Warning: Illegal string offset 'id' in /home/net3/www/kochiakame/wp-content/plugins/jetpack/modules/contact-form/grunion-contact-form.php on line 1249
このブログの題名を「高知のアカメ釣り」にしたモノの、アカメネタが今のところあまりなく、少し心苦しくなってきました。
そろそろ暖かくなり、「高知のアカメについて情報収集」と思われる方もおいでると思い、まだまだ初心者のレベルですが、今まで掴んできたモノをここに書き留めてみたいと思います。アカメ釣りは初心者で、あまり人から教えられたこともないので、戯れ言と思って読んでいただいて結構です。ただ、初めて県外からアカメ釣りに遠征されるときに少しでも参考になればと思います。
ちなみに今まで6年間で、アカメを30本。最大85cm。80オーバー3本。バラシ数知れ
ず。釣行回数かなり。1回の釣行は2時間弱。目標は生涯100アカメ+娘の体重シュート(娘の体重以上のアカメを釣ること、早くしないととんでもない重さになってしまう!!)
1 アカメのいる場所・性質など
諸説ありますが、狙ってアカメ釣りが成立するのは世界中でも高知県沿岸だけだと思
います。その中で、確率が高いと思われるのは各河川の河口部。それと浦戸湾内。有名
な四万十川下流部も良いですが、なかなか初めて来て絞れないんじゃないでしょうか。
無難なのは、浦戸湾の流入河川です。川が落ち着いているときなら橋の上から覗いてみて、アカメを探してみると良いかも。結構見つけることができます。スズキに比べ、体色が
白っぽい。ボディーが太い(鯉と間違いやすい)。
こんな事もありました。とある水門に干潮のタイミングで行ったときに、足元でなにやら白
いモノがヒラヒラしてる。コンビニの袋が杭か何かに引っかかってるのかなと思い、近づい
ていくと、それは巨大なアカメの尾びれだった!もちろん数歩下がってルアー投げました
が、無反応で消えていきました。
とにかく、その気になれば見ることはできるんじゃないかと思います。で、見えればやる
気もアップして集中力も無くならないのではないでしょうか。
初めてやる釣りで、不安がいっぱい。何を頼って良いかがわからず、そのうちに集中も
切れ、訳がわからなくなってしまいがち。そんな時、何でも良いから信頼の置ける情報(場
所・ルアー・釣り方等)があれば、そこからアジャストもしやすい。一番手っ取り早いのは、
自分で見ることだと思います。
で、アカメを釣ろうと思ってからネットで色々と調べてみた結果、スズキに似た魚である。
というのが基本です。何が似てるって、食性が主に魚食性だと言うこと、海水域と汽水域
に多いこと、何らかの障害物に依存することが多いこと、そんなところではないでしょうか。
で、浦戸湾などではスズキ釣りの外道的に釣れることも多い。
スズキと比べると・・・スズキより海水好き。スズキより温水好き。スズキより深め(これは
海水好きとも関係あると思いますが)。スズキほど流れを好まない。餌も、魚はもちろん甲
殻類も好む(らしい)。性格的にいうと、スズキとバスの間くらいの感じかな。で、スズキより引きが強い。
こんなイメージでしょうか。
なので、ルアー釣りの対象となり、浦戸湾や各河川河口部が主な釣り場となる。
もっぱらアカメを釣ろうとしたときに考えることは、特に河川の影響のある釣り場では深い層を狙うこと。なぜなら、河川の水は海水より比重が軽いので、海水層の上に河川水層があり、なかなか混ざり合いにくい。その境目をハロクラインと言うらしい。で、アカメはその
ハロクラインの下側にいることが多い(らしい)。
2 アカメタックル
同体長で比較すると、スズキより引きが強い。だから、アカメを専門に狙うとすると、ス
ズキより強いタックルがお勧めです。聞くところによると、PE4号をバチ~~ンと切られたと
か・・・私はまだそんなのと引っ張りっこしたことはありませんが、それでも50LBのナイロン
リーダーを切られた経験はあります。でもでも、スズキタックル(シーバスロッドにPE1号)
で、60cmのアカメをランディングしたこともあります。だから、それくらいまでのサイズなら
シーバスタックルでも大丈夫。でも、もし、遠征組の人が、シーバスタックル使ってるとき
に、太刀打ちできないサイズが来ちゃってラインブレイクだと悲しすぎるので、アカメを釣ろ
うと思って高知に遠征されるなら、ショアジグロッドにPE3号くらいは必要かなと思ってま
す。私は、川で、橋の下で投げたりすることもあり、短めのロッド(シイラキャスティング用7
フィート弱)を使ってます。これなら80くらいまでなら獲れると思いますよ。メーターオーバ
ーとか、120とかいう世界は私はまだ未体験です。そんなのが掛かって、メタメタにやられ
たら考え方も変わるかもしれませんが、今のところ、大丈夫ではないかと踏んでます。もう
おっさんだし、パワーのあるロッドを振り切ることがしんどいっていうのが理由です。
上に書いた50LB切られたのは、まだ始めたばっかりで、PE5号をアブの6000番に巻
いてバスのビッグベイトロッドでやってたときのことです。このときは合わせた後のファース
トランの始まりの場面で切れちゃったので、リーダーに傷があったのかもしれません。
あ、アブのことを書きましたが、基本リールはスピニングです。ベイトは始めた頃に少し使ってた程度です。
3 アカメ用ルアー
アカメ用ルアーですが、12cm~14cmくらいのミノーが一般的でしょう。エキスパートの皆さん は、それに鉛を張ったりしてチューンされてます。11cmのフィローティングマグナムラパラ(Fマグ)」が餌だという方もいます。私の最大魚もそれで釣りました。レアが良いって人もい ますし、エアーオグルが最高だという人もいます。でっかい鉄板バイブを使う人もいます。 バス用のビッグベイトやスイムベイトも良いらしいです。私的にはまだ実績は上げてませんが、バス用のラバジやクローワームも有効かと思ってます。(友人はファットイカでデカイ の喰わせました。ばれちゃったけど) 強度が少し心配ですが、チャター系も良いんじゃな
いかな?アイスジグもイケるよねぇ的な・・・
狙う場所にもよると思うのですが、たとえば、水深が1mに満たないようなところでも釣れ
たりします。そんな所ではフローティングのバス用ミノーで十分だと思ってます。ただし、ス
プリットリングとフックはそれなりのモノに交換した方がイイと思います。バス用のノーマル
のままではフックやリングを伸ばされるって事は十分あり得ます。
シーバスと比べて、動きは大きめでもOKだと思ってます。なので、水深が3mとかいった場所では、ディープダイビングクランクベイトが有効だと思います。先にもいいましたが、深い層を狙うときに、ミノーでは潜りきらない。シンキングにしてラインをメンディングしながら送り込んでいく釣りもありますが、私にはまどろっこしくてやってられない。そんな場面で、 ディープクランクは有効だと思います。事実、今までに私はOSPのBlitz Max Drで何本
ものアカメを釣り上げています。これは、甲殻類好きという説にも合致するモノだと思って
ます。
バス用プラグをアカメに使うことについて、強度の面とかもいわれたりしていますが、今
までの少ない経験の中で、エイト管を引きちぎられたとか、(魚が掛かって)ルアーが割れ
たとかいった経験はありません。ま、強めにしたフックを伸ばされちゃったことはあります
が・・・
4 その他
アカメのアタリは、(PEを使っている場合)カツン!と来ます。スズキのアタリと比べ、金属的というか固い感じです。イメージとして、アカメは硬球を打った感じ、スズキは軟球を打った感じでしょうか。
で、カツンと来て、いきなりキュキュキュキュキュ(PEの糸擦れの音)と走ります。デカイ
奴だとかなりの距離走るでしょう。このときに竿が立たないと、そのまま伸されてバレることが多いです。私はこれを何度も経験しました。そのときまでは、リトリーブしているとき、穂
先とラインとルアーが一直線でした。で、走られて竿が立たず(当然合わせも効かず)、な
されるがままで終わり。このことに気付いて以降、リトリーブするときはラインと穂先に角度が付くように気をつけてます。そうすることにより、アカメが吸い込んだときに、穂先がお辞儀して、ルアーを口の中に送り込んでくれるように思います。ですから、あまりガチガチの
ロッドよりも、穂先はある程度柔らかく、バットで頑張れる竿が良いかなと思ってます。
で、ラインと穂先に角度があると、余裕ができ、合わせもできて、ファーストランにも対処
しやすい気がします。これに気付いてからバス釣りでも実践してますが、クランキンの時にバラシが減ったように思います。
いかがですか?参考になりました?
で、お願いです。遠征される方のみではありませんが、釣り場で出会ったら挨拶くらいは交 わしましょう。なんか、無言で後から来て、平気で人の横で投げる人がいます。一言「釣れま すか?隣良いですか?」あるなしで、気分は全然違いますので。そう言われて「ダメだあっち 行け!」ってことは高知ではまずないです。
で、初めて県外からアカメ釣りに来られる方、釣り場で声を掛けるのは凄い情報をゲットで
きるチャンスだと思って下さい。高知の県民性からか、わりと快く受け入れ、ポイントなんか
もピンで教えてくれたりします。もちろん(上に書いた程度の)最低限のマナーは必要ですが、隣で投げさせてもらえることも普通ですし、そんな中から凄いヒントを得たりできるモノです。場合によっては「ウチでメシ食っていけ、何なら泊まっていけ」的人もかなりいます。
もう一つ、どうしてもアカメの顔が見たい!といわれるなら、顔見るだけなら桂浜水族館や
四万十市ではあきついお館でOKです。
で、浦戸湾にはアカメを釣らせるプロのガイド船があります。東京湾や大阪湾にあるシーバス船みたいなモノです。それに乗ってみるのも手かなと思います。乗れば必ず釣れるわけではないですが、確率は確実に上がりますし、釣れなくても船長の貴重な話を聞くことができるでしょう。私もスランプの時利用したことがあります。
はじめまして。岸田と申します。来月、念願かなって初めての高知県浦戸湾釣行に行きます!詳しく記載のあるブログ、とってもタメになりました。ありがとうございました( ^^)/
すみません、ほったらかしにして。
釣れました?
またよろしくお願いいたします。