前記しましたが船で無電波が約40日でした。無事、こちらの2月16日0500時にホノルル港に入港しました。
沖では、マグロ延縄漁(操業)のあと、夜釣りを楽しみます。対象は主にイカ。回ってくればシイラなど。またイカの中でも釣りたいのは大型のソデイカ。最大で20キロを越えるらしい。いつかはと思いながら睡眠時間を削って竿を出す。
今回も機会ある毎にやってみました。操業前半、海域的になかなかソデイカには当たらず、ジグでバカイカと呼ばれる小型のイカで遊んだり、シイラで遊んだりをしてました。
操業後半、操業中にもソデイカが表層を流れていくなど、雰囲気が出てきたので、主に餌釣りに変えて挑戦してました。
操業が終わり、ハワイ入港に備えて、200海里の外側で数日間流すのですが、夕方にはジグでカツオやシイラを狙い、暗くなったら餌でソデイカ狙いをしていました。
カツオはDaiwaのスピードジグ旧旧型に来ました。古いジグですが、優秀です。
シイラも来ました。
そして最終日、そろそろ諦めようかと思っていたところ、100mまでラインを出し、仕掛けが落ち着いたと思った瞬間にズンから一気にドラグを引き出され10m程走られました。「これはデカイ」と、そこで慎重にスイープで合わせを入れるとまた走る。水深は4000mを越えてるし、当然根もない。船から遠ざかるように走られても全く大丈夫。それにしてもPE 3号に合わせたドラグを簡単に引き出すとは❗
その後何度か寄せては走られるを繰り返し、だいぶ弱ったか、それまではグ~~~~っと持っていってたのが、イカのグーグーっという引きに代わり、ラインもだいぶ巻けてきた感じ。それでもたまには出されるを繰り返し、ついには姿が見えた❗真っ赤になって浮上したソイツは今まで釣ってきた中でも最大に見えた。1人では取り込めないので、ギャラリーに頼む。網は取り出すのに時間が掛かるということで、ギャフ。チョイ心配だがやってもらうしかない。寄せてきて、掛けてもらい、上げてきたら、ずり落ち‼嗚呼バレたか❗と思ったが、ラッキーなことにまだ付いてる。もう一度「今度はどこでも良いから確実にやって」と必死に頼む。2回目、ギャフはボディーの1番厚い部分に掛かり、船縁まで持ち上げたが、重すぎて越えない。もう、竿を放り出してイカを船内に引き込み、何とかゲッチュー👍
デッキに上がったイカはデカイデカイ。自己最大間違いない‼記念撮影をして、重さを測ると船の揺れとイカの重さで手がプルプルして数値が定まらないが、10キロを越えたところで行き来しているので、10キロとしました。
残念ながら数字がハッキリとはしませんが、10.##と写ってます。心の目で見てください🙏
暫く放心状態の後、墨で汚れたデッキを擦ったもののなかなか取れずに大苦労。
その後は釣る気も失せ、終了。
イカを捌いて冷凍室に入れ、部屋で見るとズボンが真っ黒。かなり履き込んだやつなので、これで廃棄することに。捌いてみるとイカはメス。
この日は奇しくもバレンタインデー。男だけのむさ苦しい中、南洋のチョコレート色の彼女が体ごとプレゼントをくれました🎉💮😍🎆💕🙌
そんなこんなで最後に一発デカイのを当てて、気分良く終わり、無事ハワイにも入れました。
本日(ホノルル時19日1530)に出港し、また2週間ほどご無沙汰いたします。