すげぇ!

2ヶ月間の遠洋航海から帰ってまいりました。いつもならハワイから一度ここにアクセスするのですが、今回は無寄港でした。なのでサイトは超久しぶりに見ました。

さて、沖ではいつものようにイカ釣りをしたのですが、あまりいい釣果には恵まれませんでした。

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そしてそして、帰りに、伊豆諸島の南海上に

ポツンと聳える嫂婦岩(ソウフガン)を見て、

 

そこから北上し、ジョン万次郎が流れ着いた鳥島海域で1日半、ジギングしてきました。結果は壮絶、スゲェものでした。

10月28日 朝、嫂婦岩を回って、その時はトローリングで鰹と鰆が釣れてたけどやらなくて、昼に鳥島。昼食後ちょうど54mの瀬で船を流して、ここではアピール重視でデカ目のクランキー320gと強気に始めるが、釣れないままロスト。はぁ。

で、ガーキー300gにすると着底、ロングジャーク、フォールでゴン!アカボ(アカハタ)の良いサイズ。

 

でも続かず&ロスト。タイラバに変えて、アンモナイト150g+スカートがないので、ジギングのアシストフックにドライブクローと夜光チューブを付けてやってみる。スピニングで少し投げて、1投目に根掛かり。外そうとしたらベイルアームが割れてリール終わり。早くもエース級3ロスト。はぁ。タイラバの100gに同様仕掛けで沈めると、頻繁にアタリがあり、アカボが釣れてくる。

グッと良いアタリで釣れたのはツチホゼリ。高級魚らしい。

その後いくつか釣れて、1度潮登りしたところ120mくらいのかけ下がりで皆に良いアタリが続きだし、着底後1シャクリか2シャクリで70位のカンパチが来た。

 

続けると、同じように着底後の1~2シャクリでググググ~~~~~~っと持って行かれ、合わせると乗って、さっきより強い引き。何度も出されるうちにラインの底が見えてきた。ヤバ!しかしどんどん走る。止めに掛かっても止まらない。本気でラインが無くなりそうになったので本気でスプールを押さえると、リールのすぐ先で高切れ。はぁやっちまった。でかかったのに。

 

で、タックルをPE4号のベイトに変え、ジグは200円の300g。同じように落とし、シャクルと、またグググググ~~~~で、乗って、今度はタックルも強いので、強気で巻きに掛かるとフッ!何で?リーダーの結び目か?と回収するとリーダーは残っている。リングの結び目で切れている。こんなのあり?で、ジグを300gの平べったいやつに変え、またしゃくっていると、またヒット。強めの引きながらタックルが強いのでそのまま巻いてきたら、チカメキントキの良い型。こんなにデカイの初めて見た。

ここで包丁が空いたので、カンパチを捌き、チカメキントキと一緒に袋に入れ札を付ける。お土産ができた。
夕食後、暗くなったところで昼のアカボの瀬に船は流れていき、レクター180gにアタリが来て、アカボやキントキが来だし、そのまま深いところまで流れていき、150mくらいのところでフエフキダイが来て、200mくらいのところでホウキハタの5キロくらいのが来て終了。

 

前半はトラブルでイライラもしたが、後半、最後に良いのが続いてまずまずか。

そんな1日。途中300gのジグを眺めの竿でしゃくったこともあり、腕がパンパンで肘と背中が痛い。船内では,カンパチの130cm、103cm、ホウキハタの9キロ等、結構良いのが釣れた。

10月29日 朝起きると船が止まっていたので、速攻出ると、すでにいつものメンバーがやってて、ポツポツと釣ってる。自分には来ず、朝飯の準備に降りて、朝食後上に出たらデッキにデカカンパチとデカシマアジが転がっている。しまった、やられたと思ったモノの、船はすぐに潮登り。で、待ちに待って、やる。レクターには来ず、ダイワじゃないオーシャンマークのスピードジグに変えると軽いアタリでアカチビキのチビ。

このジグ、以前にキハダを釣ってから気に入って、見つけたら買うようにしている。安いし。で、続いて小カンパチ。キツネダイ、モンガラ系、浅くなってきたのでタイラバ100gにするもイマイチアタリが出ずレクターにすると、アカボ、モンガラ系大、アカボ大、ユカタハタ、ヨスジフエダイ続いた。

ココで小さいのに飽きて、サメでも釣ってやろうと、300gのジグにムロアジ1匹掛けて落とすと、着底後すぐにアタリがあり、合わせると乗らず、また落とすとアタリで、少し送って合わせると乗って、強い引き。タックルはシイラ用の太いロッドにPE4号と強いし、どうせサメだろうと、強引にやりとりするが、なかなか止まらず持久戦に。何度も引き出され、ロッドがこれ以上ヤバイってところまで曲がったりもしたが、よく粘ってくれて、途中で、こんなことならやれなければ良かったと後悔もしながら、それでも浮かせてきたら、なんとデカカンパチ。取り込んでもらって測ると、115cmの16kg。

 

やったメーター楽勝メーターオーバー。マイレコード。ワタとエラを抜いて冷凍。

 

ここで、午前タイムアップ。昼食時に潮登りしていて、午後一、スピードジグを落としたらイイアタリがあり、合わせると乗って、グ~~~っと引き込まれたのを耐えたらフッ。アタリジグを持って行かれてしもた。そしてサウリーというロングジグの210gに変えて、着底後の1シャクリ目にグン!で、まずまずサイズのカンパチ。

今日はこれが当たって、その後カンパチが続き、楽しい楽しい。落として、第1シャクリ後何度かゆっくり目に上げているとグッと来たり、その後のフォールで来る。

で、同じように当たったら強い引き。何度も出されていなし浮かせると、色が違う。シマアジ!!しかもデカイ。キャッチして測ると、99センチ、8キロ。

 

ホントはメーターと言いたいところだけど、すでに釣られているシマアジが97,98と刻んでいたので、正確に99。でコレも捌いて冷凍。シマアジの喉には固い石のようなモノが付いてるのでエラを抜きにくい。シマアジは初めて釣った。口がビロビロで気持ち悪いが美味しいらしいので楽しみ。この大きさだと“オオカミ”クラス。

その後もう一度同じようなアタリで同じような引きからシマアジ97cm。

 

からのカンパチ6キロで終了。

まさに夢のような釣果。あまりのコーフンで写真も撮り忘れたのがいくつかある。土佐湾では考えられない。1日やって、カンパチ1つでも大喜びなのに。そんな1日。で、16:00鳥島を後にして高知に向けて航行。最後にご褒美が待っていた。
今回のほとんどをスピニングで釣った。投げやすいし、巻きに気を遣わなくてイイので良い。気が楽だ。スピニングの信頼の置けるやつを買っておくのもイイかも。今あるシーゲイトはベールが弱すぎ。ツインパワーは時折巻きが重くなる。なので、良いのが1つあればいいかな。ロッドはライトブルーの無名のやつがイイ働きをしてくれる。かなり曲げても大丈夫だし、これを使うとイイ魚(イカも)が来る。今回も大活躍。

トリウムとメジャークラフトの竿はまずまずイイ。これでも結構魚を釣ったし、トラブルは出なかった。大事に使っていこう。
こういう場所でデカイ魚を相手にすると、ロッドの粘りが大切だと思わされる。ピンピンの竿は怖くて曲げられないし、急にすごい力で走るので怖い。その点、旧作ロッドはイイ粘りを見せてくれる。少し重いが、それを上回る良さがあると思う。
今日良かったのは、昨日のうちにスピニングのラインを巻き替えたこと。そして、昨日今日と、色々な状況にアジャストできた。特に、流れと水深の違いによりジグの重さとシェイプを上手く選択できたと思う。そして、カンパチやシマアジにはスロー系よりも、ロングジグの方がイイ感じがする。

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