大阪に出張があり、帰りの便を遅らせて釣り堀で釣り。
子供の頃はおっさん掛かってて、よく釣堀に行っていました。
高知に来てからはいわゆる「釣り堀」がないこと、自然の釣り場が多いことなどからやってませんでした。
今回出張が決まってから、ネットで大阪近辺の釣り堀を検索したところ、駅からも歩いて行けるところを見つけ、行ってみました。
千里にある、南千里公園の中の池が鯉釣り堀になっているらしい。貸竿+餌を含めて1日1000円だそうで、良いかな。
池に着いたのは11時頃。管理事務所に行っても人がいない。しばらくするとおじさんが来た。釣りをしたい由を伝えると、「ヘラ釣りの経験は?」と聞かれたので、「ちょっとやったことあります」と答えると、それなりの道具を選んでくれた。で、餌を練ってくれ、竿立てとタモ網を持って「ついてきて」という。付いていくと、「ここらがよく回ってくるようです」と言って竿立てを用意し、底取りまでやってくれる。「鯉はヘラと違って底で食いますので」といい、水深に合わせて浮き下を調整してくれる。見ると1・5mほど。「結構深いんですね、さっきあっち(管理事務所の前)では底が見ていたのに」というと、「だいたい腰くらいはあるけど、あっちは土砂の流入があって浅くなってしまいます」と丁寧に説明してくれた。
釣り開始。1投目。しばらくすると浮きがピクっと動いた。合わせると何もない。しかもエサが残って付いてくる。え!みたいな感じ。練り餌にしては餌持ちが良すぎる。
ふと見ると、足元には小さな魚やエビがたくさんいる。池の環境は良好のようだ。
また、色鯉も入っているようで、そちこちで見ることができる。試しにその前に餌を入れても、無視、または嫌う。「結構スレてんなぁ」
アタリはたま~にあるものの、釣れないが続き、入れる場所を変えていく。オモリはウキの浮力より重いので、浮き下を変えなければ、浮きのトップの出る長さで水深の深い浅いがわかる。
正面はやや深く、手前は浅い。また、左は浅く右が深い。何度か打ち返していくと、正面やや右側にピンで深いところがあるのを発見。「変化でしょ」と思いそこを重点的に攻めてみる。この頃より曇り空だったところから雨が降り出した。パーカーのフードをかぶり集中していると、浮きが軽く食い上げられ、ス~ッと横移動を始めた。合わせると、一瞬グッときて魚が水面に。バチャバシャと軽い引き。鯉か?でも鮒っぽい。ネットに入れると小さな鯉。でも、まぁ釣れた。ボウズ回避とともに集中力アップ。
次の1投にも小さなあたり。合わせるとまたも子鯉。乗ってきたァ!
しかしその後あたりは遠のき、集中も切れてきた。周りを見ると、ポツポツつてている。池には6人の釣り人。割と均等にあたっている。
結局餌がなくなるまでやったものの、以降は釣れす、お腹もすいたので終了。
楽しかった。たまには餌釣りも面白い。
また機会があればやってみたい。