久しぶりに真面目なワンデイ・バス釣り大会に参加してきました。
いつもお世話になっている、つりぐの岡林様が今年から始めた「Bass陸っぱりフォトCup」2017.07.30です。
あらかじめエントリーしておき、当日朝04:30に岡林土佐道路点に集合&スタートで、15:00池公園駐車場集合、表彰式のスケジュール。この時間内であればどこで釣ってもOk。琵琶湖でもフロリダでも帰って来れたらいいというルール。当然釣り禁止場所は×。船、ウエーディングも×。そんなルールの大会。
そして、同日、いつも行っている十市の池の清掃もある。コレは8時から。
・・・となると、両方参加し、しかも優勝を狙うには・・・・こんな作戦(皮算用)を立てた。
04:30受付と同時に波介川を目指す。朝一、まず最低でも45以上を釣って、時間の限りデカイのを狙う。(50入れれば勝てるでしょ!)その後十市に移動して、清掃し、その後はそのとき考える。というモノ、予定通り行けばそこそこの順位、うまくいけば勝てるって感じ。
プラとして、前前前日、波介川を上から下まで見て回る。最上流のプール。バスは見えないが流れはあり、朝ならイケるかも。そのまま上流部は水は少ないモノの、水質はまずまず。中流、水悪し、流れ込みの水量も少ない、浮きゴミにも魚はついていない。下流、水悪し。ってことで、当日は上流部で勝負。もし雨が降ったらそのとき考える作戦。
途中波介川ロコと出会い、情報交換。一番ホットな情報は彼が出ないってこと。これで勝てる確率がかなり上がった。だってポイントまるかぶりだもの。で、彼によると、上流部のブッシュをカマ持ってかき分けてフロッグで勝負らしい。私的にはそこはドライブシャッドでしょう!と、ほくそ笑む。
当日朝、雨は降っていない。0420頃お店について、ドライブシャッド4.5inを購入し、受付。ドライブシャッドは飛ぶし、動きも良く、上流のシェード横を通せば・・・とか言うイメージ。
気合いを入れてスタートし、一気に波介川上流を目指す。前後する参加者は居ない感じ。まだ夜は明けておらず暗い中、北原に着く。第一ポイントと決めた小さな流れ込みに着いた頃には薄暗い感じ。車のライトで魚を驚かさないように車を停める角度にも気をつけ、ドアも静かに開閉する。
第1投はオリカネムシと決めていた。まだ薄暗いので黄色を選び、流れ込みの口に投げる。調子よければ着水即バイト・・・のはずが反応なし。控え目アクションで引いてきて、引っかかりでは提灯スタイルにするが出ない。近くではバイトの音もする。だいぶ明るくなってきて、魚が見えるようになった。どうやら捕食音の主はナマズのようだ、他に、ニゴイや鯉、ボラ、小さな魚が見える。よく見ると、流れ込みの両サイドには40越えのバスが陣取っている。手前のヤツはやる気なさゲ、対岸のヤツはまだまだましな感じ。手前の鼻先にオリカネムシを落としてみるも、いやがる感じで胸びれバック。アイバムシの地味カラーに変えてみるが同じ行動。対岸のヤツ狙いにする。ちょうど良くブッシュの下に定位している。ブッシュに引っかけ、目の前でチョンチョウしてやると、食い気ある系の接近。しかし目前でストップし、様子を見てる。こちらもあえてステイさせる。そこから不意にチョン!相手はまた少し距離を詰め、見る。ここでも少しじらしてステイ、からの~チョン!で、パホ!!食った食った。しかし慌てて合わせてしまいすっぽ抜け。嗚呼嗚呼嗚呼アアアアアアアあああああぁぁぁぁ!コレでここは終わり。
気を取り直し少し上流に移動。ここでドライブシャッドの出番と降りる道を探すが、背より高い草に阻まれ水際まで降りれない。ロコが”カマ”って言ってたのを甘く見ていた!!
それでも、1カ所、溝があり、それに沿って水際に出れる。慎重に、慎重に降り、よさゲな所にドライブシャッドを投げるモノの、反応なく、また上流を目指す。
比較的大きな流れ込みの落ち込み。アイバムシであちこち入れるが反応なく、引っかかってもいいやとブッシュに入れると、下から魚が浮いてきて、パホ!やた!!で、今回はうまく合ったものの、柄が違う。キャッチ。痩せたラー様。
慎重にリリース。で、ここは終わり、また上流に移動。
一番上のプール。下見でバスを見ることはできなかったが、居るはず。偏光であちこち探すが見えない。足元にウキ草だまりがあるので、その上をトントンしてみるも反応なし。ここでルアーをシンクロ+ドライブシュリンプに代え、プールの落ち込みを平行に引いてくる。途中、一度コンと当たったが、乗らず、たぶんニゴイ。扇形に投げて探るが反応なし。ここでふと、パワークラブの液に漬けてやれば、臭いで食うかも・・と思いつき、漬けて投げる。その1投目、やはり食ったが乗らない。またニゴイか?そうこうしているうちに十市に移動の時間となり、前半の波介は終了。
波介から宇佐に抜け、海岸線を走り、まずは住吉のウエイイン会場を確認し、十市に向かうが、10分程ある。手前の水路で数投するも反応なく、十市へ。着いてみるといつもよりたくさんの人が集まってる。挨拶し、雷魚の話をして、ゴミ拾い。とにかく暑い。もう死にそう。ひとりでは絶対やらない。結局1時間程で終わり、いつもならダラダラ話をするのだが、今日は大会中で、まだ魚も釣っていないので、早々に退散。
国分川に向かう。流れがあり、以前に魚を確認している。しかも釣りにくいが魚はデカイ。
高知大医学部の前の流れ込みに行く。イイ感じの場所に魚はおらず、合流点まで下ると、小バスが見える。「まずはちっちゃいのでも釣ってリズムを・・・」と思い、てがってみる。しかし逆に翻弄されて終わり。そのままずっと下流に向けて打っていくと、所々にテトラ積みがある。そこにも小バスが見え、これらにも翻弄され、そのストレッチ終了。デカイのは1匹も見えず。もう暑さにやられる寸前。大会でなければ終わってる。そのまま国分川の下流を見ていくが、ピンと来る場所はなく、国分川終了。
コレでプランしていた場所は終了。路頭に迷う。暫くあちこちしていると、一宮駅の水路で見えバス発見。サイズは45くらい。ただそこはとてもクリアな流れ込みで、釣るのは難しそう。でも他に手もないので、やってみることに。とりあえず魚の居る場所は分かっているので、そこまではテキトーに打っていこうと、かなり離れた場所から始める。すると、岸沿いにバイクか何かが沈んでいる場所を発見。少し遠目から、アイバムシをキャスト。良いところに落ちて、ステイさせていると、下から浮いてきてバシャ!で、ラインがス~~~!出たよ乗ったよ!!しっかり針に掛けるためにスイープにフッキング。すると結構イイ引き。何度も走られ、ジャンプ!「お!そこそこあるじゃん」慎重に寄せ、ネットでランディング。ウエイインサイズの40はある。しかし、コンクリートは焼けて魚を置くにはヤバイ。溝の部分は陰になっている。近くには2リットルのペットボトルも浮いているので、それを拾って、水を入れ、溝に撒く。コレで魚を置いても大丈夫。メジャーと参加券を用意し、魚を置き、まずは測ってみる。44?43かな?ま、それくらい。で、写真を撮る。メジャーが多少緩むが仕方がない。次にブツ持ちで背景を入れた写真も撮らなければいけない。
やったやった!!普段なら大したサイズではないが、大会中に苦労した末に釣れ、非常に嬉しい。久しぶりに膝がガクガクした。丁寧にリリースして、もうコレで満足、ってか体が持たない。速攻で車に戻り、水を取り、どうするか考える。時間はちょうど昼。どこかで涼みながら昼食べよう。近くのファミマのイートインスペースで、食べながら、涼みながら、Wi-Fiを取ってネット。しばし休憩し、体も冷やし、ちょっと元気になった。でも外で釣る気はない。時間は1時チョイ過ぎ。ウエイイン会場に向かう。車から出るのが嫌だが、仕方ない。周りに聴くと、46とか47とか、この時点で勝ちはない。でもいいや、ウエイイン出来たし、そこそこには入れるだろう。
で検量が始まる。写真を見せ、サイズを自己申告し、係員に確認してもらう。多くがマイナスを受けている。でも、53cmとか言ってる。え~~~~!!50入れれば勝てると踏んでいたのに、高知のレベルを舐めてた~~~!!!で、自分の番、43なんて言うのが恥ずかしい。しかしマイナスはなく申告通り43cm。ま、44と言っても良いくらいのサイズだし。で、ウエイイン終了は3時、それまでここにいるのは暑すぎるので、また、コンビニで涼み。
15:00、会場に着くと、結構な人が集まってる。そんな中、結果発表。1位は鏡ダムバックウォータで釣った53,3cm。ルアーはドライブシャッド4.5。2位は住吉池で釣った53cm。って、え?!住吉で53?ルアーはサカマタシャッド。3位は下杉田の日御子で釣った47cm。ルアーはコレもドライブシャッド4.5。
その後はお楽しみ抽選会で、全員に賞品が当たり、終了。
自分の順位は結局8位。
ま、こんなモノか、ってか、上にも書いたが、舐めてました。次回あれば気を引き締めてやります。
でも、1日楽しめました。自分的にはなかなか釣れなかったけど、その分、釣れた時はドキドキしたし、この暑さなら結構上に行けるはずと自惚れもした。刺激的な1日でした。
主催のつりぐの岡林様、本当にお疲れ様でした。またやって下さい。