月別アーカイブ: 2013年12月

よいお年を

たぶん本年最後の投稿です。
昨年末、ふとしたことからこのページをやり始めました。
あまり頻繁には更新しませんが、思うところを書き留めていきたいと思ってます。
で、サイトを持ってみて面白いのは、どのような検索ワードでココに来ていただいているかがわかること。そしてそれが楽しく励みになります。
ってことで、[kyo]での検索が多かったことを喜んで、同じようなネタです。

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私の釣具クローゼットの一部。真ん中3つがハンドメイドの巨匠の逸品。

左からHMKLのミノー、Kyolureの上反りミノー、MAROのミノー。

HMKLは伝説のショップキングフィッシャーで購入。その後泉さんが早明浦の大会に来たときに無理言ってサインをいただきました。その日泉さんはノーフィッシュという状況の中、嫌な顔せずに「お!これは凄い。レアものですよ~」と笑顔でサインしてくれました。Kyoは高橋さんから直接譲ってもらったと記憶してます。で。MAROは大学合格のご褒美に南さんからもらったもの。全部思い入れが凄いので、現役として使うことはたぶん無いと思います。ってか、制作の苦労をちょっとだけ知っているので、なかなか使えないって言うのが本音です。南さんがMAROの製作を再開されたときに少しお話しさせてもらいましたが、「なかなか使えないよねぇ。値段もあるし・・・とくにオカからは。」と、作っているご本人がそういわれるのですから。

ほかに写っているのはヘドンやOSP。OSP。OSPの並木さんとは雑誌の取材でご一緒してからもう15年ほどになるでしょうか、色々と勉強させてもらってます。あっという間に消えてしまう多くのルアーの中で、ずっと生き残っているホンモノのルアー達。開発の段階からの拘りの一端を知っているだけに、いつでも頼りになります。そしてガシガシに使ってます。使うから釣れる、釣れるから使うという好循環ルアー達です。

 

バスも釣ってます

中古でバスロッドを買ったので、バスが釣りたかったのですが、この時期、オカッパリでバスを釣るには少し厳しい。
でも、何とかしようと、ここ数日バス釣り場にも行ってました。

今日は、高知市の住吉池に。付いてみると、爆風に激寒。先行者も10人弱と、結構厳しそう。ココは隣の十市の池に比べて足元から少し水深もあり、石が入っている感じ。底にシャッドを当てながら探れば・・・と皮算用。
駐車場から歩いていると、少年が2人ルアーを投げている。「釣れル?」
「いや、まだ釣れてないです」みたいな会話をして、少年達とは少し離れて投げ始める。
1投目、コツコツと底を叩く感触が足元でした。次はもう少し岸に沿って投げる。コツコツ・・・ぐんぐん・・・え!来たの?
って感じで、早くも釣れてしまった。こんなあっさり的な。でも、よく喰ってくれました。嬉しい!!

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ルアーはOSPハイカットSP
その後、調子に乗って打って行くも、それのみ。

バス釣りもの楽し~~~!!

ハンドメイドのルアー作ってました

小学生の頃よりハンドメイドでルアーを作ってました。
町田に住んでいた中高生の頃、世はハンドメイドルアーブームで、その先駆者達が集うお店が町田にありました。“キングフィッシャー”です。
そこにはマロの南さん、リベットの平本さん、Kyoルアーの高橋さん等々が集まり、技術を競っていらっしゃいました。私もその話を盗み聞きさせてもらいながら、自分のルアー作りに反映させてました。
本栖湖のスーパーブラウントラウトが話題となり、それを釣るには外観がリアルなハンドメイドルアーが有利だという話でした。それまでのミノーというのはラパラが主で、色も、黒銀、黒金、青銀など、オーソドックスなもの。初めて見せてもらったKyoのオイカワカラーに衝撃を受けました。以来、オイカワカラーには今も心を揺すぶられ続けてます。

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自分のハンドメイドについて書いた記事がTuttaコラムに紹介されています。よろしければ見て下さい。

初めて四万十川でアカメ釣りしたこと

 

焼津の釣り友Oさん、私をアカメ釣りに引きずり込んだ張本人だが、何度かアカメ釣りに高知を訪れており、その際にお会いもしていたし、ご一緒したこともあった。
「今度高知に行くのですが、四万十川でやってみたい」というメールをいただいたのが四万十川でアカメ釣りの始まりでした。
四万十川のアカメが居るであろう水域はとにかく川幅も広く、聞くところによると裏戸湾ほどは釣れないらしい。そんな大河で、せっかく静岡から来てくれた人と釣りをするのだから、ちょっとでも可能性を上げられれば、という思いで、「船出してみませんか?」と提案した。その頃NHKで放映されたアカメの番組では、「アカメ団地」なるものがあり、そこは深い淵になっている。映像を見ると、「たぶんアソコだな」と思える場所もあったので、そこに船出せばいいでしょと考えた。
ただ、四万十川の河口部は街灯も少なく、月がなければ真っ暗なはずだ。初めて船出すには不安がある。できれば一度明るいうちに船を出して試してみたい・・・と思いながら、その日が来てしまった。

OさんはJRで中村(四万十市)入りし、その後自分の車で移動する手はずになっている。Oさんは事前に「船を出すなら飲ませ釣りもやってみたい」というので、OKしておいた。ただ、餌の確保が問題だった。投網はできないし、釣るしかないよなぁ。そうこうしているうちにOさんの乗った特急が駅に着き、Oさんが現れた。挨拶もそこそこに、情報収集のため地元の岡田釣具さんを訪ねた。四万十川でアカメ釣りするならココと言われるお店。「四万十川アカメ釣れてる?」と聞くと、「アカメなら裏戸湾の方が釣れるでしょ?」と切り替えされた。事実自分もこの前日に裏戸湾で80cmを釣っていたのだ。ルアーはOPSBlitz Max DR

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しかし、そこをグッとこらえて、「そんなこと言わずに、この人四万十川でアカメ釣りたくて静岡から来たんだから教えて下さいよ~」というと、「まぁね。台風の前までは釣れてたみたいだけど、台風後はイマイチ」「それは仕方がないですね。で、餌釣りもしたいんですけど、どこで餌釣ったらいいですか?」「なら○○行きなさい」・・・そんな会話の後四万十川に向かいました。
まずは餌を釣ろうとするものの、釣れてくるのは高知でアマギと呼ばれる魚ばかり。コイツは弱くて、針外すだけでもう泳ぐ力をなくしてしまう。チヌとかシマイサキとかが釣れてくれるとイイのだが、アマギしか釣れない。仕方がないので、超早合わせで対応して、魚籠の中でも生きている数匹を確保した。
餌釣りをしている間にもう日暮れ近くなってしまった。船を出した頃には薄暗くなっていた。例の淵に乗り出した頃にはもう真っ暗になっていた。船を出した場所の上には自動販売機の明かりがあり、それを目印に帰ることができる。これはありがたかった。潮は下げていた。淵の上流から船を流していく。
自分はルアー。Oさんは飲ませでやっていく。淵に張り出した岩場の沖に来たとたん、Oさんが「なんか餌が騒がしい」と言い出した。アカメが居るに違いない。するとOさんの竿がグ~~~~っと入った!!
「やりましたね?!」と振り返ると、「根掛かりみたいです」とOさん。船を根掛かり場所まで回し、回収。「でも、アカメが狙ってたはずですね」ともう一度岩の上流に船を回し流す。次の流しにも反応があったみたいだが、結局アタリはなかった。
そのまま淵の終わりまで流し、また上流に返す。同じように流したつもりだが、2流し目はなぜが浅瀬に船が向かう。浅瀬を見ると、水面がワサワサしている。餌釣り用のロッドに小さいルアーを付け投げると、ググッとアタリがあり、釣れたのは手のひらより少し大きいチヌ。リリースしようとすると、Oさんが「それ、もらえませんか?」というので、「何にするんですか?」と聞くと、「餌に」「でかすぎないですか?」「でも、これ食う魚はデカイはず」ってことで、餌になることに。船を淵の方に向け、Oさんはひときわ大きい針にチヌを付けた。船は例の岩の前にさしかかった。Oさん「また餌が騒ぐ!」

しかしその後何も起こらず、別の場所のサーチに向かう。
もう1つ下流の淵、橋脚と打っていったが、何もない。ふと下流に目をやると、雨の気配が・・・急遽船を上流に向けるが、追いつかれた。合羽を着る暇もなく、2人ともずぶ濡れ。船着き場に着いたときには2人で泳いだような状態に。車に逃げ込み、服を全部着替え、雨が止むのを待つ。小腹も空いたので、近くのコンビニに行きコーヒーとパンで一息つく。
船着き場で雨が止むのを待ち、出船しようとすると、餌が全部死んでいる。Oさんもルアー1本でやることになった。
船を出す。潮は上げにかかっているので、淵の最下流まで行く。船を流し始めるが、思ったように流れない。時間は深夜の2時。大潮だから上がり始めてすぐ。まだ上げ潮流が弱いのか?このとき使っていたのがディープクランク。これを投げて引いて船を少しずつ進めていく作戦を立てる。上流に向けて投げて、引いてくる。その間少し船が進む。そうこうしているうち上げ潮も効き始めた。
そして船は例の岩場に来た。ルアーはOSPのBlitz Max DR。岸際にキャストして、グリグリっと巻いてきたらグッとルアーを止められた。反射的に合わせると、強い引きが来た。「来ました」とOさんに伝えると「何ですか?」「わからない。アカメなら飛ぶはず」と言った瞬間船のヘリでドバっとジャンプ。
2人同時に「アカメだ!」と叫んだ。正直飛ぶまではアカメかも、でもコイかもと思っていたが、それからはもう必死でやりとりしてなんとかキャッチできた。写真を撮ろうにも。デカすぎで船の上では無理なので、ストリンガーにつないで釣り続行。
船を少し下流に向けてまた流し始める。次の1投、また同じところでガツンときてさっきより軽めだけど強い引き。でも今度はいつまでたっても飛ばない。寄せてみるとデカチヌ。いつものチヌはキビレだけど、コイツは本黒鯛。これもストリンガーに通し、続行。
しばらくしてまた来た。これはあたりとほぼ同時に飛び、アカメと判明。寄せるとまずまずサイズ。60弱か。これはすぐにリリースし、続行。
その後アタリも止まり、明るくなってきたので終了。
船着場に着くなり雨が降りだし、車に避難した直後にはザーザー降りに。しばらく雨宿りしているあいだにしばらく堕ちていた。

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その後、サイズを測ると、アカメが83cm。黒鯛が49、5cm。両方共ナイスなサイズでした。

幸運なことに、大きな事故もなく、初めての四万十川でのアカメ釣りで、2本も釣ることができました。

まずは、誘ってくれたOさんに感謝。こんな機会でもないと1人で絶対に船出してないし、たとえ出したとして、真暗な川の上に1晩1人で居るなんて恐すぎて無理。1晩頑張れたのも、Oさんが居てくれたから。そして、自分のことにように喜び、はしゃいでくれたOさん、本当にありがとうございました。

そして、できれば2本目のアカメはOさんの竿に来て欲しかったと思うのでした。

 

スズキ

釣れました。
とある排水口からとうとうと流れ出ていて、チャンスとばかり入ったモノの、全くアタリ無し。
その流れが止まった瞬間“奥まで入っていたのが出てくるかも!”と思いつき、バイブレーションを出口に入れて、底まで落とし、ブルブルッと引き上げたところゴツンと来ました。真っ黒な居付きタイプ。結構イイ引きで楽しめました。
ルアーはスラッシュペッパー。このバイブ、なかなかのお気に入り。底で立ってくれるのでイイ感じです。中古屋で見つけたら即買いです。

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で、今、岡林釣具のシーバスフォトダービーに参加しているので、メジャーを当てて写真を撮って、リリース。

次も同じように沈めてブルブルッとやったところ、カツン!合わせると小さい感じの引きが来た。一気に引き抜きにかかると、それは宙を舞った。「あ!アカメだ!」と思った瞬間それば針から外れ半回転の後海へ。嗚呼嗚呼~
今年初アカメだったのに!!雑な自分が嫌になりました。

初めてのアカメ

高知に来てもう26年目になります。

高知にはアカメという幻の魚が居るというのは小学生の頃から知っていたし、三平君も何度も読み返してました。でも、そうは簡単に釣れないんでしょ?と思っていたし、夜釣りが中心だし・・・と、釣れないイメージが先行して手を出してませんでした。しかもその頃はバス釣りが面白くて面白くて。

高知に来て20年目、高知成人式を自ら祝うために、何をしたらいいか・・・「そうだアカメを釣ろう!」とふと思いついたわけです。

それからはネットで検索しまくって、色々妄想をふくらましていったわけです。また、昔やっていたルアー作りの友人が、高知に来てアカメを釣ることに情熱を燃やしていること、そして彼が、ついに釣り上げたことも大きな刺激になりました。ネット上には詳しいピンスポットまでは載っていないものの、裏戸湾でも釣れることや、タックルもあり、意外と身近で、しかも“幻”というには釣れすぎているという印象でした。貧乏妻帯子供有りという苦しい経済状況の中、オークションで使えそうな道具を買いそろえ、あちこちで竿を出し始めました。

その日は、毎夏行われている裏戸湾一斉清掃の日でした。そしてその日の夕方から地元釣具店“ランカー”のチヌ釣り大会の日でした。それのプラのつもりで、アカメ釣る気もなく、シーバスタックルで裏戸湾流入河川のとあるスポットに入ったわけです。しばらく釣れない時間が過ぎ、夜が明けきった頃に、カツンというアタリががありました。合わせて、やりとりをすると、そいつがジャンプしました。ギラッと光った魚体は遠くて確認できませんでしたが、スズキにしては銅色がかった輝きでした。「朝日の関係かな?」と思っていると、そいつはバレてしまいました。次の1投、またカツンと来ました。それもバレてしまいました。

次の1投、またカツンと来ました。で、今度こそばらさないぞと、強めに合わせ、2~3歩、後ずさりをしました。やりとりをして手元に寄せると、「うわ!アカメだぁ!」と気づき、それからは慎重に寄せ、取り込みました。

これが初アカメです。サイズは40cmくらい。大きくないけど、感動モノで、手が震えていました。写真を撮って、リリース。ルアーはハルシオンチキチータ

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しばらくボーッとしていたのですが、ネットでかき集めた知識の中に、「アカメは群れで居る」というのが頭をよぎり、そういえば最初にばらした奴はアカメかもと思い、ならば、とキャストしました。

そしたらまたヒット。キャッチ、サイズは45くらい。次もヒット、しかしバレた。ココで少し冷静になり、「フックが3つついたのだったらバレにくいだろう、しかも、OSPで釣ればイイじゃん」と思い、ルアーをルドラにチェンジ。次の1投でもヒットし、キャッチ。しかもサイズアップ。50くらい。その次もキャッチ、その次もキャッチ。最後のは60くらい。シーバスタックルではかなりキツかった。ルドラで怒濤の3連発。次、際どく攻めに行くと根掛かり。根掛かりを回収に少し移動し、そこで何を思ったか、タックルをチェンジすることに。バスのビッグベイト用ロッドにアンバサダー6000、ラインはPEの5号。ごつい仕掛けにして、ルアーもラパラFマグに変更。フックを太めの奴に代えた奴。

先ほどの足場に戻り、キャスト。ラパラが底にあたるとリトリーブを止め少し浮かせ、また巻くを何度か繰り返したところ、ガツンと来ていきなり凄い勢いで走り出した。アンバサダーのドラグが簡単にズルズル出て行く。魚が橋脚に向かっているのがわかったので、スプールを押さえて止めに入った。親指からズルズルラインが滑り出ていくが、そのうち止まった。そしたらいきなり大ジャンプ。「デカッ」それからのやりとりはあまり覚えていない。ただ、足元はド干潮で干潟状になっている。でかい魚を取り込むには水際まで行かなくては・・・と考えていたら、ギャラリーが集まっていて、「でかいぞ!」とか「網あるか?!」とか言ってる。ランディングする道具はなく、ハンドランディングを決意。ヌタヌタの足場を何とか進み、水際へ。魚を寄せて、近くで見ると一層デカイ。片手での親指ではホールドできそうにない。グーで掴みに行くことに。グーを口の中に入れ、引き上げに掛かるが、片手では力不足。ロッドを脇に挟み、両手で魚をホールドし岸まで引き上げた。魚は幸いばたつきもせず静かにしている。ギャラリーはすぐそこまで来ている。「こんな太いのがココにいるかぁ?!」とか、「デカイのぉ」とか言ってくれてる。写真を撮り、ブツ持ち写真を頼んで撮ってもらってリリースした。

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意外と簡単に初アカメが釣れた。本当にあっけなくといった感じ。しかもその日に6本、最後の奴は85cm。白黒ではなくもう鎧色というか飴色っぽいおとなアカメの色。背中が盛り上がり、堂々とした風格を持つ魚だった。

今考えると凄い偶然というか奇跡。アカメ地獄の入り口だった気がする。