月別アーカイブ: 2014年9月

夏アカメ

私事ですが、明日より2ヶ月、ネット環境のない所へ出張です。
昨年末に始めたこのページ、おかげさまをもちまして、ぼちぼち覗いて下さる方もいらっしゃるようで、ありがたく思っております。
しばらく更新が滞りますが、復帰後もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、帰ってきたら11月になってますので、今年の夏アカメも終わってます。最後の週末、アカメを釣っておこうと、ちょっとマジに狙ってみました。
台風の大水からようやく復活してきた浦戸湾、とある橋脚に入りました。ルアーはニシネルアーワークスのデカビーツァ。SORAスペシャルカラー。なんか釣れそうな予感がビンビンするカラーです。そしてルアー自体は見た瞬間“コレ アカメ用でしょ?!”と思ったほど。
数投目、グシッという感触が。「ヤバ、根掛かった」と思い少し緩めたり弾いたりしたモノの外れず、ロストの恐怖と戦いながら強引に寄せてみると、ズズッと動く。そのまま寄せてくると、ずだ袋が。コレが釣れるって事は、底をトレースしてるって事。強ち間違いではないと変な自信ができた。

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その後しばらくやってみるモノの、反応無く、移動。
別の橋脚。入って1投目、ココは足元にテトラが入っている。足元のテトラに当たったと思い、ストップさせ浮かせてきた所で”コンッ”。アカメ独特のアタリ。しかし乗らず。群れで居るので他のが食うかもと思い同じラインを何度かトレースするも、反応無く、夜も明けてきた。
明るくなる寸前頃より、水面をイナッコが走り出し、それに何かが盛んにライズしている。アカメではなさそう。ルアーをルドラに変えてみるも、反応無し。水面があまりに騒がしいのと、魚が小さい感じだったので、小物タックルを取り出して投げてみると、水面を割るモノの、乗らず。そろそろ足場もなくなってきたので少し高い所に移動。打ちながら行くと、出たけど乗らず。もう一度同じラインに投げるとまた出た。今度は乗った。セイゴ。ルアーはガンフィッシュ

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コレサイズがトップに良く反応するようになると秋だなぁと感じる。少し高い足場も水没し始めたので堤防の上を歩いて戻る。途中、ふと見ると、護岸と底の境目に黄色がかったシマシマの・・・アカメじゃん!!サイズは40くらい。すかさずルアーを入れてみるも、逃げて行ってしまいました。
できれば夕方にもここに来てみたいが、その時間帯に足場はない。とりあえず峡は断念。

夕食を終え、暗くなりかけに出動。初夏の頃に実績をよく聞いた場所に入ろうと行ってみるものの、先行者らしき車が。三重ナンバー。「三重から来てるのの邪魔も何だし」と声だけ掛けてみる。今から始めるそうで、ほんの一足違い。まぁ、そこでそんなに投げられるスペースはないので、少し上に入る。ルアーはデカビーツァのまま。欲を言えば、以前の底調査の結果からも先行者のところが一級品ポイントではあるが、今の潮位ならここでもイケるはずと、投げる。
しばらくし、完全に暗くなった頃、先行者の前で、大きな水音が。単独ではなく、ザバザバザバとたぶん、ボラの群れが騒いでる音。ジャバジャバジャバジャバ。ザバザバザバ。ひっきりなしの音がし、水面が波立っているのが見える。たぶん、ボラの下には肉食魚が居るはず。しばらく指を咥えていると、群れがこちらに移動気味になった。「こっち来い、こっち来い」と念ずると、徐々にキャスティングディスタンスに入ってきた。投げてみる。ときおりボラがラインなどに当たる感覚はあるものの、何も起こらず、群れは通過し、静かな水面に戻った。しばらく続けたが、何も起こらず、集中も切れて終わり。ココは回遊待ちなので、粘ればとも思ったが、早めに切り上げて翌朝に備えた。

翌朝、まだくらいウチに出発し、昨日アタリのあった橋脚へ。期待を込めて何投もするが、何もなく、まだ足場もあるので、もっと上流に行ってみる。ココはかなり浅い場所。ルアーをルドラに変えて、それでも底に当たるので、当たったら浮かせて引いてくる。ふとみると、電灯の明かりで魚体がうっすら見える。ルアーを投げても反応無く終わり。この場所、ベイトさえ居ない感じなので見切って、最初の場所に。また気合いを入れ直して投げる。何度が水面が割れる音もあり、魚は居るようだが、ルアーには反応無し。明るくなり、足場も水没寸前になったので、また足場の高い所に移動。昨日アカメの幼魚を見た所まで護岸沿いを打っていくが、水草の切れっ端が多く、なかなかルアーを普通に引けない。しかし何度か反応もあり、ふと見ると、足元にまたシマシマが。昨日より小さめだが、コレもチャンスとルアーを入れてみる。ちらっと見た気もするが、そのまま行ってしまった。その後護岸を打ちながら行くと、ちびシ-がヒット。また続けていくと、またさっきよりはましなちびーシーヒット。

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その後、足元斜め前10mくらいからベイトがピッピと水面に飛び出し、その後ろから、赤銅色の分厚い背中に背びれをピン立ちにした完全メーターオーバーが水面を割った。そのまま岸までベイトを追って、凄い勢いでゴボッと吸い込み、そのままの勢いで反転。ものすごい波紋と、泡を残して消えた。このタックルでは全然ダメとお思いながら、とりあえず投げてみる。しかし反応無く終わり。しっかし、こんな浅い所まであんなデカイのが来るとは。たぶん色と動き、体の厚みからアカメ。この場所、小っちゃいのも居るけど、あんなデカイのも来てるんだ。
その後足場もなくなりそうと、切り上げに掛かったところ、少し先で、(コレは完全に魚体が見えた)シーバスのライズ。パッと見60~70cm。さっきのと比べ全然小さい。やはりさっきのは相当ビッグ。イイもの見せていただきました。

コレで、今年の夏アカメチャレンジ終了です。帰ってきたら諦めず年末までアカメもやってみます。

それでは皆さん、しばらくのご無沙汰となります。