第4弾まで来ました。アカメフィーバーは続きます。
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ファーストアカメを釣ってから約1月後、第2回のアカメ釣り大会に参加した。
今思えば、優勝に最も近かった大会かな?盆の頃なのでプラをかねて例の場所を中心にアチコチ回ってみた。結果小さいながら2本のアカメを釣ることができた。
@ 第2回アカメ釣り大会
8月16日 アカメ釣り大会初日。
05:30~07:00 大会とは関係なく家近くの川と港に行ってみる。ダメ。
15:30頃大会にエントリー。本部で少し話をし、一旦帰宅。専念できないところが辛いっす。夕食を済ませ出撃。
21:00~02:30 例のポイントに入る。潮は下げ。しばらく投げるが全く反応なし。そろそろ下げも底にきだした頃、ルドラで底を叩く感じになった。橋脚に投げ、引いてきたところ、いきなりコン!!でキュキュキュキュと強烈に引かれる。なすすべなく竿が立たないままフッと軽くなった。リーダー先端部で切れ。嗚呼!!古くなって少し擦れてきたリーダーをそのまま使っていたのが失敗の原因。ハァ・・・泣くに泣けない。デカかった。この前の85よりデカかったかもしれない。もしかしたらメーターあったかも。しかも一番の当たりルアー・ルドラ小魚カラーを持って行かれちゃったし。その前の釣行で85釣ったラパラはリップが抜けて殿堂入りさせてるし・・・実績ルアーがないじゃん!!大会なのに!!
・・・あ、そうだ、大会だった。落ち込んでる暇はない。1つアタったってことはまだ居るってこと。ルアーボックスを覗き、何にしようか考える。何となくロングAに目が行った。コイツにしよう。リーダーはすでに切れたからもう切れないだろうと勝手に思いこみ、替えることなくスナップを結んだ。スナップにロングAを付けた。このロングAは古いヤツでテールがヒートンになっている。そこにプロペラを1つ付けたチューンドA。プロペラがアカメに効くかどうかはわからないがいじってあるので愛着がある。
橋脚に向けてキャスト。プロペラがあるとはいえ、水面引きはやらずに少し潜らせ底に当てながら引いてくる。もう少しでピックアップっていうときにコン!!キュキュキュキュっと来た!!!本当の至近距離。またまた強力な引きに竿が全く立たない。そのままぐっと堪えるとまたフッと軽くなった。はぁ・・・またまたリーダーが切れた。アカメが背びれを出しながら逃げていくのが見えた。小さく見ても70はあった。2連続でリーダー切れ。大会で。アタマもキレた。しばらく呆然とする。
しかし頭の中では意外としたたかに策略を練っていた。策略というほどでもないが・・・ここは本来なら一息入れて、気分を変えたいところ。一旦川から上がり、コーヒーブレイクでもするのがよさそう。いや、待てよ、今、このポイントを空けたら誰かが入る。自分が入ってからも、対岸には何人かが姿を見せて、少し投げては移動していった。ここに入られたら釣られるかも。魚が居ることは確かだし・・・少しここで冷静さを取り戻す方がよさそう。そうだ、何か良いことを考えよう・・・
唯一収穫は、ロングAを喰ったこと、プロペラもイケルってこと。チキチータ、ルドラ、Fマグに続いて新たなヒットルアーが手持ちに増えた。プロップロングAはまだあるし。頭を整理し、少し深呼吸と背伸びをした。
キレた頭が冷えたところでリーダーを組み直し、スナップを付け、次は何にしようかなと思案した。月は満月、橋の明かりもあり、真夜中でも水面はかなり明るい。前の2本が来るまでの数時間、ルアーを取っ替え引っ替えやり引いてきたが、どうも明るい色系は良くないのではと思った。こんだけ明るかったらリアル系が良いのかな?そう思いルドラに戻したら来た。ロングAも黒に反射板の入った定番カラー。それならばと、手持ちで一番リアルっぽいのは・・・ハルシオンの女肌、コノシロカラーが目に付いた。よし、コレを試してみるか。潮は底にさしかかった。橋脚に向けて先ほどのコースを引いてくる。
また来た!コン!!キュキュキュキュ フッ で終わり。なぜバレた?今回も竿が立たないままだった。フックが伸びてるわけでもない。掛かりが浅かったか。
潮が満ち始めアタリも無くなり撤収。
後日明るいときに喰った場所を見ると、ちょうどかけ上がりの頂点あたり。そこから先
はフラットで浅い。ってか干潮の時には干上がるところ。
この晩の3本ともコンの後の猛ダッシュで竿を立てることもできずバレた。悔しい。コン+猛ダッシュ対策を考える必要がある。自分の癖で、リトリーブ中、竿とルアーが一直線になってしまっている。これをPEラインでやると、全く緩衝材のない状態になる。コレが一つの原因か。もう少し潜り系のミノーで、竿を立てて引いてきたらイイのでは?そう思った。そのためには、ティップがバイトを弾きにくい柔らかいモノが良いのではないか。そして、川でやることを考えたら橋の下での取り回しの関係から短めのロッドが良いのではないかと対策を考えてみた。
2本目をかけた時間帯で、少し下流でドバババババババというテールウォークが2回あった。誰かが大きめを掛けたモノと思われる。後日調べると、少し下流に降り口があり、その辺りで音がした。周囲には大きなカバーはなく、回遊してきたのが喰ったモノと思われる。
つまり、アカメは回遊しながらいくつかのポイントで餌を食うため少しの間ステイするのではないか。そこには何か有効なカバーがあるのではないか。
今晩の3匹もちょうど回ってきて喰ったのかもしれない。それにしても3匹ともたぶんデカかった。獲って入れは上位入賞、もしかしたら優勝に絡んでいたかも。最初の2つは自分の完全なミスだけにショック。
8/17 アカメ釣り大会2日目。
14:00からオークション。昨年同様、豊かにする会を豊かにするオークション。で、昨年同様、凄い値段で次々と競り落とされていく。競り落とされるというのには語弊があるかもしれない。あまり競らない。すぐ落札。ルアーが10円から。で、ルアー&リーダー(80LB)ゲット。特にリーダーはナイス。早速80ポンドと組み替える。(それまでは50ポンド)今日は切らせないゾ!っと
19:00~21:10 昨日のリベンジ。潮は満~下げ始め。もう少し引いて欲しいのが本音。水位が高いので足場は水没中。かなり深いが入る。短パンギリギリくらい。水位があるのでルドラSPを投げる。数投目、いきなりコン!キュキュキュキュフッで終わり。ルアーを引き戻してみるとセカンドフックが伸び、そこに口の肉片がかかっていた。残念!!
これもかなりデカイ。掛かりが浅く、フックが伸びた感じ。嗚呼またかよぉ!!結局その後何も反応無く大会閉会式があるため本当はこれからって時合いに撤収。後ろ髪ひかれまくり~~~
21:40~閉会式。結局2晩で11本上がり最大は82cm。もしかして4本のうち1本でもあげてたら優勝だったかも。2本釣った人が最多尾賞だって。全部獲ってたら当然・・・はぁ・・・こんなモンといえばこんなモンなのだが。しかし、あのポイントのポテンシャルは逆に証明されたのかもしれない。
@ 考察?
この1週間通って思ったこと
アカメ初心者に少し毛が生えた程度の妄想みたいなモノ。
* あのポイントはすべて下げのタイミングで喰う。
* わりと手前で喰う→橋脚あたりの最深部から手前(右岸)に向けて駆け上がっており完全なシャローの一歩手前で喰うことが多かった。
* コン後のいきなり猛ダッシュに対応する必要がある。→竿とルアーを一直線にしておくと、特に近くで喰った場合の猛ダッシュで竿が立たない・ラインが切れる・フックが伸びる等で対応できない。ドラグを弱めておくと合わせが効かない。→少し潜るミノーを竿を立てて引いてきたらどうか。→その操作を橋下で行うには短い竿がよい。
* アカメには回遊ルートがあり、あのポイントはそのルート上かも。下流で喰ったのも回ってきて喰ったのと思われる。ルート上に大きなカバーがあればそこにしばらく付いているのかもしれない。
* 喰うのはやはり底近くが多い。塩分の関係か。ただ、下げ底で喰ったことも多い。下げの底近辺では塩分の濃い水がわりと表層にもありミノーで届きやすいのかもしれない。
* 1週間で8回のコンキュキュアタリがあり獲れたのは2匹、しかも小さい。上手くファーストランを耐えたら追い合わせをする必要がある。
@ 出会い
大会が終わり、その後出張でアカメ熱が冷めるかと思いきや、4バラしのおかげでメラメラと闘志が燃え続けており出張から帰ってきたその日に出撃。
8/21 16:30~17:30 家の近くの例の(デカタイリクの)港。
シーバスかアカメっぽい釣り人が北側の防波堤に入っていた。挨拶をしてその場は投げずに移動。南側先端にはチヌっぽい人がいたので、防波堤の付け根の放水口で少し投げるが反応無し。しばらくするとチヌの人が帰ったので先端に行く。反応無し。対岸の人も帰る。バイクで来ていたようだ。
で、チャンスと思い、そちらに入ろうとしたら、またシーバスっぽい人が入った。結構メジャー なのかな?今まではあまり人を見なかったのでシークレットポイントかと思いきや、やはり狙ってる人は狙ってるのね。
この日は結局何も無し。
8/22(FRI) 同じ港
子供を保育園に送って港へ。今日は1日休みを取っている。北側で少し投げていたら昨
日と同じ人が来た。
挨拶をして、 私:「昨日も来てましたね?何釣りですか?」と聞くと
彼:「アカメです」。
私:「この近くの方ですか?大会出てました?」
彼:「はい、家はほんとにこの近く。大会にも出てました。でも、事務局の手伝いでタグ打ったりしてました。」
私:「そういえばテントで見たような・・・、で、ここは釣れるんですか?」
彼:「結構釣れるみたい」
私:「私、今年始めたばかりでわからないことばかりで・・・ 大会の時もここでやりました?」
彼:「大会の時は淡路の人を案内してくれっていわれて、こことは別のところ行ったんですけど、バラしちゃって・・・」
私:「結構バレますよねぇ。私も大会で4匹ばらして立ち直れなかったです」
彼:「そういえば4本バラした人がいるって聞いたなぁ」
私:「それ僕です。」
彼:「マジで、バラシ多いですよね。何でだろう?フックもシングルがイイとか言われて換えたけどあんまり変わりないし、(ルドラを見て)そういえばフック3つですね、で、テールフックは4本針ですか?」
私:「3本フックのほうがイイかなと思って。このルアー実績あるし。テールの4本はイイって聞いたので付けてますけどこれに掛かったらたぶん伸ばされますね。」
(と言ってルアーを見るとK-TENの2本フックがついていた)
彼:「合わせですかねぇ?結構追い合わせしたりもするんですが、なんか抜けちゃったするんですよね。」
私:「私もよく抜けます。で、たまに合わせたあと2~3歩下がって引き付けるようにやります。そしたらあまりバレないですよ。」
彼:「そぉかぁそういうのも手ですね。とにかく最近バラシが多くて・・・なん か、掛かっても顔の横とかで顔の鱗が付いてきたりします。下顎とかに掛かってくれるといいんですけね。ってか、あれだけ走るんだから勝手に掛かってくれてもイイと思うんですけどね。走った後でもポロッと外れる。」
私:「私はバラしてばかりで8月に入ってあまり獲ってないです。」
彼:「私も8月に入って獲れてない。ナゼだろう?」
私:「アカメが元気だからかも。7月ごろと引きがぜんぜん違うような気がします。」
彼:「水温も高いし、そうかもしれません。」
私:「昨日もそうですけど、明るい時間ですね、お会いするのは。」
彼:「ハイ、私わりと明るい時に釣ってます。明るいと喰う瞬間が見えたりで面白いですよ。」
私:「そうなんですよね。私もほとんどが明るい時間に釣れてます。宮崎では昼間のサイトでやるらしいですし。」
※このときはまだ宮崎のアカメ釣りOKでした。
彼:「そうなんですか。それも一つの手ですね。ココはもうやりました?」
私:「一応やったのでどうぞ。」
彼:「ありがとうございます。昼からはS崎に行ってやってみようと思って。S崎にもどうも居るらしいって所があるんですよ。」
私:「たぶん居るでしょうね。それでは私は・・・」
その後色々なサイトを見ているとこの人が出ていた。メーターオーバーも上げて、かなり
釣っている人というのがわかった。そういう人が通ってくるのだからあのポイントはアカメも実績があるはず。
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偉そうに語ってますが、今思うと恥ずかしい!