2021年年の瀬 12月28日
数年に一度といわれる寒波が来襲する中、早朝より安芸から香織丸様に出してもらって、ジギング&タイラバ、正月の魚狙い。
06:30安芸出港とのこと、余裕をもって05:00出発。その時の気温は高知には珍しいマイナス。
そんな中、06:30少し前、安芸を出港し、船は南東へ。船長の話によると、ファーストスポットへは約40分の航行、水深は100mほどとのこと。ゆっくり準備を始める。海は凪少し波有。
まずは何から始めようかとボックスを覗く。水深100mならばと、クランキー170ℊに決める。テールフックには夜光タコを付ける。
スポット着。水深は110m。ま、想定内。
第1沈。着底、リフト、飛ばし、着底、リフトでグッ!強めの合わせを入れるが、引きが来ない。はぁエビだぁ。朝一なのに・・・
回収中に「はい、上げてくださ~い」この船長、ペース速いな。ま、イイ感じ。
皆が上げ終わるのを待ち潮のぼり。すぐに第2沈。着底後ス~~~ッと上げて、落として、上げにかかったところでグッ!からそこそこ引いて、上がってきたのはマハタ。一気に抜く。
幸先良し。嬉しい。コレで正月の魚最低限確保。
しかしここから無しナシの時間が続き、船内ではポツポツと当たるものの、ほとんどがガシラ。魚探を見ても、べた底に薄っすら映る程度。水深は移動のごとに深くなり、120m~130m。
そして、この船長のパターンとして、同じ個所を2回は流す。釣れればその回数は増えるのだが、ここで、1回目の流しはジグで活性の高いのを狙い、2流し目以降はタイラバで拾うのはドおだろうと…思いついた。で、試す。水深が深いのでヘッドは160gの夜光。ネクタイは黒赤のシマシマ、トレーラーはHPシャッドテール。落として15巻き、落として15巻き。次の巻き始めでグッと来た感じ。しかし引きはない。試しにスイープフッキングをすると重い。そのまま上げてくる途中、「上げてくださ~い」やや焦りながら巻き上げる。上がってきたのは小さなあやめカサゴ。ま。久しぶりだし。上げてみるとスカートは無しになってる。つまり、ワームだけ、超ヘビーテキサスリグみたいなモノだ。
潮登りし、スカートを付けずにそのまま落として巻く。落として巻いてを何度か繰り返したところで、グッグッグッとロッドが引き込まれた。そして重い引き。来た来た来た~~~!!ラインは1号にリーダー3.5号なので無理しないように、底を切ったところでドラグを緩める。何度か引き込まれながらゆっくり上げてきたらまたマハタ。抜くのは怖いので、船長にネットで掬ってもらう。「ありがとうございます」「もっとデカいのが上がってくれたらいいんだけどね~」「いやいやこれで十分です」と優しい船長であった。コレでハタ2本目。イイ感じ。
次沈、変な違和感から根掛かり、ロスト。なんだったんだろ?
ヘッドとスカートをライダーの130ℊに変更し、トレーラーはHPシャッドテールのまま。しかし、ここからもまた止まってしまい、東に東に進んでいた船は西向きに。そして、水深も110m~100mのレンジへ。
途中、一度、回収中のメサイヤショートにグッと来て、グッグッグッグ~~~と引き込まれ、止められないままドラグが滑りそのままフッと軽くなった。かなり上だったので、青物かな?
その後何度か場所を代わったものの、アタリが止まり、船長が「移動します。次は人工漁礁に行きます。水深は70~90m」で、しばらく走る。到着「水深は100m、底から10mまで反応有ります」そこで、入った第1沈。ジグはクランキー170ℊにドライブシャッドのちぎれたテールを付けたもの。落として、ス~~~ッと上げ、何度かリフト&フォールの後、上げたところでグッと止められやや引きがあって上がってきたのは小マハタ。ま、久しぶりでイイや。
潮のぼり後、2流し目なので、タイラバに変更し、落とす。巻く、落とす、巻くで、グッグっと引き込まれたものの、それ以上入らず、はぁ残念!!しかし、本で読んだかビデオで見たか…アタリがあったらもう一度落とせが頭の中に出てきて、落とす。着底即巻きにかかると、またグッグッグッと来て、今度はグ~~~~ッと入った!!そこで、追いスイープフッキングを入れると、ロッドが綺麗に曲がり、強重い引きが来た。1まずは一気に突っ込まれたのを耐え、巻けるところで巻き、底を切ったところでドラグを緩め、慎重にやり取りし、上げてくる。ここで船長が、「上げてくださ~い、この魚取ったらまた潮登りしま~す」と優しい言葉。それでゆっくりとファイト。何度も突っ込まれ、重い引きを感じながら、上げてきたら、マハタ。しかも、今日一。同船者に掬ってもらうが、尻尾から追いかけてなので怖い。それでもうまくネットイン。やったやった。クーラーからはみ出るサイズ。やったやった!!!
潮のぼり後、落として、巻き上げにかかったところで、またグッグッグと来た!しかしそれで終わってしまったので、もう一度落とし、巻き始めでまたグッと来てロッドが綺麗に曲がる。乗った乗ったで巻き上げると、先ほどよりは引きが弱いものの、たまに引き込みがありあがってきたのはいいサイズのアヤメカサゴ。
その後何度か移動し、アヤメカサゴを追加し、「ここ最後の流しです」で、最後に期待したものの、何もなく終了。
まぁ、止まった時間もあったものの、マハタを4本と楽しめた日でした。
そして、ジグを入れてダメならタイラバと、対応できたのも進歩かな?
そして、ジグとタイラバの2刀流でイケた2021年最後の沖でした。