今年5本目のアカメをキャッチ!
仕事帰りの浦戸湾。大潮の満潮近くで、足場は水没中。他より少し足場の高い場所を見に行くと、長靴でイケそう&水が出てる。
準備をしていると、ス~~~と車が停まり、中から人が出てきてこちらを見てる。「ヤバ、駐車のこととか言われるのかな?」と身構えると「スズキですか?ココ釣れるんですか?サイズは?」と矢継ぎ早の質問しかも超にこやか。「ココ結構釣れるんですよ。サイズはでかければ80とか」と答えると、「アカメは?」「釣れますよ、私はまだココで2本しか釣ってないですけど」「お!ベイトタックルですねぇ?リーダーは?ラインは?」とまた質問攻め。「リーダー8号にPE2.5号です。」「太いですねぇ」「これくらいでないと獲れないこともあるので」みたいな話をして入る。
まずは、シーバス狙いで、ヤマトから。テトラの上、流れのヨレなんかをやってみるも反応なし。ルドラに代えてやるも何も無し。もう真っ暗で、ライトも持ってきてないので、手間を掛けず一番自信のあるスラッシュペッパー、カラーはチャート&ライムで目立たせてみる。
足元、対岸、石積みの角、テトラの上、澪筋のブレイクと、考えられるラインを何度か通すものの、反応はなく、水位も長靴一杯一杯に近づいてきたので、「コレで終わり」のつもりで流れを横切るようにキャストし、底を取ってリフト&フォール。リフトはゆっくり、フォールは多少テンションを掛けて、流されながら沈める。このときルアーは微かに左右に振れているイメージ。最近このやり方で結構アタリを取ってる。何度かのリフト&フォールで手前まできて、ガガッとテトラに触れた。足元にはテトラが入っている。聞くようにリフトさせ、ゆっくりフォール。もう一度ゆっくりリフトしているところで、軽くコン!合わせると、乗って、軽い引き。勢いでそのまま引き抜くと、足元(水あり)に落ちた。ルアーは掛かったまま、足場の浅瀬をバチャバチャと泳ぐ。抜いた時のシルエットはシーバスでもないチヌでもない・・・アカメかも・・・で、テンパってしまって、魚を止めにかかり、何とか掴んだはイイが、ビチくられた拍子にロッドがポキ!しかし、この場合それよりも魚が問題で、とにかく何とかボガることに成功。小さいながらアカメ。もう今年はダメかと諦めていただけに嬉しい。
シーバス狙いの外道ではあるが、(ま、釣ったから言えるんですけど)釣り方はアカメ寄りだし。
見ると、ルアーは飲み込まれており、傷つけないように慎重にフックを外し、立てるようになるまで姿勢を補助しリリース成功。何とか泳いでいってくれました。おかげで水位は長靴オーバーで浸みてしまった。でもでもイイや!とにかく嬉しい。今年5本目のアカメ!!やったやったやった!!
帰ってから見ると、リーダーの先端は真っ白にガザガザになっており、小っちゃいくせにさすがはアカメと思った次第で、デカいのに呑まれたらファイト中に擦切られちゃうよなぁ。