参加していた岡林釣り具様のシーバスフォトダービーが12月11日で終了しました。
最後の土日、サイズアップを狙って出撃し、何とか70超えを1つ入れることができました。
10日土曜、朝出撃。前日、最後、投げた拍子にバックラッシュ&ラインブレイクしたので、リールもメンテして、その第1投。試しに投げてみる的な感じながら、スケベ心はあるもので、釣れそうなラインをトレース。ルアーはヤマト。オイルを挿して、どんなものかと軽目にキャスト。バックラッシュも無く、以前より軽い感じでよく飛ぶ。で、テトラ際をカチョーンカチョーンと引いてくる。周囲はやや明るくなってきた。で、いきなりドバ!!出た、しかも乗った!!しかしすぐにバレ。嗚呼嗚呼~~ そんなに本気で投げてなかったので、出た時の心の準備ができてなかった。朝一コレはキツイなーと思っていたら案の定その後反応なし。
移動し、先週釣れた国分川へ。着いてみると(当然のことですが)、先週より潮が低く、水深なさ過ぎ。シャロー部分は干上がって歩ける。そのまま下っていけるところまで行くも反応なく、戻りながらやっても何も無し。最後と思い、橋脚狙ってキャストスト、コレが満点で、橋脚には当たらず、真近に着水。「コレは出るでしょ!」と少し間を置いてファーストアクション。ガツ!!あれ?何かに掛かっちゃったなぁ。ナイスキャストすぎ。で、何度も外そうと試みるも、全く外れず、しかしルアーは大事なヤマトなので、救出のために車に戻りリトリーバーを持ってくる。車までは300mほど。かなりの早足で往復すると、うっすら汗が・・・
足元は長靴。水深は手前は浅いものの、さすがは橋脚、付近はやや深い。リトリーバーの長さは5.4m、たいがいはコレで届く。リトリーバーを伸ばし、ラインに沿ってルアーに近付けていく。しかし、ほんの少し届かない。ジリジリ前に出ながらやると、ついに水深が長靴オーバーで、浸みてきた。ああああああぁぁぁぁ・・・・・・・こうなったら一緒だと、ズンと前に出ると、届いた。揺さぶってみると、刺さっているのは橋脚に絡みついた布。コレでは普通にはとれないはずだ。リトリーバーで押し引きするも、なかなかとれず、しかも長さが一杯一杯なので思うように操作できない。で、あと1歩前に出て、膝上までドブる。すると、操作は楽になったものの、それでもなかなか取れない。何度も揺さぶっている内にリーダーが切れてしまい絶体絶命。でも諦めず何度もトライすると、プカッと浮かび上がった。リーダーが付いていれば問題ないが、このままだと流されてしまうと心配したところ、うまい具合に橋脚回りの逆流に乗り、流されずにすみ、救出成功。師走の川にいい大人がドブって・・・・でもイイや、回収できたから。しかし、川から上がってみると見事に寒い。そのまま車に行き、長靴をひっくり返して水を出し、靴下を脱いで絞り、車のヒーター全開で帰る。
で、土曜は終わり。
11日日曜。ダービー最終日。暗いうちから出る。釣り場に着くとまだ暗いので、とりあえず橋脚の明暗の境目をやろうと川を下から上に見に行く。第一橋脚、それっぽい人が橋の上から川を覗いており、橋のたもとにはルアーメーカーのステッカーを貼った車が停まっているのでパス。こうなればいつもの橋だと、行ってみると誰もいない。ラッキと思い入る。しかし水面は静かで、何の反応もない。案の定ルアーにも何の反応もなかった。ココで微かに明けてきたので、やや下流に動き、以前イイ思いをした水中堤防を狙ってみることに。便宜上水中堤防とは書くものの、かっちりした四角い堤防が続いているわけではなく、シャローの終わりの縁に岩などがずっと続いて並んでおり、ブレイクをしっかり形成している。所々切れ目があり、岩の高さも違ったり、角度も変わっている。そんな感じ。ちょうど干潮の前後に岩の頭が出るくらいの水深。
まだ暗いうちは、川の真ん中あたりに漁師の仕掛けが沈めてあり、そのウキの場所がはっきりしないので、まずは手前のテトラを打つ。だいぶ明けてきてウキの位置がはっきりつかめるようになり、対岸近くの堤防の輪郭もはっきりしてきたので、遠投して狙ってみる。
そうこうしているウチに1つ下流の橋まできたので、橋脚も狙う。流れは下げで、そこそこ流れている。岸から2本目の橋脚の沖にキャストし、流されながら橋脚をかすめ、橋の向こう側を通す。橋脚と橋脚のちょうど真ん中あたりで、ドッパァンと出たモノの、ルアーには触らず、その後も変化無く、橋脚狙いは終了。
水中堤防打ちを本気でやり出す。できるだけ遠投し、ブレイク向こう側のシャローから引いてきて、ブレイク上でステイさせる。
何投目か、ステイさせると、出た!しかし乗らず、アクションを入れるとまた出た。でも乗らない。ルアーはヤマト。「チヌっぽいなぁ、チヌはまだトップにでるんだぁ?」と、「ヤマトでチヌ釣ったらそれはそれで面白い」と思い、しばらくチヌ狙い。シャローで引きつけてブレイク辺で食わせる作戦。それには何度か反応したものの、1度も針には乗らなかった。
上流を向いて打っていくと、前回イイサイズをバラした場所に着いた。今見ると、ちょうど大きな岩と岩との間が空いており、陰になっていると共に、そこがシャローとディープのイイ通り道になっている。流れを計算し、やや上流めがけ遠投。シャローを引いてきて、ブレイクでストップすると、スボッと吸い込む音が。でも乗らない。波紋が落ち着くのを待ってアクションを入れるとドバ!出た、乗った!!そこそこイイサイズだが、それほど引かない。どちらかというとこちらに向かって走ってくるので、リールを全開で巻きテンションを保つ。手前のテトラ付近で魚体が見えた。思っているよりデカイ。すると急に引き出し、テトラに潜ろうとする。
しかし今回のタックルは強いのでやや強引に寄せ、テトラの隙間に誘導し、しかも潜られないように浮かせる。掛かりを確認しそのままリーダーを持って引き抜く。上げてみるとイイサイズ。メジャーを当てると70超えてる。ダービー最終日にやっと70超えが来た。よく見ると、左目が少し濁っている・・・・もしかしてコイツは全開バラしたヤツでは?出た場所、見た感じの大きさ、ファイトの様子、そしてこの目は前回傷つけちゃったのかもと思った。
正確に計ると73センチ。リリース。
もう一度同じラインをトレースすると、ドバ!出た。しかも1発で乗った!でも、軽い引きでスイスイ寄ってくる。そのままゴボウ抜きにすると、50くらいのシーバス。
その後は反応なく、終了。とりあえずま、イイか位の感じ。
で、夕練にも出ようと思っていたら、昼過ぎから咽がイガイガし出したので、大事をとって出ず、ダービー終了。
サイズ的には不満が残ったものの、ニュータックル投入や、新しい発見もあり、釣りの幅は広がったのは事実。そして1匹1匹、いや釣れない時も自分の引き出しを増やしてくれたし、何より楽しんで釣りができたので、大会に参加してよかったと思う。