府中湖オカッパリ大会とウドンたち

過去に何度か参加して、あまりいい成績は残せていなかったタイガー釣り具さん主催の府中湖のオカッパリ大会。
今年で29回目らしい。これだけ大きな大会を30年近くも続けていることに驚き!

さて、今年もうちのクラブ活動として参加。03:30に家を発って、04:00第一部員をピックアップ、04:30第2~4部員もピックアップしてスタート。
土佐インターから高速に乗る。最近付けたETCがやや不調ながら、今日は無事にバーが開いた。(´▽`) ホッ

高速はほとんど車も無く、スイスイと香川入りし、府中湖インターで降りようとしたところ、バーが開かない。え?!係員さんが駆けつけて、バーを開けてもらって、事務室で手続き。確かに土佐インターで乗ってるまでは大丈夫で、「機械か、カードが汚れてるかも」ってことで、機械のクリーナーをもらって、終了。やや時間を食ってしまったぜ!この段階で06:00。まずは小手ならしに、近くの野池に向かう。やれるのは10分くらい。オーバーリアルを結んで手早くバンクを歩き探る。…と、一番奥のウイード際でバチャ!ちっちゃいけど朝一は嬉しい。


この池はこれで終わりで、06:30からやってるうどん屋さんへ。こんなに早いのにすでに人が並んでる。朝うどん県香川。美味しかったです。特にイイダコとレンコンのてんぷらサイコー!

で、大会に参加するため会場へ移動。途中、それっぽい車とすれ違う事多数。「07:00からじゃなかった?フライング?」と思いながら行くと、受付はダムの反対側。はぁ。かなり歩く。受付を済ませ、始める。

今日のゲストは川村コータロー君。スタッフが「コータロー君は08:30ごろに滝宮に行くと思いますよ」とのこと。なので、季節的なことや、やる場所の大きさなども含めて滝宮に行くことに。

滝宮に着くと、人がいっぱい。橋の上から見ると、入りたい場所にはまだ人がいない。ラッキー!
車を止めたいが、駐車場が空いてない。多くの車が路駐しているので、その列に加わる。準備をして、急いで例の場所に向かう。ココは、府中湖53の大会で50UPの優勝フィッシュを釣ったところ。

しかし、行く先には先行者。はぁ。仕方がないので、セカンドポイントに入る。ココでも釣ったことはある。しばらくやっていると、先行者が移動。すかさず入る。いつもより1m近く減水。ルアーはシンクロHPシャッドテール。タックルはスピニング。
300人くらいも参加する大会なので、珍しくフィネス。対岸にも、上にもひっきりなしに人が入り、平気でラインをクロスしてくる奴もいる。ままま、大人なのでやり過ごす。

しばらくしていると、上流よりデカ目のバスが2匹ス~~~~ッと泳いてきた。試しに投げてみる。思っていたより近すぎるところに落ち、プイッと反転。やはり相当スレていらっしゃる。しかし待っていればここに回遊があるだろうと粘ることに。ほかにいい場所を知ってるわけじゃないし。人を掻き分けてやるのもやだし。
2時間近く粘ったものの、再び回遊はなく、もう限界なので動く。しかし滝宮公園は人だかり。駐車場に上がるとちょうどコータロー君と出くわした。

下流に向かい、小橋の周りをやってみる。橋の上側にフローティングストラクチャーがあり、そこを丁寧に探っていると、グググっと来てストラクチャーの下に走る。止められず入られる。で、バレちゃった。はぁ。取れてればそこそこのはず。やっちまったぁ!!その後反応は途絶え、移動。
結局なにも無く、暑さもあり、半分諦め気分で元の場所を見に行く。すると綺麗に空いている。もう一度入ってみる。ルアーはドライブスティックのノーシンカー。
しばらくやっていると、上流からまずまずサイズのバスがス~~~ッと来て、ほぼ足元の岩穴に入った。ルアーを入れると嫌われて、そのすぐ横のブッシュに身を隠す。出て行った雰囲気はない。ちょうど上に草が出てたので、ひっかけてチョウチン釣りをしてみる。チョンチョン+ストップ+チョンチョン+ストップ+フォールといった感じで2~3分やっても反応無し。そろそろあきらめようかと思っていたところ、子ギルがワームのテールをつつきだした。そして横にプリプリッと引っ張っていったところ、急にスッとバスが浮上。色は真っ黒でやる気満々。そのままルアーをパホッと咥えた!すかさず合わせるときれいに乗って、強い引き。ブッシュから出て、いきなりジャンプ。「デカいじゃん、意外と」で、何度も突っ込みジャンプする。時には流れに乗って走る。試合中なのでもうハラハラ。これバラしたらもうチャンスはない。ものすごいプレッシャーのなか、何とかネットイン。ネットの中でもビトビト暴れて飛び出そう。何とか治めて、ひと呼吸。


要綱を取り出し、事務局に電話する。場所の説明がうまくいかないが、何とかなって、待つ。しばらく待つも誰も来ない。スタッフ溜まりのすぐ近くなのに。またしばらく待つも誰も来ず、もう一度電話をする。なかなか埒が明かず「スタッフが近くにいるんですけど」というと、「そしたら呼んでください」というので、近くのスタッフに声をかけると、「まずは電話してから」と言うので、「今、電話をしてて、スタッフを呼べ、電話に出してって言ってるから、声を掛けてるんです」と言うと電話に出てくれて対応してくれた。若いスタッフ。「その前に、警察が来て路駐の違反を取り締まってる」というので、「え、自分もしてる」というと「高知ナンバー?」と聞くので「そうです」と答えると、「急いで行ってください」と言うので「はい。バスはそこにいます」と指さして、走って車に向かう。行くと、警察官とスタッフが話をしていて、「すみません、すぐどけます」と言うと、「これ、オタクの?」と自分の車を指さすので、「はい、そうです」「こっちのは?」「連れのです」「連絡取れる?」「今、電話してみます」で、電話をして動かすようにして車に向かうと、「連絡取れた?なんかね、通報があってね。楽しんでるところ悪いけど、よろしく。」と優しい言葉。「じゃ、確実に動かしてね」で、お巡りさんからは何のお咎めも無く終了。神対応とはこのことを言うのだ!!ありがとう、やさしいお巡りさん。m(__)m

車を移動させて、急いで釣った場所へ戻る。そこにはスタッフが待機していて、検量してもらう。今までは長さだったので、長さならそこそこイケると思っていたが、今は重さらしい。釣った魚は長さはあるが、ペラペラ。重さは1295ℊ。そこまで詳しく測るんだ。で、参考までに長さも図ると、顎持ち状態で52.5㎝。やった、今年初の50Up。

 

リリースするとしばらく放心状態。この大会でやっと上位に入れそうな魚を捕れた。もう今日はこれでいいやと思ってしまう。そして、頭もバカになったか、重さの最後の数字95だけが妙に残り、いつの間にか重さを1950と間違ってしまっていた。で、知り合いに1950gをラインしまくった。恥ずかしい。

公園に上がり、ジュースを買って一息ホッとしていると、「顎に針が刺さった」と部員より電話!なんてこったい!!色々あるなぁ。で、現場に行ってみると、顔にワームをぶら下げた部員の姿が。ワームフックが大きいと簡単には取れないよなぁ。と思いつつ近づくと、意外と細フック。これなら自分も前に自分で取ったことのある大きさ。「動くなよ!」と言ってプライヤーではさみ、クックと引っ張ると意外なほど簡単に抜けた。血は少しだけ出てる。スタッフ溜まりにむ向かい、消毒液はないかと尋ねると、「ないけど、ウエットティッシュなら」と言うので、それをいただいて、拭いて圧迫させ止血する。軽くてよかった。

そうこうしていると、終了時間に。近くで美味しうどん屋さん、松岡に向かう。

すでにかなり混んでる。レンコンとイワシのてんぷらを取ってソッコーで平らげて移動しようと店を出る。

しかし、かなり待っても部員が出てこない。店内を見ると、まだゆっくりお食事を楽しんでいらっしゃる。はぁ。
やっと出てきて注意する。ここから閉会式会場に向かう。途中コンビニに寄って水分を補給させようとしたら、フラッペみたいなのを買ったのでまた注意。常識ってか、日本語ってか、こっちの配慮ってのが通じないんだね。コレで熱中症にでもなられたらこちらの責任だし、たまらんわ。

閉会式会場に行くと、コータロー君がすでにセミナー中。人だかりができていたので、日陰で休むことに。成績はまだ発表されていない。

セミナーが終わり表彰式が時始まった。ジュニア部門でクラブ員が9位入賞。そして自分は表彰台とか思っていたら、ウエイトは1295で8位。まぁまぁか。自分的には苦労して釣っただけに満足。この大会では一番いい成績。賞品はロッドスタンド。

こんなのいらないよ。7位はドカットだっただけに残念。その後じゃんけん大会して、最後はコータロー君に部員がサインをもらって満足満足で終了。

ここからは野池をめぐって最後はうどんで〆て終わるのが流儀。

帰り基調で、まずはレオマの3連池上野池、水はきれいだが魚は見えない。ウイードがいい感じに生えている。歩き回ってさっきのままのドライブスティックを引くと、後ろをワラワラと着いてきて、時折突っつく。見るとボディにはシマシマ。バスのフライだ。しかも大量にいる。ってことは順調にスポーンが行われたってこと。ってことは親も居るってこと。しかし、親サイズは皆無。堰堤まで戻り、見ていると、45~50ありそうなグッドバスが5匹、連れ立ってディープへ。いるじゃん!で、ルアーを入れても無視無視。

そこから少し動いて浮きウイードを攻めていると、足元に先ほどくらいのバスが2匹ス~~~。ルアーを入れると近寄ってきてみて、一瞬パホ!しかしすぐに吐き出す。超スーパーショートバイト。これでは合わせられない。

ここはそれだけで終了。

時間的に最後となるいつもの末池。着いてみると、人人人。この池にこんなに人がいたのは初めて。しかしここはポジティブに捉えて、「人がいるってことは釣れてるってことでしょ」と、やってみる。ルアーはそのままドライブスティック。木とヒシモの間、いつも釣れるところに第1投。フォール中にラインがス~~~~。スイープに合わせると、グッと乗って、イイ引き。40超えてるけど、ここは足場が高い。ラインを持って引き上げている途中にラインブレイク。ラインはフロロの5ポンド。気を取り直し、またドライブスティックを結び岸際を打っていく。「この池復活してるわ。今日は楽勝でしょ」と思いつつ。しかし釣れない、またはバスフライの猛攻のみで奥のリリーパットまで。ルアーをHPシャッドテールの3.5に代える。何度か投げていると、ハスの葉の際で、ドバ!ナイス~~と合わせるといきなりラインブレイク。弱っていたのかな?

これで本日の反応終了。この池を後にして、最後はいつもの恐怖(笑)のうどん屋つるやさんへ。ココ、うどんは抜群に美味いが、ちょっと怖いおばちゃんが注文取ったり運んできてくれたりする。そしてこのおばちゃんから”カツ丼”の注文を勝ち取ることがなかなか至難の業でうちのクラブでも語り草となっている。

しかし、今回、例のおばちゃんはちらっといたものの、注文を取りに来てくれたのは若い人。顔の感じが少し似ているので娘さんかな?そして、丁寧に注文を取ってくれる。しかし、合計カツ丼4つだったのが、最後の1つはできませんってことで、やはり関門はあったのでした。もちろんウマウマでした。

これまで苦戦していた府中湖オカッパリ大会で、色々トラブルもあり、しかもそれが一時に集中して焦ったりもしながら、初めてまともな結果を出せた。それは満足満足なのでした。ボトムアップになったコータロー君とも初めてお話しできたし。疲れたけど良かった良かった。

 

ちなみに、ロッドスタンドは同僚のもとに嫁入りしました。めでたしめでたし

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