。 なるべくテンションがかからないように流していく。もう渓流の脈釣り感覚。 何投目か、もうすぐラインいっぱいというところで、下からいきなり湧いてきて食った!フックが怖いので、ドラグはゆるゆる。ジージー引き出されるが、幸いテトラや杭の方には向かわない。じっくり寄せ、キャッチ成功。62cm。

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まずまずでしょう。 続くかと思われたが、その後は続かず、潮も少し低くなったので、排水溝の穴打ちに変更。おくにいれ、ドリフトさせる。ルアーは超スローシンキング。手前まで来たところでピックアップしようとすると、またしたから湧いてきてヒット。さっきより軽い引き。キャッチして計るとこれも62cm。 次も穴打ち。同様に流して引き上げの瞬間にヒット。これも軽い引き。キャッチしてみると、丸呑み。咽の奥から小魚がみている状態。

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ホントアイウェーバーと一緒。サイズは62cm。ちょっとはでかいの食えよぉ~と思うも、満足満足。 しかしこれ以降続かず、小移動。テトラ際をポッパーで打っていく。1本ちっちゃいのをキャッチここで寒さに耐えきれず終了。 でもでも、ここしばらくのシーバス不調ぶりからは考えられない釣果。 この調子ででかいのをガツンとやっつけたいモノです。

やぁっと釣れた

ハワイより戻り1月、この間、地元釣具店の開催している”シーバスフォトトーナメント”なるイベントに参
加しておりまして、日々、デカいシーバスを追い求めていたわけです。
昨年は、そこそこのサイズ(60前後)をコンスタントに釣っていたので、今年は80以上でいってみよ う!!とか~るく考えていたわけです。
あ、ルールはおかっパリでルアーで釣ったシーバスをメジャーを添えて写真に撮り、様式に沿ってメー ルで送り、期間内に釣ったシーバス2本の長さ合計で順位がつくというもの。

毎日のように釣りには出ておりまして、チヌ・エバ・子シーなどはわりと釣れてはいたものの、”スズ キ”サイズは追ってきたり、出たりはするものの釣れない状態が続いていたわけです。

師走に入り、ビシッと冷え込んだ今朝、やっとスズキサイズが釣れました。しばらく追い求めていた だけに、非常にうれしい!!
サクッと釣れるのもいいですが、なかなか釣れない中結果が出るのもいいなぁと思った次第です。

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ルアーはジャッカルのボイルトリガー。ジョイントのペンシルポッパー(?)です。ちょっと小さくて飛びに難点がありますが、よく魚を誘い出してくれます。

 

帰国後

早速釣に行ってます。
ハワイからもどるとさすがに寒い気がしましたが、実はまだまだ秋が続いてる感じです。

まずは帰り際、桂浜沖でサビキにアジ、スパイダージグドライブクローでカマス。

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帰国後、まず十市にオカッパリ。寒い気がしたので、スローに。ドライブクローで1本、帰国初バス。

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次の日、通りに船を出して、まずはブレイクを1周。ブリッツで2本とライギョ1本。

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しかも2本目のバスがごく浅いところで食ったので、2周目は激シャローに突入。ルアーもバジンクランクに変更。2投目、ホテイの際に投げて、ストップを入れた瞬間ガッ!雷魚。

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ホテイ際を打ちながら行き、バジンをストップ&ゴーさせる。またストップの瞬間にストライク。

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このパターンでしょと1周すると、反応はあるものの乗らないことが続き、他のトップも入れていく。
結局トップのみでバス・ライギョ・ギル合わせて16本。まずまずでしょう。ルアーはベントミノー杉ペン杉ポッパー

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バスの次はチヌ釣。いつも行く川の上流から下流までサーチしていく。上流部反応なし。川の合流点でヤマトジュニアにいい反応。うまく乗った瞬間バレちゃった。見るとフックが1本折れてる。ああ残念。
より下流に入り、サミーを打っていく。何度か反応もあり、何度か乗ったものの、すぐバレることが続き、ようやくキャッチできたのはシーバスさん。

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リベンジに入った日、サミーやベントミノーに出て、乗るもののバレることが続き、バジンクランクに変更。すると上手く乗ってキャッチ。

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その後続かず、入直して、ノーネイムサーフェスに変更すると、また乗ってキャッチ。

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バジンに戻すと反応が良くなり乗るけどバレることが続き、ちょっと力んで投げたらパチ!切れちゃった。
リーダー組み直して、バジンはなく、ラトル音が欲しかったので、ボックスに入っていたバンディット・フットルースをチョイス。少し下りながら打っていくと、水面がバチャット割れてグッと乗った!引きは重く、なかなか水面に出ない。かなり手前まで来ても魚体は見えない。少し強引に浮かせてみると、なんとヒラメ。トップに出るとは・・・

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でキャッチ。まずまずサイズ。計ると50cm超。トップで初めてヒラメ釣った。嬉しい。

ハワイでは

ハワイではアウトドアクエスト様のガイドによりピーコックバス釣りを楽しみました。ウイルソン貯水池という小さなリザーバーですが、スロープもしっかりしたものがあり、ラージマウスバスもピーコックも管理放流されています。ほかにもプレコなどの熱帯魚系もいて、湖の中はごった煮状態です。

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水はステインからマッディ。ハワイの10月は雨季の始まりで、徐々に気温水温が下がり始める頃。通常ピーコックの産卵は9月頃までらしいですが、今年はまだダラダラ続いているようです。主な餌は2~3インチのシャッド。ピーコックはラージと違い、甲殻類や虫は食べないらしい。そしてシャッドの激しい動きに興奮してバイトするらしい。なので、スラッゴーに代表されるソフトプラスティックベイトのノーシンカーのトゥイッチや小さめのトップが有効らしい。というのがこれまでの傾向で、それに合わせてルアーやタックルを持っていったわけです。
朝、待ち合わせ場所でピックアップしてもらい、湖に出ました。ガイドによると、ハリケーンが近づいているので水を急激に落としているらしい。ちょっと厳しい感じかな?
この湖に浮くのはこれで6回目。まずはいつものフラットに。そこここで水面が割れている。まずはアロハスタジアムのフリマ(1$)で買ったバスアサシンのノーシンカーを投げる。岸際でいい感じのボイルがあったので、まずはベイトを岸に乗せ、ズルっと水に入れ、早めのトゥイッチ。するといきなりチェイスがあり、ドパンとバイト。そこそこサイズも良さげ。キャッチしてみると40クラス。o0530039813098654788

まだボイルはあちこちで出ているが、なかなか魚はルアーの反応しない。

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小移動してもう1本40クラスを追加したところで、ボイルは下火に。ここから岸打ちに変更して倒木群やブッシュを打っていく。
所々で反応はあるがいまいち乗らない。ワーム・シャッド・ペンシル・ポッパー等を入れていくがなかなか結果が出ない。そこで初めてこの湖で釣りした時に衝撃を受けたウイードレススプーンの早引きをやってみる。東北がクロスしたところの奥にフリップして、着底まで沈めて、超早弾きすると、スプーンの後ろからでっかいピーコックのチェイス。バイト!しかし乗らず残念!!!
その後、まだ産卵を意識しているであろう魚を見つけ、大きめのスイッシャーなどで怒らせてみるが、近くに来て、食わずに水をかけられて終わり。時間を空けて入り直し、ポッパーやペンシル投げるも見るだけ。ベントミノーの大きいのを入れて、トゥイッチすると食った!!乗った!!!デカイ!!!倒木の下に入られた!!!木に化けた。嗚呼残念!!でも、また同じポジションに戻ってきた。またしばらく時間を空けて、もう一度トライ。
ベントミノーの色違いを投げるが、今度は見るだけ。ガイドに相談したら、「これ投げてトゥイッチして」と渡されたのは、HMKLミノー。投げてトゥイッチされると食った!!乗った!今度も倒木の下にダッシュ!リールのクラッチを切って走らせる。ボートで回り込み聞いてみるとまだ乗ってる。ゆっくりと引き寄せ、倒木を交わすと今度は沖に出た。でも沖に出ればこっちのもの。そこからすごい引きとジャンプで楽しませてもらったが、時間的にこれがラストチャンスだけにばらしたら立ち直れない。ヒヤヒヤしながらなんとかキャッチ。メジャーをアテると52cm。やった50オーバー!!

 

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これで満足して本日終了。
結局ピーコック3本におまけのレッドデビル。
ガイド料はちょっと高いけどアマゾンまで行かなくてもピーコックが釣れるのは魅力です。

ごぶさたしておりました

9月のはじめより2ヶ月間、遠洋漁業に行っておりまして、昨日帰ってきました。
この間、多くの方に訪問していただきまして、ありがとうございます。
次回出港まで2ヶ月、頑張って更新していくつもりですので、お付き合い下さい。

さて、この2ヶ月間、マグロ延縄漁業をしており、途中ハワイに寄港しました。
マグロ延縄漁業というのは1日1回の漁業で、終わったあとは次の日まで少し時間が取れます。で、夜釣りをするのですが、太平洋のど真ん中というのは、生物相が貧弱というか、釣りの対象となるものがほとんど何も居ない。そんな中相手をしてくれるのはイカ。イカだけは世界のどの海域にもいて、頑張ってる。それとたま~に船の明かりにつくシイラくらい。

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イカ釣りというとエギングを思い浮かべるのですが、エギでも釣れないこともないのですが、エギで釣れるのは1キロくらいまでのバカイカと呼ばれる比較的小さなイカ。そして餌釣りで狙うのは沖のアオリと呼ばれるソデイカ(タルイカ)やアカイカと呼ばれるムラサキイカ。どちらも5キロ7キロになり、アオリについては20キロにもなると言われています。

このイカの餌釣り。餌はマグロ延縄漁業で余ったムロアジ。これを金串と言われる針につけ、2尋ほどのリーダーに、水中ライトを結び、ある人は手釣りで、ある人はジギングタックルにつけて釣る。アオリ狙いの時は浅めを、アカイカ狙いは深くが原則。そしてそういう意味もあり、少し荒れ気味で船が早く流れる時に煽りが出ることが多い。また、アオリは西経165度より東の海域に多いと言われている。
マグロ漁師さんの間では、アオリが最高で、それ以外は外道扱いだが、私はアオリもアカイカも面白いと思う。
今回は5キロほどのアカイカと3キロほどの煽りにとどまったが、いつかは20キロ近いのを釣ってみたいと思っています。写真に写っているサンダルは私のもので、28cmです。

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夏アカメ

私事ですが、明日より2ヶ月、ネット環境のない所へ出張です。
昨年末に始めたこのページ、おかげさまをもちまして、ぼちぼち覗いて下さる方もいらっしゃるようで、ありがたく思っております。
しばらく更新が滞りますが、復帰後もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、帰ってきたら11月になってますので、今年の夏アカメも終わってます。最後の週末、アカメを釣っておこうと、ちょっとマジに狙ってみました。
台風の大水からようやく復活してきた浦戸湾、とある橋脚に入りました。ルアーはニシネルアーワークスのデカビーツァ。SORAスペシャルカラー。なんか釣れそうな予感がビンビンするカラーです。そしてルアー自体は見た瞬間“コレ アカメ用でしょ?!”と思ったほど。
数投目、グシッという感触が。「ヤバ、根掛かった」と思い少し緩めたり弾いたりしたモノの外れず、ロストの恐怖と戦いながら強引に寄せてみると、ズズッと動く。そのまま寄せてくると、ずだ袋が。コレが釣れるって事は、底をトレースしてるって事。強ち間違いではないと変な自信ができた。

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その後しばらくやってみるモノの、反応無く、移動。
別の橋脚。入って1投目、ココは足元にテトラが入っている。足元のテトラに当たったと思い、ストップさせ浮かせてきた所で”コンッ”。アカメ独特のアタリ。しかし乗らず。群れで居るので他のが食うかもと思い同じラインを何度かトレースするも、反応無く、夜も明けてきた。
明るくなる寸前頃より、水面をイナッコが走り出し、それに何かが盛んにライズしている。アカメではなさそう。ルアーをルドラに変えてみるも、反応無し。水面があまりに騒がしいのと、魚が小さい感じだったので、小物タックルを取り出して投げてみると、水面を割るモノの、乗らず。そろそろ足場もなくなってきたので少し高い所に移動。打ちながら行くと、出たけど乗らず。もう一度同じラインに投げるとまた出た。今度は乗った。セイゴ。ルアーはガンフィッシュ

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コレサイズがトップに良く反応するようになると秋だなぁと感じる。少し高い足場も水没し始めたので堤防の上を歩いて戻る。途中、ふと見ると、護岸と底の境目に黄色がかったシマシマの・・・アカメじゃん!!サイズは40くらい。すかさずルアーを入れてみるも、逃げて行ってしまいました。
できれば夕方にもここに来てみたいが、その時間帯に足場はない。とりあえず峡は断念。

夕食を終え、暗くなりかけに出動。初夏の頃に実績をよく聞いた場所に入ろうと行ってみるものの、先行者らしき車が。三重ナンバー。「三重から来てるのの邪魔も何だし」と声だけ掛けてみる。今から始めるそうで、ほんの一足違い。まぁ、そこでそんなに投げられるスペースはないので、少し上に入る。ルアーはデカビーツァのまま。欲を言えば、以前の底調査の結果からも先行者のところが一級品ポイントではあるが、今の潮位ならここでもイケるはずと、投げる。
しばらくし、完全に暗くなった頃、先行者の前で、大きな水音が。単独ではなく、ザバザバザバとたぶん、ボラの群れが騒いでる音。ジャバジャバジャバジャバ。ザバザバザバ。ひっきりなしの音がし、水面が波立っているのが見える。たぶん、ボラの下には肉食魚が居るはず。しばらく指を咥えていると、群れがこちらに移動気味になった。「こっち来い、こっち来い」と念ずると、徐々にキャスティングディスタンスに入ってきた。投げてみる。ときおりボラがラインなどに当たる感覚はあるものの、何も起こらず、群れは通過し、静かな水面に戻った。しばらく続けたが、何も起こらず、集中も切れて終わり。ココは回遊待ちなので、粘ればとも思ったが、早めに切り上げて翌朝に備えた。

翌朝、まだくらいウチに出発し、昨日アタリのあった橋脚へ。期待を込めて何投もするが、何もなく、まだ足場もあるので、もっと上流に行ってみる。ココはかなり浅い場所。ルアーをルドラに変えて、それでも底に当たるので、当たったら浮かせて引いてくる。ふとみると、電灯の明かりで魚体がうっすら見える。ルアーを投げても反応無く終わり。この場所、ベイトさえ居ない感じなので見切って、最初の場所に。また気合いを入れ直して投げる。何度が水面が割れる音もあり、魚は居るようだが、ルアーには反応無し。明るくなり、足場も水没寸前になったので、また足場の高い所に移動。昨日アカメの幼魚を見た所まで護岸沿いを打っていくが、水草の切れっ端が多く、なかなかルアーを普通に引けない。しかし何度か反応もあり、ふと見ると、足元にまたシマシマが。昨日より小さめだが、コレもチャンスとルアーを入れてみる。ちらっと見た気もするが、そのまま行ってしまった。その後護岸を打ちながら行くと、ちびシ-がヒット。また続けていくと、またさっきよりはましなちびーシーヒット。

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その後、足元斜め前10mくらいからベイトがピッピと水面に飛び出し、その後ろから、赤銅色の分厚い背中に背びれをピン立ちにした完全メーターオーバーが水面を割った。そのまま岸までベイトを追って、凄い勢いでゴボッと吸い込み、そのままの勢いで反転。ものすごい波紋と、泡を残して消えた。このタックルでは全然ダメとお思いながら、とりあえず投げてみる。しかし反応無く終わり。しっかし、こんな浅い所まであんなデカイのが来るとは。たぶん色と動き、体の厚みからアカメ。この場所、小っちゃいのも居るけど、あんなデカイのも来てるんだ。
その後足場もなくなりそうと、切り上げに掛かったところ、少し先で、(コレは完全に魚体が見えた)シーバスのライズ。パッと見60~70cm。さっきのと比べ全然小さい。やはりさっきのは相当ビッグ。イイもの見せていただきました。

コレで、今年の夏アカメチャレンジ終了です。帰ってきたら諦めず年末までアカメもやってみます。

それでは皆さん、しばらくのご無沙汰となります。

釣りの奥深さ

先日ジギングに行った際お世話になった船長に、釣具店で偶然お会いして、その際に、先日の釣りについてお話を伺いました。
その日は、1人にアタリが集中してました。その理由を説明してもらいました。
使っていたジグはスローピッチ用の200g程度のもの。カラー云々ではなく、動かし方にキモがあったようです。

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スローピッチ用のジグは、それまでのジグに比べ、重心の位置やその形状から、フォールの時は左右にダートしながら横になってピラピラ落ちる。コレがフォール時にアタリの多い理由だそうです。ココまでは私も知っていました。
この日の話はここから先。この手のジグはジャーク(引き上げ)時にもジグが横を向き、左右に飛ぶそうです。そのときに、鋭くあおれば飛び幅が大きくなります。ただしこの飛ぶ方向を予測しコントロールすることは困難。船長曰く、フォール時に、魚はジグを見てる。または、着底音や砂埃で魚が興味を示し寄ってきている。そのときに、急にしゃくり、ジグが飛び、それが魚の方向に飛ぶと、「魚は逃げるモノは追って食うが、こちらに来るモノからは反射的に逃げるので、それでおしまい。」らしい。なので、第1しゃくり(?)はできるだけスローに、ゆっくりふわ~っと引き上げる。そうすると、横にダートせず、真上にふ~~っと上がってくる。それで「追い体制にさせといてから、しゃくって左右にダートさせる。」んだそうです。
そうか!と納得。そして、「どうしてその日に言ってくれなかったの?」と少し怒り。(笑)でも次へのやる気に繋がりました。次はコレを参考に大物ゲット!のはず。

もう一つ、船長は言いませんでしたが、この船にはスパンカが装備されている。ってことは風には立つ。船は風に立ちながら船尾から潮に流される。つまり、ポイントには船尾から入っていく。釣りしてるときに船長が「ココにストッパーが居るき」と言ったことにピンと来ました。全て船尾の彼の上手なジギングに魚が食っちゃったんだなと。次回は船尾から離れないぞっと!!

それにしても、ジギングひとつでも奥が深いんだなぁ~。そして、そういうティップをプロから聞けることも、遊漁の良さなのだと思った次第です。

次の機会は、ハワイ帰りの小笠原か、桂浜沖か?試してみます。

ジギング

土佐湾に1日船を出してもらって、ジギングに行ってきました。

狙いは、タイ、オオニベ、クエ、カンパチなど。
流行のスローピッチで挑みます。

04:45出港し南西に針路を取ります。海は凪の予報でしたが、思っていた以上に揺れました。おおよそ一時間航行し、第1スポット着。水深は約85m。130gのスロースキップの前後にフックを装着し、投入。魚探には良い反応が出ていて期待が持てます。まずは着底させスローにしゃくりピラピラッとフォールさせる。何度か底を叩き、少しリフトして、底から10mほどまで揚げてきて、またフォールさせるを繰り返す。しばらくやっていると、同船者がヒット。上げてくるとデカいエソ。少し期待外れ。また少しすると、「上げて下さい」と船長の指示。この間5分ほど。
船のプロッターを見ると、魚礁やハエの位置がぎっしり入っており、それを次々回る。攻撃的 な釣りの感じ。
2つめのスポット、操船しながら竿を出していた船長が少し緊張気味にファイトしている。しばらくたって上がってきたのはオオニベ。いきなりやってしまう船長。さすがです。
いくつかスポットを回るウチ、私にもやっとヒット。上がってきたのはデカエソ。嗚呼残念

何度か私にもイイ感じのアタリはあるものの、乗らなかったりファイト中にフックオフしたりで、なかなか思うような展開にはならず。その感じ同船者にもオオニベが来たりマダイやクエが来たりと、なかなか楽しい。
私にもレンコダイや小さなマダイ、そしてフグのダブルヒットなどがあり、そろそろ終盤。

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帰り基調で、先ほどより岸寄りを打っていく。とある岬の崎のハエ、私の竿に待望のグッと来るアタリ。頭を数回振り、じわーっと引く。それに耐え、根を切った辺りで首を2度ほど振られてフッと軽くなった。回収してみるとリーダーで切れていた。たぶん、丸呑みされて、先ほどの首振りにより歯で切れたのではないか?リーダーはフロロの40ポンド。コレでやられたら仕方ないかとも思えるが、かなり悔しい。アレが捕れてれば・・・とタラレバの世界。
その後別のハエに移り、アヤメカサゴを釣り時間切れで終了。

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帰港したのは18時。12時間以上しゃくり続けた腕はかなりの疲労度。
でも、心地よい疲れでした。

土佐湾でのジギングは何が来るかわからない本当に楽しいものでした。今回は残念ながらデカイのが釣れませんでしたが、機会があればまたやってみたいと思います。

アカメの聖地 四万十川へ


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「浦戸の方が釣れるよ」「四万十は最近全然ダメ」とか聞きますが、それでもやはりアカメといえば四万十川のイメージもあり、浦戸常連の私としても憧れはあるわけです。
で、西方面の釣り場に詳しい友達にガイドしてもらいながらナイススポットを教えてもらいました。

・・・とその前に、この日の計画は、昼間はチヌ釣りをし、夕方から船を出してアカメ狙いだったわけですが、先日の豪雨の影響か、私の船に不具合があり、出船を断念してました。

当日、待ち合わせをして、西に向かったわけですが、所々で雨。途中、日の差すこともありながらも、中村に近づくにつれ雨が多くなり、目的地近くまで来たら豪雨。しばらく車内待機。出発が遅かったので、待機している間に昼食時間となり、ポイントを見ながら移動。すると、雨は上がり・・・何ともタイミングが悪い。とある川の駐車可能場所を教えてもらい、シーバスの有望ポイントにも案内してもらい、そのままうどん屋さんへ。

昼食をとって、まずはチヌ有望スポットに。昼食前に見たときと比べ、明らかにひどい濁り。見ると、上流にある堰を開けた様子。そこから赤い濁流がとうとうと流れ込んでいる。しかしここで怯むわけにいかず、濁りの境目や、まだ濁りの来ていないごく岸沿いにキャスト。ここは普通ならバイト続発の場所らしい。しかし何もなく、少し下流に移動。畑の入り口からキャスト。対岸の護岸沿いにピタリと入った。「絶妙のキャストやね」と話をしていると、ボゴッと出た。そして、フッキングも決まった。今から思うとコレが最初で最後の反応だったわけで、よく乗ってくれました。ルアーは絶釣会杉ポッパー。のこポッパー、サイズの割によく飛び、そして乗りが良いので気に入ってます。

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サイズはイマイチながら、嬉しい。ガイド様、ありがとうございました。
続いては小さな船溜まり。ここも連続バイトがあるとのこと。しかしナイスキャストが決まっても反応が無く、終了。

第2スポット。ここは中筋川の、とある水門。中筋川は思っていたほど濁りが無く、良い水色。この水門、シーバス、チヌはもちろん、アカメの有望ポイント。私はチヌ&シーバス狙いのトップ。ガイド様はアカメ狙いのクランキン。
しかし、水門から流入してくる水が、ここも赤濁りで、しばらくやってみるものの、私には何も無し。一度対岸でシーバスっぽいボイルがあったものの、届かず。ガイド様には一度セイゴクラスのアタックがあったようです。

第3スポット。ここはガイド様が、先日の台風前にメーターオーバーのアカメをバラした場所。取り込みの最後の最後でバレた様で、サイズにも信憑性がある。ココではガチ・アカメタックルを手に取った。行ってみると、いつもある足場が水没しており、キャストできるとこともなく、終了。

第4スポット。ここは以前、私が船を出してアカメを釣った場所の少し上流。岩盤の淵エリア。濁り水と本流の澄んだ水が混ざり合わずにずっと続いている。その境目に岩が張り出しており、居るならココでしょ!って感じ。まずは先日のアカメ釣り大会の時から付けっぱなしのバイブを投げてみる。沖に投げ、少しドリフトさせながら底近くをリフト&フォール。その岩の張り出し付近に来た所でコツコツと底に当たる感触。思ったよりかなり浅い。次のキャスト、ちょこっと欲を出して張り出しを攻めてみる。コツコツコツグッ!!攻めすぎて根掛かった。引っ張り合いをするも救出できず。ロスト。次は以前から実績のBLITZ MAX DRを投げてみる。また、コツコツと底にあたる感触があるが、当たったら少し浮かすことができるので楽。何投かし、また張り出しを攻めに行くと、ガツッと根掛かり。コレも救出できずロスト。リーダーを組み直して、今度はルドラを投げてみる。
・・・と少し上流に入ったガイド様が「嗚呼バレた!!」と叫ぶ。シンペンで濁りの境を引いていたら食ったらしい。食っていきなり走ってラインブレイクだそうで、シーバスなのかアカメなのかは不明。残念。
しばらくルドラを引くものの、アタリはなく、終了。

チヌもやや消化不良、シーバス、アカメは全く無しでしたが、ガイド様のおかげで有望スポットや、駐車場所などが判り、非常に有意義でした。特に四万十川はデカ過ぎてどこから手を付けてよいかわからないので、こうして教えてもらえるとこが非常にありがたい。持つべきものは友ですね。ガイド様、今日は本当にありがとうございました。

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アカメフォーラムとアカメ釣り大会


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8月15日 高知市カルポートでアカメフォーラムがあった。
@アカメの遺伝的情報解析結果から分かることの報告。
@アカメ用ルアーとその開発過程。
@アカメの稚魚がコアマモ以外の水生植物にも付くこと。
@スズキ釣りとアカメ釣りとバラマンディ釣りとナイルパーチ釣り
について大変興味深い報告がありました。

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その後はアカメ釣り大会。ここのところアカメを全然釣っていないので、過去の実績場所をていねいに粘り強く打ち続けることを作戦としました。また、20時ころより足場がなくなる潮位のため、できれば明るいうちに釣ってしまいたいという希望もありました。
フォーラムが終わって速攻で早めの夕食をとり、第一ポイントに入ることしました。
第一ポイントに着いてみると、人もおらずラッキー!しかし覗くと物凄い濁り。「こりゃダメだ」と 第2ポイントを目指す。少し遅れを取ったかと気を揉みながら行くと、案の定先行者が。
第3ポイントに。ここにも先行者がいたが、タックルを見るとアカメではなさそう。声を掛けて反対側に入らせてもらう。ここは放水口。強い流れが出ている。バイブでもすぐ浮き上がってしまう。ディープダイバーなどを入れるが、なかなか思うようにいかない。しかも、この強流ではアカメはダメかもとか思っていると先行者は帰ってしまい、ポイント独占。そしてしばらくやっていると、流れが止まった。過去の例ではこの止まった瞬間に食いが立つ。バイブを丁寧に沈めリフト&フォールで誘う。何投目か、足元でシーバスが跳ねたかと思うと実はソイツがバイブを咥えていた。サイズはそれほどではない。アカメであって欲しかったがブログネタにはなるなと。取り込もうとすると、結構いい引きをする。何度か突っ込まれながら、しかしアカメタックルに70手前のシーバスではそれほど危ない感じもなく、キャッチ。

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その後何もなく、足場もなくなり、港へ移動。すでに日は落ち、真っ暗で、水色は見えないが、ゴミが多く浮いている。そこを丁寧に探るが1度何かが触った感じがあったものの、ほかに何もなく、集中も切れて終了。ちょうど車に戻った頃、雨が降り出し、雷も光りだした。翌朝にもう一度やってみることとした。
翌朝起きてみると、強い雨と切れ間のない稲光。5時終了の5時半閉会式なので、4時過ぎに家を出て、アチコチ見ながら行ってみるが、稲光が収まらず、時折すごい雨も降り、釣りどころではないので、閉会式場へ。閉会式直前にも豪雨があり、閉会式ができるのかもわからない状態。なんとかテントの中で閉会式が行われた。50数人が1晩やって67cmのアカメが1本釣れたようだ。場所はやはり海。川はどうしようもない状態だった。

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