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筏だんごチヌでアカメが!!

2021 04 29 みどりの日、友人に誘われて、初めての筏だんごチヌ釣りに行ってきました。前々からやりたいやりたいと思いながら、なかなか機会もなく、道具も無かったところに「行ってみませんか?」と神の声。

youtube等で浦ノ内のいかだで掛かったチヌをアカメが獲っていくっていうのを見ていたし、昨夏も挑戦したのだけれど、ダメで、今回はそのリベンジをと、アカメの泳がせ釣りの道具も持ち込む。

06:00から筏に乗れるとのこと、05:40宇佐で待ち合わせ。


筏は浦ノ内の”釣りいかだー谷村”さま。駐車場は知らないと行き過ぎる感じ、船着き場は割と湾の手前。そこから奥に5~10分で到着。
筏は屋根付き、トイレも休憩室もついてて、お湯も沸かせるし、ストーブもある。至れり尽くせり。
だんごの釣りは初めてで、何をしていいか分からないまままごまごしていると、友人(師匠)がああしろ、こうしろと指導してくれる。まず仕掛けを作る前に団子を練り、放り込むことでチヌを寄せ、警戒心を解く。筏備え付けの椅子に座り、同じく水くみバケツで水をくんで、同じく大きなタライに団子の元を入れて水を加え練る。パサパサ過ぎ?位の水加減がイイらしい。練り加減はかなり強く圧縮して壊れない程度。それを手に取り、ぎゅっぎゅと固めて投入すること数個。それから仕掛け作り。


ロッドは極先調のトップ、ヘラ浮きのよう。ガイドが小さすぎで、老眼の目に厳しい。リールはシマノのフライリールのような専用のもの。ラインはフロロの1.7号だそうで、そこに3B の中通し錘を付け、ゴム管で止めて、20cm先に針を直結。とにかく単純な仕掛け。

差し餌は、基本オキアミ。他にサナギやコーンも良いらしい。まずはボイルオキアミをつけて、団子にくるみ圧縮して、いざ投入!とハリスを持ち上げるとポそっと針とエサが抜けちゃう。一層固く握ってもう一度やるとまた抜ける。はぁ

師匠に聞くと、「団子を握ったら、床に置き、手を洗い、ロッドを手に取り、リールをフリーにして、もう一方の手で団子を直接投入し、糸を出す。コレがルーティーンで慣れる必要アリだそうです。ぎこちなくそれをして、初投入。団子が着底し、ロッドティップが軽く戻る。そこから糸を張ってしばらく待つ。その間ティップには小さなアタリが連発。「それで合わせても可掛からない。まずは団子が割れて、エサが飛び出した瞬間からが勝負。ティップがすぐに戻るのはエサ取りのアタリで、本アタリはティップが戻らない。そうなったら大きく合わせ、底から引きはがし、基本ゴリ巻き。ドラグは要らないと思って。」とアドバイス。言われるとおり、頻繁に小さなアタリがティップに出る。ポッとティップが戻る。団子が割れた合図。で、集中。しかしいいアタリが出ない。

すると隣で竿が曲がってる。彼も初心者でファーストヒット。竿が柔らかいので、隣で見ててもスリリング。上がってきたのは35クラスのクロダイ。いきなりの本命。そして、これにより自分も自信が付いた。

しばらく小当たりが続くとアタリが無くなり、回収すると餌がない。それを何度か繰り返していると、団子が割れて、いつもと違う違和感が穂先に出たので聞くように竿を上げると、重いからのグッとした引き。慌てて竿を大きく上に揚げ右手に持ちかえリールを巻く。ゆっくりしてるとアカメに取られるかも。なのでやや強引に巻き巻き。すると一気の走りが来て、ドラグが滑り、ダイレクトのハンドルが逆転する。ドラグ要るじゃん!で、水面近くまで上げてきたら、いいサイズのクロダイ。ネットイン!嬉しい!!40弱かな。

筏のおっちゃんが新聞に載せるというのでスカリに入れてキープ。朝一から初心者絶好調。師匠は、初心者の世話で自分の釣りができていない。初心者2人が釣ったことで、やっと釣り始めた。するといきなり大合わせからのファイト。クロダイキャッチ。さすが師匠。しかも、「エサはコーンにサナギ」とエサのヒントまで。師匠、恩に着ます。

 

で、師匠に倣って、付けエサをコーン2粒+サナギ1匹にして投入。着底、小アタリ、団子割れの次の瞬間、ティップがスッと抑え込まれた!すかさず合わせると、1匹目よりも重強い引きが伝わってくるが、とりあえずできる限りゴリ巻き。巻いて巻いてあげてくるとものすごい突っ込み。それに耐えて耐えて巻いてくると、水面に。デカい!50あるかも!!で、ややビビりながらネットイン。ビトビト跳ねる。

嬉しいなぁ。

 

続いて小ダイ。アカメの餌にナイスサイズ。

そこから暫く、フグや小アジが釣れるだけで不毛の時間が過ぎる。師匠はいくつかチヌを釣ってる。さすがだ。

で、師匠がまた大きな合わせを入れた。するとロッドは大きく曲がり、魚は下へというより横に走っている。「ボラ、ボラ」とあきらめ気味にファイトする師匠。

目の前をボラが横切った瞬間、後ろを猛追してきた飴色の巨体。アカメだ!!

しかし師匠はゴリ巻きでネットイン。40クラスのボラ。それを呑もうとするアカメ。すごいモノを見せてもらいました。こーふんMAX。でも、今日は、アカメの道具を持ってきたとはいえ、もう少し団子釣りを分かってからと団子釣りに集中。

しかしここカラムの時間が続き、我慢しきれずアカメの飲ませ仕掛けを取り出し、さっきの小ダイを背掛けにして投入。しばらく様子を見るも反応なし。横でチヌ団子をやるも集中できなくてかえって面白くない。で、泳がせは終了。

チヌ団子に集中。

しかし何もないが永遠と続き、昼過ぎ、潮がやや動き出したタイミングで小さなアタリから合わせると重鈍い引き。少し上げてくると、急に走り出し、その後一気に引きが強くなり、筏の下に潜り込まれそれでも止まらない。筏についている牡蠣とかに摺られると嫌なので、乗り出して、ロッドを突っ込みかわす。それでも奴は走り続ける。どれくらい走っただろうか、一瞬止まって、そこからゴリ巻きを開始すると、なんだかどこかに引っかかってる感触。無理せずに糸を緩める。しかし、それ以上は引かない。師匠が筏の反対側を覗くと、「ボラが浮いちゅう」と言い、ネットを持って掬ってくれた。その間ラインはフリー。ボラの口にはしっかり針が掛かっており、見ると鱗が禿げボロボロ。アカメに呑まれたらしい。たぶんかなりデカいアカメ。あのタックルでは無理。

 

気を取り直してやると、さっきので魚が散ったかしばらく反応がなく、それでも粘り強くやっていると、コンコンと小さなアタリが出だした。

投入、着底、団子がパカ!から微妙な引き込みがあり、合わせると小さめのタイっぽい引きが来て、上げれ来る途中からまたすごい勢いで走り出す。また筏の下に突っ込む。同じように竿を突っ込み耐え、今度はやや強引に巻きにかかるとフッ

ライン切れでした。

 

はぁ、釣れない中2発もアカメにやられた!!泳がせても食わないのに、チヌタックルに掛かったのは食うって、腹立たしい。今まで、チヌのおっちゃんたちがアカメを嫌ってるのを理解できなかったけど、今なら解る。

その後しばらくアタリが止まり、終了間際にいい引き込みから合わせると、重強いから頭を振るタイの引きが伝わってきて、ヤバ、またアカメにやられる!!と頭をよぎり、強引に巻きにかかるが、途中凄い引きとなり、「嗚呼、またやられた!!」と思ったらそれも止まり、上がってきたのは今日一のクロダイ。ネットインして良かった良かった。

「釣れない中、これは貴重」と師匠からお褒めの言葉もいただき、本日は終了。

結局、自分はクロダイ3枚、フグ2つ、小ダイ1、ボラ1(呑まれ)、超コアジ1、呑まれ1でした。

全員では、チヌが7枚、その他でした。

最後のクロダイはいちばん長く測れば50あったかなってサイズ。

お土産にデカいの2つ持って帰りあとはリリース。

 

はじめてにしては上出来かな?これも師匠のおかげです。この釣り、誰にも聞かないでやるには最初が難しすぎる。とても奥深く、考えなければならない楽しい釣りでした。はまりそうだけど、タックルと、渡船代、エサ代が掛かるので結構な出費に。なのでたぶん今以上にはのめり込まないと思います。

渡船のおっちゃんも人が良く、楽しく、なかなかでした。

 

 

チヌダービー&アカメ

今年も毎年夏に釣り具の岡林様がやってくれているチヌルアーフォトダービーが開催され、参加エントリーしました。

…とその前に、いつもお世話になっているOSP様がドリッピーという新作を発売されたので、ソッコー買って試してみました。言うなれば、フロッグなんだけど、ワームのように自分でフックを刺し、テールが動くやつ。ハッキリ言って自分用に作ってくれたんでしょ!的な商品。
使ってみると、小粒なのによく飛ぶ。で、ウイードには極力絡まない。ホテイでも頑張ってくれる。
が!しかし!!今年の十市はおかしい。バスがいないぞ!なので、あだ釣れてません、ってか反応さえない。
2日、十市で頑張ったもののなにもないのであきらめて、チヌ狙い。

7月16日 ちょうど夕方前が満潮で足場があまりない。足場のある所で底チヌ狙いをするが、全く反応なし。歩きながら沖に打っていくけど全く当たらない。この日は夕方に約束があるので、最後の1投と、今までやらなかった岸と並行キャストすると、軽いモゾモゾから持って行ってヒット。で、キャッチ。苦労しただけに嬉しい&ダービーに初投稿。サイズは35センチ。

思ったよりある。しかしやっと見つけたこの方法ながら、時間切れで終了。

7月17日 この日は約束も無く、思いっきりできる日。潮が高いので、早夕食を取り出撃。昨日の場所には先行者が居るので、やや上流に入る。で、昨日の復習で平行で打って行くものの、今日は思うようにアタリがない。たまに超ショートバイトはあるがフックアップには持ち込めない。かなり進んだところ、いつも釣れる茶色マンション対岸、岸平行というよりやや斜め沖に投げると、モゾから持っていく。スイープに合わせを入れると、一瞬でラインブレイク。嗚呼やっちまった!!回収すると、リーダーの途中で切れてる。たぶん傷があったのだろう。組みなおして、ルアーをHPバグに変更し、反対を向いてやや斜めキャスト。暫く引いてきたらモゾからまた持っていく。スイープに合わせるといきなりジャジャジャジャ~~~~ッと走り出す。これ、前に55のチヌ釣った時と一緒や!!と喜んでいたが、何度も走り、時に止まる。止まると全く寄ってこない。ラインは0.6号、リーダーは2.25号。無理はできない。ここまで来て、デカチヌか、もしや…と憶測がよぎる。何度も走られ、ドラグも出されるので、こちらから岸伝いに歩いて寄せていく。ネットを取り出し、取り込みに備える。一度水面をかすかに割ったものの、姿は見えず、しかも飛ばない。まだチヌなのか他の魚なのかは分からない。何度目か、水面まで出た魚は、ややや、もしかしてアカメ?そしてもう一度水面まで浮かせると、アカメだぁ!!こりゃバラしたら立ち直れない。と思ったらまた長距離走られる。慎重に寄せたのに、ネットを見てまた走る。こちらの心臓に悪い。しかしそのランをかわし、水面に浮かせると、今度は割と静かによってくる。また走られるとめんどいので、一気にネットイン。しかし、ネットよりデカいので少し焦る。が、無事キャッチ。


久しぶりのアカメ。サイズは思っていたよりデカい。45か50くらいと思っていた。測ると65前後。ナイスナイス。チヌタックルでよく取れた。しかもHPバグだし。嬉しい嬉しい。

ってか、これ前のもアタリが一緒だった、なのでもしかしたらアレも赤いやつだったのかも…

 

その後も続け、沖キャストでチヌ1枚とバラシ1つ。

 

真っ暗になったので終了。
チヌはこれで2枚、ダービーのリミット達成。

昨日は並行キャストで結果が出た。今日はそうでも無かった。つまり潮の高い時に平行キャストは有効な手段の1つであると言うことは分かった。

 

それよりなにより、このページのタイトルでもある、アカメちゃんが釣れたのが嬉しいなぁ

ネタがない7

何とも恨めしい、暖かく風さわやかな5月。時にいい雨も降り、これは拷問に近い自粛。
ま、今は大きな資格取得に向けて勉強中なので、やることが無く困るってわけではありません。ただ、メリハリをつけにくいですね。
そして色々ジャンル分けしてきた過去写真シリーズも2桁となりました。
行きます。

その⑩

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”高知のアカメ釣り”なんてページなんですが、下手くそで、なかなかアカメを釣ることができず、他の魚が多いのです。

ま、たまにはアカメのネタも。

上2つは初めてアカメを釣った日に、いきなり6匹キャッチしちゃって…

その最大魚85㎝。未だにあんなことは再来してない。

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上の写真は、出勤前フィッシング、通称”朝練”で釣れた80㎝。たまたまおじさんが上から見てて、ブツ持ちを撮ってもらったやつ。超有名場所故あえて、背景はぼかしません。判る人はわかるでしょう。

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上の写真は、雨の後、とある流れ出しでバイブ引いてたらコンと来てキュキュキュと持っていかれたヤツ。この日は足場が無くて、上まで持ち上げるのはよくないと思い、テキトーに測ったもの。80オーバー、たぶん83とか。

PEラインを使っていると、アタリは硬めで、走った瞬間にラインがロッドに摺れ、キュキュキュキュと音が鳴る。コレがたまりません!

 

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同じ流れ出しで、ブレードジグに来た45くらいのヤツ。この1投前に、足元まで追ってきて翻ったので、その行き先あたりに再キャストしたら食ったやつ。ま、チヌ狙いの外道っちゃ外道ですが、嬉しすぎるヤツ。

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上の写真は、たぶん50くらい。クラブのポロシャツを作ろうってなって、それなら高知らしくアカメのデザインでと思い、ネットで色々画像を取ってプリント屋さんに持って行ったら、「著作権があるのでこの画像は使えない」と言われちゃいました。ま、当然っちゃ当然。で、自分で描こうと、で、そのモデルにしたのがこの魚。出来上がりが下の写真。

これは、9月初旬乗船、出港の予定だったのが、沖に台風がいて、しばらく出港延期となった日、いつもの流れ出しで来た72だったかな。ホント、千載一遇のチャンって言うのはこのことですが、実はこの日の早朝にバカでかいのをばらしてたわけです。たぶん確実にメーターは越えてたと思います。姿は見てません。でも、この70オーバーを同日に釣ってみて、朝の引きは半端なかったし、掛けた時の衝撃も凄すぎたので絶対メーターオーバーと今でも思ってます。

とりあえずアカメのページらしい!

自画自賛

より具体的に

ここの他にSNSもやっており、色々な方と交流もしているわけですが、高知という釣り天国?に居るせいか「今度高知に行くのですが、教えて下さい」みたいなご連絡をいただく事もあります。
そんな時は、でき得る限りその方が楽しんでいただけるようにお返事をするようにしております。

で、そういう時に、1番戸惑うのは、具体性に欠ける質問です。「高知に行くのですが、どこで釣りすればイイですか?」みたいなヤツ。逆にどう答えればイイですか?と聞きたくなります。
あ、別に怒ってるわけでもなく、最近そういう聞かれ方で困ったというわけでではないですが。

なので、例えば、GWに高知に行ってアカメを釣ってみたいのですが。と、聞かれたら、こちらとしては、どれくらい高知にいるのか、昼も夜もなのか、足は車かバスか、何処に泊まるのか、経験はどれくらいあるのか、普段どんな釣りをされるのか、1発馬鹿でかいのを狙うのか、1匹でも顔を見たいのか、とりあえず、アカメの居る場所で竿を出したいのか、得意なルアーは何か、オカからしかやらないのか、船でもイイのか、ガイドを受ける事の拘りはあるのかないのか、足元は靴か、長靴か、ウエーダーか、アカメだけなのか、シーバスやチヌ混ざりでもOKか…みたいなことを、出来るだけ詳しく具体的に書いていただけると、答えの焦点を絞りやすいです。つまり、より効果的なお答えが出来ると思います。ちょい上からではありますが、文でのやり取りだと、ピンな条件を言ってもらえた方が、ピンなお答えを返しやすいです。
もちろん、お嫌でなく、時間が合えばご一緒もしたいとも思っております。
私はシロートですし、釣り場では好き勝手したい方なので、アナタを置いて、1人で歩いて行ってしまうかもしれませんが、ガイド料をくれとか、メシ奢れとは言いません。

あ、話が少しそれましたが、質問は大歓迎です。でも、聞くときに出来るだけ具体的に聞いてって事を書きたかったわけです。

写真は全く内容とは関係ありません。パッと目を引くように、尊敬し、良くして下さっている、〝世界〝のお方です。

 

ニューリグとデカアカメ

前回作った直リグっぽいチヌ用のリグ、改良してみました。

 

まず、ためしの時に、チモトのナイロンが切れることがあったので、そこにビニールパイプを被せて補強。
錘の安定が悪かったので、スレッドで巻いて位置を固定。
カラーもパイプ、スレッドを赤に統一し、止めも赤のマニキュアに。

試したくてしかたがなかったので、いつもの川に。飛び、安定性、根掛かりしにくさはバッチリ。アタリもあり、変な違和感も無いみたい。残念ながら釣果には繋がりませんでしたが、及第点。針のサイズや形、カラー等も詰めていけばかなりのものになりそう。

で、そろそろ帰ろうかと思っていたら、モソッと重いアタリ。聞くように竿を持ち上げると、グ~~~~ッともっていく。「鯉かな」と、やや強引に引き上げると、ギザギザの背鰭が水面に出た❗
「アカメだ‼しかもデカイ!」しかしチヌタックル、普通にやっては取れない。幸い相手はまだ気付いても無い様子。そこで、ドラグを緩め、動いたら出す。そして、自分も付いていく。「こうなれば何時間でも粘ってやる‼」と、言い聞かせる。相手は悠然と上流方向に動き出す。自分も付いて行く。とにかく相手を怒らせないで疲れてもらうのを待つしかない。なんだかんだで、50メートルほど動くと、ピタッと止まり押しても引いても動かなくなる。距離を詰めて、やや強く持ち上げると、反転。その瞬間、赤銅色の魚体が見えた❗デカ➰‼小さく見積もっても80、いや90はある。もしかしたらメーターかも‼
と、その瞬間、ヤツは走りだし、プンと外れてしまった❗はぁ
たぶんスレだった。
…にしてもデカかった。

今年のアカメとのファーストコンタクトでした。

1つ居たってことは、群で居るはず!と、急いで車に戻り、アカメタックルを取り出し戻る。

しかし、その後反応はなく終了。

ま楽しませてもらいました。

年賀状と振り返り

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毎年暮れに作る年賀状、1つは仕事用といいますか、年長者の方々に送る用。もう一つが釣り友に送る1年間の釣りを振り返るバージョン。
で、そんなときにこのページが役に立つ。とりあえず印象に残った釣りをここに書き留めているので、振り返りが楽。しかも最近は記憶力がかなり弱ってきているので、「あぁこんなこともあった、あんなのも釣ってた」ってことがあります。
今年は昨年末(12月30日)にろっ骨を折ってしまい、3月まで釣りができてませんでした。
釣りができるようになってからは、特に前半、なかなかイイのが釣れてます。バスは53cmあり、これをつったのが小さな大会中で、優勝することができました。

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あ!鯛がかぶってますが、別の魚です。左のは80越え、右のは70手前くらい。

そして、このページのお題である”アカメ”、久しぶりに年間マルチキャッチとなりました。ってか、終わってみれば6本。最大はきっちり計れなかったけど80を超えて、85に近いサイズ。他にも70越えが1本。

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しかも、釣れ始めが4月、最後のが12月中旬と、これまでの最速最遅を更新。そして、今まで釣ったことのなかったスポットでもキャッチしました。周りに聞くと、今年のアカメは当たり年だったようですが、私にもその恩恵がありました。今の生活を続けていると、アカメのナイスシーズン、9月10月にはできないのが残念ですが、ま、それも別の楽しみがありますし、仕方のないところです。

もうひとつ今年を振り返って印象に残っていることは、つりぐの岡林様が開催してくれるフォトダービーに参加し、そこそこイイ成績が残せたこと。1つはチヌ。それまでも参加してましたが、今年はクロダイをウエイインできて、2枚で100㎝と自分では満足のいくものでした。優勝には50を超えるのを2枚そろえる必要があるのですが、来年以降、また狙ってみます。

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次がシーバス。今年はいつもよりデカいのが来なくて、イマイチだなぁと思っていたら、それでも8位には入れて、スタッフ賞(シーバスロッド)もいただき、結果オーライでした。

 

5本目

今年5本目のアカメをキャッチ!

仕事帰りの浦戸湾。大潮の満潮近くで、足場は水没中。他より少し足場の高い場所を見に行くと、長靴でイケそう&水が出てる。
準備をしていると、ス~~~と車が停まり、中から人が出てきてこちらを見てる。「ヤバ、駐車のこととか言われるのかな?」と身構えると「スズキですか?ココ釣れるんですか?サイズは?」と矢継ぎ早の質問しかも超にこやか。「ココ結構釣れるんですよ。サイズはでかければ80とか」と答えると、「アカメは?」「釣れますよ、私はまだココで2本しか釣ってないですけど」「お!ベイトタックルですねぇ?リーダーは?ラインは?」とまた質問攻め。「リーダー8号にPE2.5号です。」「太いですねぇ」「これくらいでないと獲れないこともあるので」みたいな話をして入る。

まずは、シーバス狙いで、ヤマトから。テトラの上、流れのヨレなんかをやってみるも反応なし。ルドラに代えてやるも何も無し。もう真っ暗で、ライトも持ってきてないので、手間を掛けず一番自信のあるスラッシュペッパー、カラーはチャート&ライムで目立たせてみる。

足元、対岸、石積みの角、テトラの上、澪筋のブレイクと、考えられるラインを何度か通すものの、反応はなく、水位も長靴一杯一杯に近づいてきたので、「コレで終わり」のつもりで流れを横切るようにキャストし、底を取ってリフト&フォール。リフトはゆっくり、フォールは多少テンションを掛けて、流されながら沈める。このときルアーは微かに左右に振れているイメージ。最近このやり方で結構アタリを取ってる。何度かのリフト&フォールで手前まできて、ガガッとテトラに触れた。足元にはテトラが入っている。聞くようにリフトさせ、ゆっくりフォール。もう一度ゆっくりリフトしているところで、軽くコン!合わせると、乗って、軽い引き。勢いでそのまま引き抜くと、足元(水あり)に落ちた。ルアーは掛かったまま、足場の浅瀬をバチャバチャと泳ぐ。抜いた時のシルエットはシーバスでもないチヌでもない・・・アカメかも・・・で、テンパってしまって、魚を止めにかかり、何とか掴んだはイイが、ビチくられた拍子にロッドがポキ!しかし、この場合それよりも魚が問題で、とにかく何とかボガることに成功。小さいながらアカメ。もう今年はダメかと諦めていただけに嬉しい。

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シーバス狙いの外道ではあるが、(ま、釣ったから言えるんですけど)釣り方はアカメ寄りだし。

見ると、ルアーは飲み込まれており、傷つけないように慎重にフックを外し、立てるようになるまで姿勢を補助しリリース成功。何とか泳いでいってくれました。おかげで水位は長靴オーバーで浸みてしまった。でもでもイイや!とにかく嬉しい。今年5本目のアカメ!!やったやったやった!!

帰ってから見ると、リーダーの先端は真っ白にガザガザになっており、小っちゃいくせにさすがはアカメと思った次第で、デカいのに呑まれたらファイト中に擦切られちゃうよなぁ。

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アカメ4本目

船に乗り、9月4日出港の予定が、台風の影響で延期になった。
高知には久しぶりの本格的雨。
これは天がくれたチャンスととらえ、この土日に出撃し、デカイののバラシもあったが、72センチのアカメをキャッチできました。数日前から振り返ります。

コイツ(72)を上げるまでに2回ラインブレイク。

まずはよく行く放水口。ココでは数々のシーバスを釣ってるし、アカメもちっちゃいのを釣ってる。
水が出てるとチャンスで、以前は出てさえいれば、とりあえずは魚が釣れた。
ただ、最近は人も多く、入れないこともあるし、入れても釣れるとは限らない。

で、水が出てるときは放水口でバイブのリフト&フォールでゴン!が多い。
でもこの日はそれにアタリ無し。ワームでボトムズルズルにも反応ナシ。

ルアーケースを漁っていると、ふと阿修羅と目が合った。普段はあまりミノーを使わないけど、投げてみる。
1投目、流れをクロス。反応ナシ。
2投目、流れの手前側を引いてくる。そろそろ足元、テトラの上を通過中、阿修羅の通ってるあたりの水面に小魚がピチピチッと跳ねた。下から何かに突き上げられるように。次の瞬間水面がモワン。と、同時に強い引きが。さっきのは下からルアーめがけて魚が揚がってきて、それに小魚が驚いて水面に出たんだ…と思う間もなく強烈な引きが。チヌタックルではどうしようもなく、出されるがまま。
…と、ラインが何かに引っかかった感触。切られないようにフリーにする。暫く走って魚は止まり、ちょっとリールを巻いてみると、擦れてる感覚はあるが、少し寄ってくる。でも、また走られる。何度かコレを繰り返していると、少し先の水面にロープが浮いてきて、ラインがそこを通っており、そのせいで、魚の走っている方向と、ラインの出ている方向が90°違う。何とかロープをかわそうとするもかわせず、また魚が走り出した。暫く走るとまた止まる。しかしリールを巻いても動かない。「やばい、何かに巻かれたかも」と思い、ラインを弛ませたり、はじいたりして刺激したモノの動かず、
5分ほど押し引きしたが、結局ラインブレイク。嗚呼ああアア~!

あ~~ あれで出港前のアカメ終わりかなぁと思っていたら、台風で出港が延期に。
で、出撃。
先日80オーバーを釣った水門からも出水。ラッキー!早速入り、スラッシュペッパーをリフト&フォール。前回は1投目からゴン!だったが、今日は来ない。潮の高さは同じくらい。暫く粘ってみたモノの反応無く、上流へ移動。

次の水門。ココも水が出てる。ココではアカメ掛けたことも見たこともない。シーバスのイイのはいくつか穫ってる。タックルはアカメ用ロッドにPE3号。80くらいまでのシーバスなら楽勝…ということで、ズボラして堰堤の上から、玉網を用意してやる。モチロン足場はないのでこの方法しかないのだが…
1投目、リフト&フォールしていると、コンと来て魚がギラン。でも乗らない。魚は小さいけど居るじゃん。
第2投、放水口の反対側に落とし、フォールさせ、ブルブルっと上げ始めたら“ドン”と来ていきなり走り出す。PE3号に合わせたドラグでも止まらない。ややあって護岸のエグレ角にラインが擦れた感触。切られないようにフリーにする。ここから降りてやりたいが、足場は滑るしロープは車だし、出港前で怪我とかできないし、どうしようどうしようと迷っている間に、魚はまた、今度はやや上向いて走り出し、擦れる感覚が来たと同時にフッ
嗚呼 ああアア~~やってもおた~~!
デカかったなぁ
第一アタリが、今までのアカメはコンとかカンだったのに今日のはドンという感触だった。しかもファーストランの速さはハンパない。
逃がした魚はデカいなぁを痛感した次第です。

朝の事が頭から離れず,悶々としていたので、雨の降り止みを狙って昼前に出撃。
いつも行く流れ出しから偵察していくが、ココには3人も入ってる。
第2流れ出し。まだ水は出ており、潮は引いている。内に外に投げるが、反応無く、朝バラした流れ出しに。しかし流れは止まっており、「せめて魚だけは触ろう」と、ここでチヌ中心+シーバス狙いに修正。しかし、全く反応無く終了。
で、朝バラし水門に移動し直すと水が出てる。朝の失敗を繰り返さないために足場も出ているので、下から行く。ただ、ほぼ干潮で、朝からいうと水深が1メートル以上下がってる。ちょい浅過ぎかなぁと思いながら、バイブをリフト&フォールさせ、回収気味のリフトにルアーの後ろでシーバスがギラン!しかし乗らず、それ以降何もなくココは終了。
下流に向かいいつもの第2水門。まだ水が出てる。そして、水門の奥にキャストし、着底、ブルブルでゴン!「来た来た」奥なので姿は見えないが、ジャンプする音も聞こえる。バレたらイヤだし、タックルにも余裕があるので、ゴリ巻きする。寄せてくるとシーバス。シーバスならと一気に抜いてキャッチ。60弱かな?でも嬉しい。

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魚触れたし、それ以降反応も無くなったので終了し、初めの水門の様子を見に行く。

着いてみると、人はおらず、流れは出てる。やるっきゃないでしょと入る。
流れの口をバイブでリフト&フォール。でも何もなく、奥に打ち込んでもアタリ無し。先日阿修羅に当たったので、ルドラを引いてみるが、ダメ。この前当たったコースを通してもダメ。ルアーをスラッシュペッパーに戻してまたリフト&フォールしていたら、沖でボイルっぽい音が。そこを目掛けて投げ、着水と同時にブルブル引いてフォール。次のブルブルでグッと押さえられ、強い引きが来た!
その後いきなりジャンブ!「アカメだぁ!」ドラグも少し出されるがムチャクチャ強いワケじゃない。だが、魚は沖にある杭に向かって横っ走りし出した!ドラグを締めて、強引に止め、杭をかわす。その後何度もジャンプを繰り返し、それでも足元まで寄せた。腰に付けてるネットでは入りそうにないので、グリッパーで取り込みにかかる。バイブをほぼ丸呑みにしており、「こういう時意外とポロッと外れることあるよなぁ」と悪い記憶がよぎる。しかし今日はバレることなく、グリッパーを掛ける事ができた。「やった!捕れた」と思ったモノのここでアカメがビチクリ、グリッパーを離してしまう。しかしバレることなく、今度は失敗しないように慎重に持ち上げる。ホッと一安心。と同時に手が震え出す。
コーフンMAX!
サイズを測ると70を越え、しっぽの先までで72センチかな?
まずまずサイズをキャッチできて嬉し~~!
粘り勝ちかな?

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これで気分良く沖に出れます。

ただ、72を釣ったから言いますが、朝のはどんだけデカかったんだ?!72とは比べものにならない強さ速さでした!

船に乗ります。その前にこの夏を振り返ります

毎年のことですが、9月に入るとすぐ乗船です。2ヶ月で、ハワイに寄って帰ってきます。その間、このページの更新やメッセージへの返答が滞ります。ご容赦ください。

そして毎年この記事になると、夏の終わる寂しさに加え、乗船が近づいてくるという焦りにも似た感覚から少しブルーになってきます。

この夏、いろいろな釣りをしましたが、それらをまとめてみたいと思います。

この夏、新しく身につけたというか、開眼したのが、クロダイ釣り。
主に西日本で“チヌ”と呼ばれている魚はクロダイ・キチヌ・ヘダイが居るわけですが、普段私が狙って釣るのはクロダイとキチヌ。キチヌは普通キビレと呼ぶわけですが、今まで(この夏前まで)はチヌ釣りは、ほぼほぼキビレ釣りでした。キビレはデカくなっても50cmくらい。レギュラーサイズは35~40cm。これに対してクロダイはデカいのは70cmが居るらしいし、パッと見60cmはあるよ~ってのは見たことがある。
毎夏、チヌ釣り大会があり、参加してますが、今までやってたキビレ中心の釣りでは、なかなか上位に行けない。クロダイのデカいのをボンと入れられると太刀打ちできない。しかし、自分の持っているチヌ場はキビレばっかり。たまぁに新しい場所を開拓に行くも、思わしくないことが多い。
この夏は仲の良い釣り友から、クロダイの釣れる場所を教えてもらい、行ってみると、いきなり釣れた!
だいたいその釣り場やルアーとは相性があって、合う合わないは1発で決まる。
この場所は相性が良い!しかも今までのチヌ釣りは、トップにしろボトムにしろブラインドでやってたわけですが、今回はほぼほぼサイト。ルアーへの反応が丸見えなのでコーフンMAX&勉強になる。
結局この辺りのスポットでは計っただけで、50 50 48 46、5 46 と、キビレではなかなか出ないサイズを揃えることができた。釣り友には感謝感激です。
そして一つ成長できたような気がします。

この夏、ってか今年に入って、すでにアカメを3本上げてます。このページを始めてから初めて、年に複数のアカメを釣った。そんな中、油断というか雑なことをしてしまった反省を・・・
物事には流れとか運ってのがあって、それにうまく乗れるかどうは、不断の小さ積み重ねと、ミスをいかに削いでいくかが大切かなと…
いきなり何を書いているのかというと、先日バラしたのデカいヤツをまだ引きずってるわけです。
あれは魚体を確認したワケじゃないけど、はたぶんアカメだと思うんです。今年は皆が言う“アカメの当たり年”。私にも4月から釣れ始め、ここまで3本。しかし、3本目以降、ジャンプでバラシ、合わせが早すぎて乗せられずと続き、デカいのに2回ぶっちぎられ、チェイスをバイトに持ち込めなかったこと2回。とコンタクトにまでは行けてるのにキャッチできないが続いてる。
思い返せば、3本目を釣ったあと、4本目となるヤツをジャンプでバラしたのが、ズルズルのきっかけかなと。3本目がいいサイズだったので、4本目を掛けた瞬間「ちっちゃいや」と、やや雑にやっちゃった。で、バラしちゃった。この時は勢いもあり、「まだまだイケるぜ」だったのが、その後ガタガタと崩れ出し、今日にいたると。スポーツでも1つの小さなミスで流れが変わり、気付くと取り返せなくなっちゃう。
あ~~ココまで書いてクドいな~と思うのですが、消すのも勿体ないので、自分に言い聞かせる意味で投稿します!
先日バラしたっていうのの話は・・・干潮を狙って昼練。午前中に攻めたいつもの放水口、ファーストミッションは、朝練中に捕虜になったエース君の救出。無事任務完了。しかし魚は釣れない。

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第二放水口に移動。出てる出てる。ここは先日80超えのアカメを釣ったところ。その時以来の出水確認。しかし軽いあたりはあるもののそれ以上なく、ふと目をやると、なにかの尾びれがヒラヒラ。よぉく見ると、切れ込みがない。扇のような・・・ってアカメじゃん!!テーリング中のアカメは釣れないって聞くけど、とりあえず投げてみる。反応なし。数投目、体に触れちゃって、逃げちゃった。ちゃんちゃん。
そこで、あまりに釣れないし、最近釣ってないので、カニをジグヘッドにつけて、カニング。するとさっきまでの渋渋はどこに行ったと思うくらい一気に持っていくアタリ。久しぶりに魚キャッチ。

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その後続かず、移動。少し上流。ここではドライブシュリンプでキャッチ。

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アタリも遠のいたので、はじめの放水口に戻ってみる。まだ水は出てる。
色々ルアーを変えてやってみる。私には珍しくミノー(阿修羅F)をつけた2投目。テトラの際で水がモワン!と同時に強い引き。何かわからないけど、デカイ。そしてすごいランが始まるが、何かに掛かったような感覚。無理せず出す。何度も何度も走る。寄せては無理せず出すを繰り返す。しばらくすると、ラインの先にロープが浮いてきた。これをくぐってる。で、見ると、そのロープで折れ曲がって、魚の引く方向と、ラインの出る方向が全然違う。何度かロープを外そうとするするも外れず、魚はどんどん走る。魚が止まったと思ったら、全く動かなくなった。「ヤバ、何かに巻かれたかな」と思い、何度も引っ張ったり緩めたりするが全く動かない。5分ほど待ってみても動かない。ままよと強めに引っ張ると、ラインブレイク。この夏ここで、2本目のデカいのバラシ。悔しすぎる~~~~!!
これで気持ちが切れて、終了。
あ、その前に、帰ってきたエース君は仁属されました。殉職されました。嗚呼

アカメ~~~!!

前日よりやや強い雨が降っており、出撃を見合わそうか迷っていたが、ちょうど起きる頃に雨がやや小降りになったので出てみることに。
浦戸湾に着いてみると、全体的にカフェオレを少し薄めたような水色。いつもの放水口に行ってみると、水は出ているものの、濃いカフェオレの排水。以前このような状態でシーバスの入れ食いを経験してはいるが、最近気になっている別の放水口も見てみることに。
到着。見ると、放水しており、薄カフェオレの水に黒い一筋になって流れ込んでいる。「これチャンスじゃね?」と、やってみることに。雨は降ったりやんだりで、水位はすでに足場の護岸を超えている。ただ試すだけのつもりでアカメタックルに付いていたヨレヨレだけ持って始める。
1投目、流れを横切るように入れてみるが、流れは思ったより強く、うまく流せない感じ。そこで車に戻り、自信のあるバイブ、スラッシュペッパーを探し、たまたま目に付いたチャートタイガーを結んで入り直す。階段を下り、まずは放水口の手前角。過去にもこんな感じでシーバスの実績あり。ポトンと落とし、フォールを始めたらすぐにゴン!アカメタックルなので、強めに合わせ、一気に引き抜く。60クラスのシーバス。とりあえず1投目でナイス。

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リリースして2投目、今度は対岸の角。入れて、着底させ、ブルブル・フォール・着底・ブルブル・フォール・着底と底を小突く感じで引いてきたら、コン!合わせると、シーバスとは違った鋭角的な引き。でもアカメタックルでは簡単に寄せることができ、キャッチしたのは良いサイズのキビレ。ランカーの大会の時に釣れていたら入賞できるサイズ。これもリリース。

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3投目、また対岸に入れて、着底・ブルブルとやったところでゴン!!と来て、いきなり放水口奥にダッシュ!!ぐっと合わせて、耐えると、ドラグがジジジジ。重強い引きに「もしかしてアカメ?」などと思い始める。何度か奥に突っ込んだあと、方向を変え、今度は沖に走り出した。沖には特に何もないので、ドラグをやや緩め、走りたいだけ走らせる。ジッジジ~~~~~~っとしばらくドラグを引き出したものの、止まり、寄せにかかる。それでもときおりドラグを引き出すような強い引き。そしてカフェオレの水面にモワンと波紋。その後ドバドバドバ~~~っとジャンプ。「アカメだ!」しかもデカイ。そこからはよりいっそう慎重になると共に、ビビリも入り出す。「これバラしたらこの週末立ち直れないかも・・・」
相手も弱ってきたか、ジャンプも小さく、ときおり顔が水面に出るようになってきた。見ると、テールのフックが1本が上唇にかかっているだけ。早めにキャッチしないと、ヤバイかも。
今度は横に走り出した。その先には船がモヤってあり、変にロープに絡まるといやだ。また、陸側はエグレのある護岸になっており、過去この角にすられてどれだけの魚をバラしたことかと苦いことを思い出した。
仕方がないので、それまでは階段上でファイトしていたが、思い切って護岸の最先端までドブることに。足元の水深は思っていたより浅く、すこし安心。そして魚との距離を詰めていく。もうだいぶ弱ってはいるが、それでも何度か突っ込み、ドラグも出される。護岸への突っ込みも、ロッドを水中に入れてしのぎ、とうとう寄せきった。フックは1本のみだがしっかりとかかっているのを確認し、グリッパーを構える。口のやや横あたりに隙間が見えたので、そこをめがけて差し入れる。1発で決まった。魚は強いて暴れることなく、ランディング成功。デカイ。久しぶりのサイズだ。ただ、自己記録かどうかは微妙。早速メジャーを当ててみるが、手が震えておりうまく計れない。足場は浸水中なので、置いてしっかり計ることもできない。1人で、この場所で正確な計測は不可能と判断し、とりあえず、80は超えていることを確認し、尻尾を伸ばしたら85前後。ということで手を打った。写真も、震える手ではなかなかうまく写せず、何枚も撮った割にあとで確認すると良いのがあまりないという残念な結果に。見ると、口からウイードのようなものがピラピラ出てる。それを辿っていくと、喉の奥にフックが刺さっている。その先に伸びたラインのせいで、口の外側は少し出血してる。このままリリースするのがよいか、それとも外してやるのがよいか迷ったし、お試しのつもりで降りてきたので、プライヤーも持っていない。魚をここに置いて車から取ってくることも考えたが、その間キープしておく道具もない。仕方がないので、手で外してみることに。魚が大きいので、手はうまく口に入った。ラインを辿り、フックの元まで手が届いたものの、魚はそれでオエオエになったのか、喉の奥をギュッと締める。指が絞め込まれ、慌てて手を引っ込めた。勇気を出してもう一度やると、またオエオエ。今度はビビらず、針をがっちり掴み、何とか外せた。出血もなく、大丈夫っぽい。リリースに入る。ここまでほぼすべてを水中でやっていたので、しばらく立てておいてやったら最後にガブッと私の指を噛んでサヨナラ。たぶん生き延びてくれるでしょう。

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リリースの間腰をかがめていたら、裏モモが痛くなりしばらく休憩。回復したので、また対岸に入れると、フォールでコン!一瞬強い引きが来て、期待したモノの、上がってきたのはチヌ。でもかなりデカイ。大会なら優勝サイズ。リリース。

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その後しばらくアタリ無く、そろそろ終わりにしようと手前の角に入れてブルブルっと引き上げたらコン!またそこそこ良い引きで上がってきたのはチヌ。ん???何かさっきのに似てる。よく見ると出血跡まで一緒だったので、さっきのヤツ決定。それにしても30分も時間を空けずに、同じルアーによく食ったものだ。ってかそれだけ活性が高かったのか。
このチヌで一応終わった気がしたので終了。
今日釣ったすべての魚はスラッシュペッパー。カラーはチャートタイガー。スラッシュッペッパーに関し、今まであまり好きではなかったカラーだが、今日はハマった気がする。
久しぶり、そしてこのブログを始めて初めての80オーバーアカメ。嬉しい!
そして今年に入って3本目のアカメ。久しぶりに年間複数尾キャッチすることができた。どうやら今年の浦戸湾はアカメの当たり年のようだ。

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ちなみに次の日、また同じ流れ出しに行くと、周りの水は緑に戻り、流れ出しは茶色。潮はかなり引いている状態だったので、チヌタックルで奥打ちをやってみる。ルアーはデラブレイクにドライブスティック。ブルブル、ストン、ブルブル、ストンとやってきて手前に来たブルブルのルアーの下で、何か魚がギラ!っとヒラを打った。「もしかして・・・」と思い、少し投げてブルブルっとやったら、コンと来て、いきなりキュキュキュと走り出し、少し沖でジャンプ。ちっちゃいアカメだ!と思った瞬間バラし。嗚呼残念。その後も続けていると、もう一度アタリがあり、乗ってすぐにバレ。これはチヌかも。
水門、今年はアカメが付いているように思います。ただ、釣れた(食った)のは流れの出ているときばかり。流れがあればアカメ狙いをしてみる価値あり。また新たなアカメ場に出会えた。そんな感じ。