月別アーカイブ: 2022年7月

ラババチチ+チ

2022 07 31
7月最終日曜日、若かりし頃は鈴鹿に燃えたりもしたが、ここ数年は十市のごみ拾いの日。奇数月最終日曜に、県土木や南国市と協力し、十市の池で釣りを楽しむ面々が集まって行っている。しかし、コロナの影響か、昨年からはやったりやらなかったりで、以前はSNSで告知もあったが、今日は無し。3月も告知なしで集まったので、とりあえず今日も行ってみる。
08:00から始まるので、その少し前にいつもの集合場所に着く。しかし、おなじみの面々はいない。今日はないのか…
池は前日からの大雨で、池の水位はかなり上がっている。ゴミ拾いがないなら釣りしましょ!ってことで、タックルを用意し、やってみる。
スロープの根本、には滔々と水が流れ込んでいる。その先にオープンスペースがあり、よく見ると、ライギョやバスが浮いている。とりあえずルアーには反応しない。
スロープを進みながら左右をやっていく。かなり根元から水がある。
水に入って進んでいると、後ろから声がかかった。振り向くと知り合いだった。いつものごみ拾いメンバーではない。情報交換をして、先に進む。
しかし反応ないまま戻ると、また、根元のオープンスペースにライギョが見えた。ルアーはドライブシャッド。投げるとライギョのやや向こう、調度ナイスなところに行って、ピロピロピロ~~ッと引いてきたら反応した!そのままパク!!で、うまく乗って、強い引き。思っていたよりデカい。強めに絞めたドラグも出されるが構わずゴリ巻きし、キャッチ。60くらいだろうか。

隣で見ていたのは先ほどの知り合い。「まぁまぁデカい」「でかいっすねぇ」などと言葉を交わし、「まだそこにもう一ついるよ」と知り合いにここを明け渡し、いつもの東岸をやっていくが、1つライギョが反応したのみで終了。潮が良いタイミングなので、川に向かう。

川に着いてみると、ド茶濁り、ままま、これは想定内。しかし、足場がまだ出ていない。しばらく時間つぶしで、この川に流れ込む水路でバス狙い。
まず水門。勢いよく流れてる。何投かするも反応なく、流れのない岸に入れると着水バイト!でいきなりいい引き。
キャッチすると、バス。30くらいかな?バス久しぶり~~
ルアーはラウダー60。

そのまま岸の影を打っていくが反応なく、途中からルアーをバジンクランクにしてやる。田んぼ内を流れるクリークの流れ込みでバシャ!キャッチ。小っちゃいけどバジンだと嬉しい。

これでココは終わり。戻ると、入りたいところに先行者が!はぁやっちまったぁ!!足場はしっかり出ているので、上流に向かう。

病院前に着き、タックルをジグヘッド用に替え、やってい行く。ルアーはドライブクロー2インチ。2投目からアタリがあるものの、乗らない。第2投、コンコンからグ~~~ッと持って行ってヒット。イイ感じの引きからキャッチ。岡林釣り具様のチヌダービーに出ているのでメジャーをあて、測ると、33㎝。まぁ良いでしょ。

続けると、またヒット&キャッチ。サイズは同じくらいの33㎝。

これで大会リミット達成。さらにサイズアップをと狙うも、アタリのみで根掛かりロストで終了。

まぁ午前中だけで、まずまずでした。

そして夕方、近くの港へ消しゴム落とし込み。

まず1バラシで、そろそろ港の終わり辺りで1枚。大きくはないが、本クロダイ。

嬉しい1匹で終了。ちなみにエントリーカードを忘れたので、メジャー写真は無し。

久しぶりなのに外道ばっか

2022 07 21 浦ノ内湾にキス狙いでボート出艇。

まずは最近調子がイイという情報の元、湾奥へ。水深は10mほど。投げて底を引いた感じヘドロっぽい。水色も悪く、船中反応なしで移動。
湾入り口の砂州付近。今日はデカキス狙いながら先ずは釣っときましょうってことで、安定の場所。
しかし、ここでも釣れてくるのはフグ、アマギ等々、外道さんばかり。

しばらく粘ったもののダメで移動。

一発大物狙いの宇佐大橋周辺。しかし食ってくるのはエソやトラギス。もぉ、シロギスはどこへ行った!!状態。

ここも見切って、離岸堤沖の竜の浜周辺。
風と潮に流されながらやっていく。

しかしここではチャリコの嵐。連発しまくり。

今日は嬉しくない。何度か流し直していると、同船者がキスをバラシ。続いてゲット。やっと来たかぁ!しかし続かず、飽きて、エサも少なくなってきたので、自分はジグに変更。

すると、グッと来て今日一の引きってか重さから上がってきたのはガッシー。でも嬉しいな。

続いてエソ。

ジグでも楽しめました~

結局昼過ぎまで5人でやってキス1本。はぁな結果。

悲しいな 若すぎるよ

私の釣りの師匠であり、カリスマルアービルダー マロ南氏が先日他界されました。69歳だそうです。
私より10歳上、いつでもカッコいい憧れのフィッシャーでした。

出会いは、町田の吉川百貨店の釣り具売り場の店員さんとしてでした。暇な時間に行くと、フライタイイングを目の前で見せてくれ、それを手渡してくれました。私はそれを持ち帰り、何度も眺めては触りまくってました。

何年か経って、村野さん、石井さんというお友達と一緒にキングフィッシャーという当時珍しかったルアー&フライのプロショップを町田にオープンされ、もちろん私は通いました。店の奥にテーブルがあり、そこでタイイングをしたりしておられました。
キングフィッシャーには当時ブームになりつつあった、ハンドメイドルアーの作り手も集まっており、私はよだれを垂らしながら眺めていたものでした。
そうこうするうちに南さんもルアーを作り出し、そのクオリティーは素晴らしいものでした。
その後、南さんは独立され、ハンドメイドミノー”マロ”を世に出し、生業とされました。
南さんとの約束で、希望の大学に合格したらマロを1本もらえることになり、其の約束は果たされました。今でも宝物です。

大学の途中で私は町田を離れ、南さんとの交流もなくなり、大学を出て、高知に就職したころ、南さんが体調を崩された、出身地の北海道に移られたと聞きました。どちらが先だったのか記憶に定かではありません。

北海道に移られてからは弟子屈でフライを中心としたショップを開かれたと年賀状が来ました。それから年賀状のやり取りだけは続けていました。
何年か後、家族旅行で北海道に行ったときに無理を言って弟子屈に宿を取り、感動の再会を果たしました。以前と変わらぬカッコよさで、家族もいるのについつい話し込んでしまいました。翌早朝、南さんに教えてもらった川でイワナも釣ることができました。

またまた何年か経ち、南さんがマロの制作を再開されたとのこと、早速連絡を取り、当時買えなかった珠玉のルアーを購入しました。届いたルアーをさっそく使い、釣果を報告したらとても喜んでくれました。

そんな感じで、年賀状のやり取りは続けてはおりましたが、先日SNSで亡くなられたことを知り、愕然としたものです。そしてマロルアーのHPにもそのことが掲載され、昨日、奥様からお便りもいただきました。

勝手に師匠と思い、いつも憧れの人だった人が他界してしまったこと、しかも、まだまだ活躍してくれるはずの若さで。何とも悲しくやりきれない気持ちでいっぱいです。南さんのご冥福をお祈りいたします。