12月28日、正月用のタイでも釣ろうかと、灘の港からロマン号に出してもらって、やってきました。
今井釣り具様が運営している乗合船で、3人から出船してくれて、半日というか1400頃までで5500円とリーズナブル。テンヤでもよし、タイラバでもよし、ジグをしゃくってもよいとのこと。
06:30にお店に集合して、お金を払って、灘の港に移動し、乗船、出港が07:00。
この時期、07:00はまだ少し暗い。
今日の乗船は、こちらの知り合いが4人組に、知らない人3人の7人乗り。こちらはタイラバ中心、知らない人たちは生エサでのテンヤ。
ちなみにテンヤは、100ℊ800円で活きエビを買って使う。こちらはそれは高いので、スーパーで買った小エビを冷凍しておいたものを押さえに用意しておいた。
船長の指示で、タイラバ組はトモで、テンヤ組はオモテに陣取る。自分は面舵の最トモにする。
出港して20分ほど、第一スポット。水深35mほど。いわゆる砂捨てのチョイ沖の感じ。魚探には底から15mほどまでベイトっぽい反応がある。これはイケそう。朝マズメなので、高活性を期待してタイラバで始める。アンモナイトの60ℊでやってみる。ラインは1号、リーダーは12ポンドを3ヒロ。
第1沈、35mなら気楽だ。ス~~~~ッと沈めてトン!着底後すぐに巻き始める。20巻きほどして落とすを繰り返す。反対舷のオモテで釣れたようだが見えない。
こちら舷のテンヤの人も合わせる動きをして巻き上げる、ま、釣れてなかったけど。
タイラバ組には反応なし。
船長の上げてくださいの合図で巻き上げ、小移動。
第2スポットは5分ほど移動したところ。水深は35m。「ここもベイトの良い反応が出てますよ~」と、船長。この船長、水深やらベイトの状態を詳しく説明してくれる。魚探の見えない位置の自分にはありがたい。しかしここでも反応なく、「ベイトはいるけど潮があまり動いていないようなのでちょい深い所まで移動します15分くらい」
第3スポット、49m。ここで、アタリを取るために自分はここからテンヤに変更。12号の誘導式。このタイプは初めて使う。ま、テキサスリグみたいなものだとやってみる。
テンヤ第1沈、アタリかなと思われる感じがあるものの確信は持てず、とりあえず点検で巻き上げると、エビはしゃぶられたようになっており、やっぱアタリか、と、ならば次は違和感で合わせるかと思い、エビを付けなおし、再沈。
同じように着底から大きくしゃくり、スローにフォールさせるを繰り返すうち、何か違和感があり、巻きあげる。するとリーダーとPEがグチャグチャに絡んで上がってきた。おそらく、フォールの時におもりがリグと離れ、長いリーダーが折れて絡んだもの。解くのも時間がもったいないので、タイラバに持ち替える。そのチョイチョイ移動はするものの、反応なしが続く。
「また少し移動します。15分くらい。」と船長。この間を使ってテンヤの絡みを解く。なかなか埒が明かないので、テンヤを切り離し、リーダーを抜いていくと意外とスルスル行った。テンヤを結びなおし、リーダーにシンカーストッパーを付ける。
第4スポット、「59m。やってください」の合図で始める。しかし反応なく、「入りなおします」で上げると、また絡んでる。この誘導式には嫌気がさしたので、固定式にしてみる。
固定式第1沈。しばらくリフト&フォールしていると、「ここらから漁礁にはいいります。根掛気を付けて」と放送。「なら、ちょいしゃくりを押さえて、底狙い」とやっていると、軽いアタリが。で、合わせると重い感じ、引きはない。巻いてくると重いまま引きは無く、でも竿は普通よりは曲がってる。水面まで来ると、白い。小さいので抜くと、ヒレの長い熱帯魚的なやつ。船長に聞くと「それ、サクラダイ」とのこと。あまりい小さいので、写真だけ撮ってリリース。元気に泳いで戻っていった。
第2沈、フォールからリフトに入ると違和感。合わせえると明らかに引きが。「来た来た、やっと来た」と喜ぶものの、タイっぽくない。何度か突っ込み、弱めにしたドラグが出たりもしたが、何とかこらえて浮かせて来たら、赤い!タイかタイかと喜んだものの、オジサンでした。でもでも、やっとクーラーに入れれる魚キャッチ。
その後は何度も移動し、頑張ったものの、アタリは有っても乗らない(たぶんフグ)もあり、14:30「これで終わりです」で終了。途中、こちら舷の初心者っぽいテンヤさんが、デカ目のイシダイをキャッチ。
ま、半日ではあるものの14:30までやらせてくれて有り難い、でも、タイ釣りたかった!!
港に帰ってみれば、反対舷のテンヤ組は、そこそこ釣ったし、イシダイも釣れたので船的にはまずまずだったのかな?
とりあえず、ケチらずに活きエビ買えってことですかね?
ま、店も近いし、船も灘から出てくれるなら行き帰りは楽々で、値段も安いので、いい時期にリベンジしてみたい。