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アカメ随筆その7 次の年、四万十川で・・・

ややありましやが、ついに第7弾。これも前とかぶりますが、四万十川でアカメを釣った話。
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7月、いつもの所でいつものルドラでファーストアカメもキャッチできた。その後も順調に釣れ続け、夏本番になった。今年も9月~11月は遠洋航海に出るので、それまでにイイのを釣っておきたいと思った。しかし、盆以降いつもの場所では全く反応がなくなってしまった。

ある日、出勤前フィッシングの時に、いつもの場所とは違うところが目に入った。「試しに行ってみよう。実績のあるところだし」みたいな感覚で、軽く入った。いつものルドラを投げたが、そこは深く、「ちょっと深いところを狙おう」と思い、BLIZ MAX DRに換えてみた。そのポイントは橋脚から手前が深く、足元にはテトラが入っている。
BLITZ MAX DRがテトラに当たっている感覚が伝わってくる。そして本当に足元に来て、手前のテトラでヒラを打った瞬間その下からデカイ口が出てきて一気に吸い込んで反転した。ジィッ!とドラグが鳴り、強い引きが来た。反転したときにスズキだと分かった。でもそれなりのサイズだったので、慎重にやり取りし、それでもアカメタックルだったので、わりと簡単に寄ってきて取り込めた。測ると80cmだった。写真を撮ってリリース。

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次の日からココ通いが始まった。数日後、同じようにBLITZ MAX DRを引いてきたら途中でテトラにあたった感じがした。「あそこにもテトラが沈んでるんだ」と思いながらもう2巻きほどしたときに「コン!」とアカメっぽい当たりと共に、強烈な引きが来た。アカメ、しかもかなりデカ目と確信した。何度かドラグを出され、浮いてきて飛んだ。アカメだった。前日のスズキと長さは同じくらいだけど引きが相当強い。何度も走られ、飛ばれながらやっと足元まで寄せてきた。それでも手前は牡蠣のはえたテトラで、あれにPEが擦れたら一発だ。久々のデカアカメだし、OSPだし、出勤前だし、コ レばらしたらどうなることかと半分怖くなる。何とか取り込めそうなスペースを見つけ、そこに誘導し、手を出したらまた走られた。何とかラインが擦れるのを食い止めもう一度手前に寄せ、やや強引にランディングした。テトラを渡り、足場までくると、上から「デカイねぇ!それは何?」と聞かれ仰ぎ見るとおじさんがランニングの途中みたいな感じで見ていた。声を掛けられるまで全く気づかなかった。「アカメです」と答えると「ちょっと見に行ってもいい?」と言われ、階段を下りてきた。「デカイねぇ!写真撮ってもいい?」と言うので、「どおぞ」と言った。悪い気はしない。ついでに「すみません、私の携帯でも撮ってもらえます?」と聞くと「イイですよ」と言ってくれたので久しぶりのブツ持ち写真を撮ってもらった。

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単独釣行だと自由だけどつれたときに自慢やブツ持ち写真が撮れない欠点がある。おじさんの登場で忘れていたけど、久しぶりの大物アカメにヒザは笑っていた。リリースするとおじさんは「ありがとう」と言って戻っていった。ちょうど出勤時間になったので、コレでおしまいにした。2連チャンで、ココでイイ釣りができた。ポイントとしても今までのところとは違うので、釣り的に広がった感じ。

実にこの日がOさん来高の前日。早速「四万十行かなくても浦戸で十分、ってか浦戸の方がよく釣れますよ!」とメールした。今回の来高は四万十川でアカメ釣りが目的で、自分も船を出して一緒に釣ることになっている。でも、四万十川本流の下流部で釣りをするのも初めてだし、船を出すのも初めて。しかも夜だし、絶対に辺りは真っ暗でどこにいるのさえわからなくなる可能性や、浅瀬に乗り上げる可能性もかなり高いとビビっていた。でもOさんがどうしてもと言うので、半分渋々OKを出した感じで、「このメールで裏戸にしてくれたらなぁ」という期待もあった。浦戸なら家からも近いし、都会だし、どこに行っても明かりはあるし、遭難ってことはないと思っていた。しかし、Oさんからの返事は「四万十がダメならもう1晩は浦戸って手もありますね」と、四万十川へのこだわりがヒシヒシと感じられるものだった。そうなれば、懐中電灯やランタンを準備して、その気で乗り込むしかないと腹をくくった。
Oさんは高知駅で「南風」から「あしずり」に乗り換え、15:30中村着だった。その特急が着いて、改札前で待っているとなかなか出てこない。「乗り遅れて次かなぁ?」と思い、駅員さんに「次の特急はいつですか?」と聞くために歩み寄ったところ、ホームの奥からOさんが来るのが見えた。「お久しぶり~」ということで再会を果たし、車に乗り込み、まずはフィッシング岡田に向かった。中村でアカメならココでしょう!という釣具屋さんで、自分も中筋にバス釣りにきたときには毎回顔を出し、おばちゃんとも顔見知りになっている。「本流のアカメは最近どぉ?」「台風の前まではいたけどねぇ、その後は聞いてないねぇ。」1週間前の週末に台風が来てかなり降ったようだ。川はそれほど増水しておらず、大丈夫とのこと。「アカメなら浦戸の方が釣れるでしょう!!」とズバリ。「でもこの人、四万十のアカメをやりたくてわざわざ静岡から来たんだから・・・で、泳がせもしたいし、餌の釣れるところ知らない?それと、浅瀬で危ないところとか」「餌なら竹島川ね。危ないのは井沢の中州くらいかな」ということで、今回はOさんの希望で泳がせ釣りもすることになっており、まずは餌を確保しないといけない。餌としてはボラが一番らしいが、投網でもないと採れないし、第2候補で釣れそうな魚としてはチヌや シマイサキが最高で、他、とにかく活きた魚が必要だった。そういえばここらでバス釣り以外したことなかったなぁと思った。おばちゃんに言われるまま竹島川に行き、数投するが、反応なく、釣れる気がしないのでとりあえず明るいウチに船を降ろす場所を見ておこうとスロープまで行き、「ココで釣ってみましょう」と竿を出したところ、第1投目からアタリがあり、次々とアマギが釣れた。コレを魚籠に入れたが、弱いらしくすぐに腹を上にしてしまう。取り込みを素早くし、針を飲ませないように早合わせで、魚体に触れずに魚籠に入れることで生存率を高めた。できればチヌか、エバでも釣れてくれればと思ったが。辺り一面にアマギがいるかのごとくアマギオンパレードだった。小一時間で30匹ほ ど釣れた。

20110910018クロサギ属SP(たぶんクロサギ)

 

これでとりあえずOK。夕食を仕込みに近くのコンビニに行き、船を降ろしたら真っ暗になった。できれば明るいウチに出船し浅瀬の具合を見ておきたかったが、仕方がない。不安の中出船した。ココに戻れるように、近くの明かりの具合を確認し覚えた。幸い道路工事をしており、それが目印になりそうだ。
出船時、引き潮だった。船は流されながら出船場所から船着き場へと行った。出っ張りで渦を巻いているのがわかった。居るならあそこだと思い、そこからキャストを始めた。
ルアーはもちろん最近自信のBLITZ MAX DR。渦のあたりに上手く投げられた。今日は船からなので、ビッグベイト用ロッドにコンクエストの300+30ポンドナイロンラインをメーンとして、いつものスピニングタックルは泳がせ用。もう1本、ダメだったときのチヌロッド。
ルアーは底を打つ感覚がなく、そのまま帰ってくる。「まだ少し潮が高いのかなぁ?」とか思いながら少し下った。船着き場を過ぎると岩場にさしかかった。ココはいい感じに底に当たる。浦戸の橋の下と似た感覚が伝わってきた。この感じなら釣れるかも・・・と思いながら流した。Oさんにもそのことを告げた。大谷さんは少し潜る系のミノーを使っている。大きな岩の張り出しにきた。この岩の下流川には渦が弱く巻いているのが見える。「ココが一番でしょう!」と2人気合いが入る。船は流されるままソコを過ぎた。次は岩を回り込んだところの垂直岩盤。岸との距離が掴みづらいが、なるべく岸近くに落とす。引いてくるといきなりコツコツと底に当たる。垂直岩盤だが、水際が大きくえぐれているわけではないようだ。クランクベイトが底に当たるのを感じながら、時々ストップを掛け少し浮かせまた引く。引いてくると途中で底に当たらなくなる。そこらがブレイクになっていて、船の下はかなり深いと思われる。岩盤の終わりに小さな流れ込みがあり、そこを過ぎるとエンジンがつっかえるほど急に浅くなっている。下げ潮であり、そこそこのスピードで流され、ポイントを過ぎたようだ。「もう1流ししますか」と言い、上流にエンジンで上がった。そこより下流に1人、竿を出しているようであり、迷惑を掛けないよ うにという配慮もあった。
2流し目、岩盤域にさしかかるとOさんは飲ませ釣りに変更した。大岩の出っ張りあたりでOさんは緊張気味に「ちょっと餌が騒がしい!」と言った。「もしかして追われてるかも!!」自分も緊張した。自分はルアーを投げ続けている。「おっ!」という声とともに「ヤバ、根掛かりだぁ」と落胆したOさんの声。根掛かりを外すと仕掛けは切れていた。2流し目もこのあと何も起こらず上流に向けた。
船出し場より少し上流、アマギを釣ったところまで昇ると、人が釣りをしているように見えた。ライトを当てるのも失礼と思い、少し遠巻きに流し始めた。その人っぽいものは全然動かなかった。もしかしたらゴミかなんかかもしれない。アマギポイントは潮が下がった関係か浅く、ディープダイバーはおろか、ミノーでさえ底に当たる。「ちょっと浅すぎますね」「でもあれだけアマギが居たのだからもしかしてアカメも食いに来てるかも」ってことで、流されるままにいた。船は中州の方に流れていった。今回はエレキは積んできていない。魚探もない。船外機だけだ。中州にきた。まだ露出していないが、ライトを当てると底が見え、あと数十センチだ。パチャ!と音がした。小さな魚のと思い、ココでチヌロッドにマイティーペッパーの5cmを付け投げる。カラーは目立つように黄色クラウンにした。1投目、底に当たるのとは違うアタリがあったが乗らなかった。「今アタリましたよ!チヌかも・・・」で、2投目ガツっとヒットした。引きは小さめのチヌの感じ。寄せてみると25cmくらいのキビレだった。「それ頂いてイイですか?」とOさん。「イイけどどうするんです?」「いや、餌に・・・」「って、デカ過ぎじゃないですか?」

20110910020餌
「でも、コレ食うアカメならかなりのサイズだし」ってことで、Oさんはごっつい針を背中に刺して泳がせてみた。「元気に泳ぎます。コレならイケルかも」と嬉しそう。その後チヌのアタリもなく、船も岩盤のほうに流されたのでアカメタックルに持ち替え、Oさんはチヌを泳がせた。大岩の出っ張りで「チヌが騒ぎ出した」とOさんの緊張した声。が、その後事件は起こらずまた流れ込みまで流し終わり。「ちょっと下流を見に行きますか」ってことで、ここからエンジンで下流に向けた。下流には同じような船着き場があり、その下手は岩盤になっていた。岩盤に止め、流し始めたが、感じが少し違った。NHKにあった「アカメ団地」はどこか!見覚えのある風景を探しながらまたエンジンで下った。途中、橋脚にも投げたがノー感じだった。そうしているうちに下流の水面がざわついているのが見え、空が真っ暗になった。風はこちらに吹いている。「やば!雨だ!」先週の台風に続き、台風が沖縄にあり、その影響で襲雨がある。船を上流に向けたが、エンジンは5馬力。雨に飲み込まれた。船出し場までの長いこと長いこと、カッパを着る余裕もなく、2人とも泳いだようになり、途中からはガタガタ震えてきた。やっと船出し場に戻り、船を揚げ、急いで車に隠れ、着替えた。それから雨は30分ほど続いた。着替えたと言っても、Oさんは泊まりの準備できているので一揃えあるが、自分はそれまでは短パンTシャツだったのを、もしかしてお風呂に入るかもと思いGパンにポロシャツを持ってきてはいたが、パンツを忘れた。パンツもぼたぼたで絞っても着れるようにはならない。仕方なくノーパンでGパンを履いた。ちょっと、まさに水を差され、寒くもなったので、コンビニに行き、何か食べることにした。コーヒーとパンで暖をとり、店の前のベンチでまどろんでいると、「あれ、カマキリですよねぇ。ちっちゃいけど」とOさん。みるとこカマキリより小さいが、カマキリの形をした虫が電灯に寄っていた。「捕まえてみます」とベンチに昇りカマキリの感覚で手を出すとものすごいスピードで動き、どこかに行ってしまった。「マジ早いっすねぇ」と驚いていたら腕のあたりをゴソゴソと動く感じがして、ぱっと捕まえた。手を開くとまたすごいスピードで飛び出そうとするので慌てて手をすぼめた。一瞬、さっきのカマキリと確認できた。今度は慎重にゆっくりと手を開き確認すると、コカマキリより明らかに小さいがカマキリの形をした虫が居た。「たぶん、ヒメカマキリですよ。私昆虫フェチですから」とOさん。「魚フェチじゃなかったんですか?」OさんはTV東京のTVチャンピオンで魚博士大会に出場し決勝まで残った強者だ。そのときの優勝者が後の「さかなくん」。「虫も好きなんです」そういえばお家にはカメレオンを飼っているらしい。とにかくヒメカマキリなんて初めて見た。ルアーの箱に入れ少しの間連行することにした。

20110911032ヒメカマキリ9600

船に戻ると02:00だった。潮は完全に引き上げ潮にかかっていた。船がだいぶオカに上がった感じだ。船を出し、上げ潮ということで、岩盤の下流の流れ込みまで走らせた。ここから流されながら上流に行く。エンジンを止め、流されにかかるが、思ったように流れない。上げ潮流だし、まだそれほど効いていないようだ。風は雨の時以外ほとんど吹かず影響はない。それでも少しずつ上流に向け流れ出した。前半よりはゆっくり探っている感じ。大岩の張り出しの下流の垂直岩盤を少しずつ流し、そろそろ張り出しの手前だなってところでグッとルアーを止められた。それまでの底に当たる感じとは全く違う感覚だった。ラインがナイロンなのでカツッやカンというアタリでもなかった。「来た!」と告げると同時にズッとドラグが出た。「デカイ!!」またドラグを出された。ラインは30ポンドで船からなら大丈夫なはず。引きの感じからイイサイズだとはわかるが、アカメとも確信が持てない。第一、初めて四万十川に船を出して、何もわからないままアカメが釣れてしまうなんて絶対ないとその時点でも半分は思っていた。「でかいけどアカメかわからない。アカメにしては飛ばないし・・・」とOさんに言ったとたん、船縁でドバババと飛んだ。「アカメだ!!」2人同時に叫んだ。とたんに緊張してきた。それまでは「もしかしたらコイかも」「・・・」のあとにはそう言おうと思っていた。
アカメなら本気で取り込みましょう!と気合いを入れ、ドラグを少し緩めた。もうそれほど走り回る力はなさそうだし、周りに障害物はなさそうだ。瞬発力で切られないようにとの対応だった。その後何度か突っ込むものの、船縁まで寄せてきた。この時のために(って釣れないとは思いながら)ラパラのグリッパーの長いやつを持ってきていた。取り込みをOさんにお願いする。快く引き受けてくれたが、反対の立場だったら緊張するだろうなぁと思う。寄ってきたアカメは80クラス。自己記録ではないが何せ「四万十川のアカメ」だ。ココまで来たらどうしても取り込みたい。ラパラのグリッパーはなかなか思うように決まらず、Oさんは自前のギャフを取り出して「コレでもイイですか?」と聞くので、「お願いします」と応えた。ギャフの使用はアカメの世界では普通で、体に打つのではなく下唇(下あご)の皮の薄いところに打つ。コレなら魚へのダメージは少ないし、ストリンガーを通すのにも使える。1度目は失敗したが、2度目でしっかりかかり、何とか取り込めた。船底幅よりも長く、2人乗りの状態で写真は撮れないと思い、ストリンガーに下げることにした。コレも釣れないとは思いながら持ってきていた。

20110910023アカメ60弱 阪口さん四万十アカメ
片方端を船に舫いアカメを水中に放すとよりデカく見えた。同じところを通そうと船を超スローで走らせながら少し戻した。同じように同じところを緊張しながら引いてきたが、アタリはなかった。
大岩の張り出しに来た。岩の上流部、少し巻いているところに投げ、引いてきたときまたグッと食った。合わせるとさっきより軽い感じ。「また来ました」「でも小さい、チヌかも」と言うと「いや、ココでそのルアーにチヌはないでしょう」とOさん。寄せてみると、デカイ!チヌだった。ちょうど釣具屋のチヌフォトダービー参加中で、それまでの暫定1位が47cm。コレは完全にそれを超えている!!狭い船上で真夜中にきっちりサイズも測れないと思い、ストリンガーに吊すことに。

20110910022クロダイ泣50
この岩場には道路から下りてきている階段があることに気づいた。つまりココならオカパリもできる。一番イイポイントだし・・・ただし夜に1人で釣るには怖すぎる。絶対ヤダ。後日録画したNHKのテレビで確認したら、アカメの発信器を回収したのがまさにココだった。ココにアカメ団地があるのか・・・潜ってみたくなった。
コレでイイ魚が2本になった。こうなると是非ともOさんにも釣ってもらいたいと強く思い出す。そのまま流していき、岩盤の終わり辺り、ちょうど道路工事の下、またグッと来た。合わせると今度はすぐに飛んだ「ちっちゃいけどアカメだ!」コレは割と簡単に寄せ、ボガでランディングした。60弱。四万十川2本目のアカメ。コレなんか是非Oさんに来てもらいたかったと思った。ココでついに、それまで自作を中心にミノー系でやっていたOさんが、「クランク貸してもらえます?」と言ってきた。来高前に「ディー プ系のクランクがイイです。」とメールしたら「クランク持ってましぇん」「なら自分が多めに持っていきますので使ってください」と言ってあった。

20110910024アカメ60弱」 20110910021AKAME80overLL
ここから2人でディープクランクを引くことになった。私は得意のBLITZ MAX DR、OさんはバグリーのダイビンB3。ブリッツも勧めたが、とりあえずちょっと違うのでということで、バグリーを選択。私はアマギポイントとチヌロッド以外では1晩ブリッツを引き倒した。
再度下流に戻り流し始めた。垂直岩盤で軽いアタリ。あげるとソゲ。20cmもない。でもこれで1晩にブリッツだけで3目達成。マイティーペッパーと合わせて今晩5本目。ココでついにOさんもブリッツに変更。岩の張り出し辺り、60弱の釣れた辺りまで流していくが、何もなく、そろそろ空も白みはじめた。明るくなると水が綺麗なだけに釣れそうという感じがだんだんしなくなってきた。でもまだ水面にはもやが出ており、完全に明るくなるまでは粘ってみた。06:00「もう1流ししますか?」と聞くと「いや、もういいです。集中力も切れてきたし」ってことで、あがることに。船出し場に行く途中また雨が降ってきた。それほど強くなく距離も近いのでカッパを着ずにそのまま行った。船をズリ上げたところで雨が強くなってきて、車に避難。しばらくしたら止むだろうと思っていたら勢いを増し、ゾーゾー降り出した。そのまま1時間近く降り続き、その間に一睡もしていない2人は落ちた。1時間半ほど眠っていたら雨は小やみになった。船を見るとあふれ出しそうなくらい水がたまっていた。込み潮なので少し浮いた状態になっていた。スロープにズリ上げようとしたが重くてあがらず、手を突っ込んで水栓を抜いた。船に残した荷物は水没していた。水が大方抜けた。アカメとチヌは元気にいた。ココまで連れ回しておいてなんだが、早く返してあげたい。まずはアカメ。スケールを当てると83cm自己記録には届かないが、2番目。続いてチヌ。今日のは本チヌ、つまり黒鯛。ルアーで初めて釣った。ダービー用なので慎重に計る。残念ながら50に0.5足らない。ダービーなのできちんと計った。普段なら50にしておくサイズ。49.8くらいだったけどま、大会だから辛めにと思って49.5cm。
2匹とも放流すると元気に泳いでいった。Oさんは疲れていたのかその間も全く動かず爆睡中。車を開け、荷物を運んでもびくとも起きない。ボートを乗せる段になってやっと起きた。「すみません、よく寝るってよく言われます」といいながらボートを積むのを手伝ってくれた。「魚逃がしちゃったんですか?動画とか撮りたかったなぁ」と残念そう。すでに夏の太陽がサンサンと輝き暑い時間になっていた。ヒメカマキリを放し、せっかくということで、この辺りを観光することにした。まずはアカメのモニュメントのある橋。コンビニのすぐ近く。中村市街に入り赤鉄橋を渡り、四万十川左岸を上流に向け走る。しばらくすると佐田の沈下橋。四万十川といえば沈下橋でしょう。その後市内に戻り、平和な湯に入ってゆっくりする。畳の部屋でまた寝ていたら子供連れがマックの袋を持って入ってきて五月蠅いったらない。寝てる人が居るから静にとの注意もしない親も親だ。しかし強者Oさんは高いびき。まぁだ寝るかぁって感じでしばらくそっとしておいたが、起きる気配が全くないので昼前ということもあり、これ以上時間を食うとあとの行動にも響くので、揺り起こした。「どうします?」「う~~~ん、ココでもう1晩とも思うし、浦戸湾も気になるなぁ」としばらく考えてから、「良かったら帰りながらチヌなんかやって、浦戸まで積んでもらえますか?その後はレンタカーで回ります」自分ははじめからそのつ
もりだった。帰り道で昼食べて、てきとうなチヌポイント回ってレンタカー屋に行けばいいや。
帰り道、高知県西部の観光案内をしながらOさんと釣り談義。昼食を久礼坂の豚太郎で食べようと思ったらもう2時近いのに満員。「この坂を下りたところにおいしい魚の店があるから」といって久礼の町中に入ると、ちょうど神際。こんな時に車でウロウロしたら大変だと思いココもパス。こうなれば宇佐まで行って萩ノ茶屋の中華丼に驚いてもらおうと思い、そこまで引っ張ることに。萩之茶屋に着いたのはもう3時を過ぎていて、昼食というより早夕食的。大谷さんは中華丼を喜んでくれた。ここまで引っ張って良かった。
その後春野のチヌポイントを案内したが、1チェイスのみ。「浦戸大橋の下ってどう行くんですか?」と聞かれたので、わかりやすい道筋を一緒に行った。大橋の下を一回りすると、クエ釣りなのか、ごっつい仕掛けの人が居た。
高知駅前のレンタカー屋まで行き、ココで荷物を積み替え、Oさんと別れた。自分は明日は仕事だし、大橋さんはもう1晩やって昼過ぎに高知を出るらしい。釣れてくれと願い分かれた。
Oさんのおかげで、四万十川でアカメを釣ることができた。1人では絶対に船を出していないし、船がなければこの大きな四万十川でアカメを釣るなんて10年かかるかもしれない。仮に1人で船を出したとして、絶対途中で怖くなって帰ってたはず。しかしOさんが居たから出したし、1晩釣りができた。アカメといえば四万十川のイメージが強く、その聖地で釣ったというのが大きい。そして、四万十のアカメといえば三平くん。三平君の釣った四万十川で同じく釣ることができたのが嬉しかった。できれば潜水艦だったら良かったけど。そういえば四万十川のアカメ釣り師の中に「Team Submarine」というのがある。しゃれた名前だと思う。
ともあれ、Oさんは私をアカメ釣りに引き込んだ張本人だし、今回の四万十川釣行もそうだし、いろいろとお世話になりっぱなしだと思う。できたら釣ってもらいたかったなぁと本当に思う。次回機会があればまた船を出して、エレキと魚探と積んでイイ餌も用意して釣りをしてみたいと思う。

(※ この記事の一部写真はOさん撮影のものを拝借しました。)
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このページを始めて、初アカメゲット~~!!
今朝は暗いうちからアカメ狙いで出撃。
ここ3年、アカメが釣れてないので、初心に帰り、ファーストアカメスポットを目指す。潮はいい感じの引き。お盆の日曜とあって、入れるかどうか不安。
到着、近くにそれらしき車は無し。素直に入れた。
水面は小魚がフラフラしておりいい感じ。
ルドラ・スペックⅡを投げる。アカメ用に少しチューンしてある。水深は今の潮で1mあるなし。ロッドティップを下げ気味に引くと時折底に当たる。当たったらストップさせ少し浮かせ、また引くを繰り返す。
何投目か、「ここで底に当たる」と思ったところで底にコン。少し浮かせると、底とは明らかに違うアタリが。コン!「アカメっぽい。アカメならもう一度食うはず」と思い、少しストップさせ引き出したところで、またコン!キュキュ!!今度は乗った!「アカメのはず。でもちっちゃい」と思い、引きもなにもとにかく引っこ抜く。思ったとおりアカメだった。ちっちゃい。自己最小と思う。でも嬉しい。

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3年前のはシーバス狙いで釣れちゃったパターン。今日のはアカメ狙いに行って釣ったやつ。取り込みで少しドタバタしたのでルドラのリップが折れちゃった。名誉の殉職。
写真を撮り、リリース。元気に帰っていった。
「まだいるはず!」と続けたものの、なんだか嬉しくって集中できず、終了。

や~~~~嬉し~~~~~!!
なにせ「高知のアカメ釣り」なんてタイトルつけたものの、それ以降アカメのアの字もなかっただけに面目躍如。なんとか一息つけました。

あの場所に入ってることがわかったので、あす以降も狙ってみます。

アカメ随筆その6 世界の・・・とアカメ

第6弾 オカッパリ不調につき、ガイド船での釣行。

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お盆の家族旅行中、高速道路を運転してたら切符を切られて、過去の免停もあり、中期の免停となってしまった。
9月に入った。免停の日が近づいてきた。前回の免停は実質1日で終わったので実害と言うほどのことはなかった。1日面倒な講習を受け、その行き帰りは車に乗れない、それだけだった。今回は1ヶ月は確実に車に乗れない。その間通勤は自転車でしなければならない。憂鬱だが、「ダイエット強化月間」と銘打って楽しむしかないと思えるようになった。

ちょうど同じ頃、ある雑誌の企画でご一緒してから親しくしてもらっており、ずっと世話になって、色々と交流のあるバス業界では“世界の”と冠のつくバスプロNさんが高知 にテレビのロケで入っていた。県西部の川でバス釣りの撮影のあと、プライベートで浦戸 湾でアカメ釣りをしたいという。一も二もなく協力することにしたが、さて、自分は免停 だし・・・そうだ、Nプロに運転してもらえばいいや。ってことで、色々事前準備を始 めた。私としても是非ゼヒ釣ってもらいたい。しかし、昨年ならあそこに行って1晩ルアー投げてれば少なくともアタリはあるハズという絶対ポイントがあったわけだが、今年は見失ってしまっている。全く見当も付かない状態だ。もちろん、それでもランガンすればもしかしたらあたる可能性のある場所はいくつか押さえてはあるが、確率は低すぎる。
あれこれ策を練っているところに、ひょんな事から浦戸湾にアカメのガイド船がいることがわかった。HPを見ると、知った顔が出ているではないか。いつもお世話になっているマリーナのTさんだ。早速Tさんに電話して様子を聞いてみた。Tさんは「R丸のガイドなら一番信頼できますよ。自分から連絡入れてみます。その方が安くなるかもしれないし、もしかしたらNプロということでタダになるかも!」おっと、渡りに船だ!
Nプロにボートでも良いか、オカッパリにこだわっていないかを確認するとこだわりはないということなので、今回はRさんにお世話になることにした。
ロケには私の船も取材艇として協力することになった。免停とロケのタイミングが上手くいって、ロケ後に免停となれば良かったのだが、皮肉なことに、免停講習が2日あるうちの2日目にNプロの来高が決まり、その日を入れて3日間、県西部でロケ、ロケ後高知市内に来てアカメ釣りとなった。
このロケのメーンボートは県西部の熱烈な並木ファンであるKさんのフルNプロ仕様アルミ艇を使うことになっている。Kさんと連絡を取り合い、私の免許が生きているうちに私の船を県西部まで持って行き、取材に使ってもらうことにした。取材後は免停が解けるまでどこかに保管してもらい取りに行くことにした。
免停前最後の日曜日、船を届けるのと最後のドライブを兼ねて県西部、土佐清水まで娘と行った。この子は無類の水族館好きで「どこ行く?」と聞くと「桂浜水族館!」とか「トンボ公園!!(の中の水族館)」とか答える。清水まで行くのだから足摺海洋館もリニューアルしたことだし、そこに行ってみることにした。朝6時、こちらを発ち西に向かった。
「はぁ・・・これが最後のロングドライブかぁ・・・」と、妙にセンチメンタルになり、味わいながら車を走らせた。須崎、久礼、久礼坂、窪川、佐賀と国道56号線を走り大方の途中で左に折れた。距離的には国道の方が近いが、この道が何となく好きなのと、途中にバスの釣れる池がある。上手くいけば行き掛けの駄賃だ。
が、この日は何もなく、四万十川を渡り、足摺サニーロードを清水に向けて走った。四万十川、中村までは何度も来るが、その先はなかなか行かない。中村の野鳥公園より先のサニーロードは久しぶりだった。気分よく走っていると、以布利の新しいトンネルが抜けていた。そういえばKさんも「以布利のトンネルが抜けて早くなった」と言っていた。
土佐清水市の中心街に入ったところでKさんに電話を入れ、船を置くところまで案内してもらった。少し立ち話をしたが、今回Nプロは取材のことは飛んでしまって、アカメのことで頭がいっぱいのようだった。
取材は凄い釣果が出たようで、後日スカパーで放映された。
取材後、Nプロはスタッフと一緒に我が家まで来て、Nプロだけ残った。今回の運転手としてSちゃんにお願いしておいた。3人で、ウチで先ずは作戦会議、というか雑談。話の中心はアカメのこと。19時出船なので、少し時間がある。ルアーのフックを替えたり、ラインを巻き代えたりした。時間になったので、Sちゃんの車でマリーナまで行った。マリーナにはR丸の船長と、今回はもう1艇出してもらうのでその船長さんがいた。軽く打ち合わせをして2艇はそれぞれ出航した。浦戸湾奥のマリーナから
細い運河を通り、川を登っていく。今回はNプロとSちゃんがR丸に、私がもう1艇に乗った。私の船はまっすぐ上流を目指し、R丸は途中で左に進路を変えた。私の乗った船が着いたのは、大きな橋の下。車用の橋と歩行者用の小さな橋が並行していて、橋脚がたくさんある。船長は潮上に錨を打って、ちょうど良い距離までロープを伸ばしていった。「ここにはアカメが付いています。ディープダイバーかシンキングプラグで3mくらいを探って下さい。アカメはこのオレンジのライトが好きなようです。明かりと影の境目なんかも狙い目ですが、まずは橋脚近くに投げてください。」とガイドが言っ
た。この船には船長とガイドと私が乗っている。今回のタックルは船ということ、ディープクランク中心ということで、ベイトタックルにグラスの巻物ロッドの強い奴にした。
第1投、橋脚を目掛けたが、暗くて距離感がつかめずショート。ルアーはBlitzMax-DR。巻き取って、もう一度キャスト。今度はイイところに入った。巻き始めて少し経つと、グッと重みが来た。いつものグラファイトロッドにPEラインとは違うので、アカメの”コン”というバイトではなかったが、食った瞬間走られ、ロッドは根元まで曲がった。しばらくするとジャンプした。アカメだった。船長が「ファーストアカメですか?」と聞いてきた。「いえ、何匹か釣ってます」と答えた。あとで聞くと船長さんはまだアカメを釣ったことがないらしい。突っ込み、飛ぶ魚を何度かあやし、取り込んだ。55cm位のアカメだった。

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写真を撮って、早速、別れていったNプロに電話した。「釣っちゃいましたよ、アカメ!」「え~~マジですか?!こっちは魚が見えてるけど喰わないです。今からそちらに向かいます」とのとだった。船長さんは近く釣具屋さんを出店する予定のようで、「この写真、店に飾ってもいいですか?」ときかれ、「もちろんお願いします」と答えた。
20分くらい経ってNプロ号が来た。「もうリリースしちゃったんですか?」と聞かれた。生アカメを見たかったようだ。その後、1本向こうの橋脚に入る。私もキャストを続けるが当たりなく、ルアーを換えた。1投目、グっと当たりが来た。ガスっと合わせると急に軽くなった。回収すると、バルサ製ディープクランクのリップ部分だけが返ってきた。残念!!少し強度が足りなかったか・・・
その後元に戻してキャストするが当たりは出ない。潮が変わりボートのポジションも変えて狙うがヒットしない。今回はR丸も「釣れるまで帰らない」という決意で出ているので、とにかくNプロが釣るまでは帰らない。日が変わり、深夜2時ごろ、いきなりグッと当たりが来た。その時は半分意識なく、朦朧とした状態で巻いていた。で、いきなり来たが、うまく反応できた。釣れたのは同じくらいのサイズのアカメ。

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できればNプロにあたって欲しかったが、釣れて文句を言うものでもない。
4時過ぎ、それまで近いところで釣りしていたNプロ号はもう1本向こうの橋脚に入った。そこは先程潮が引いたときに見たら大きなブロックが入っているところだった。しばらくしてSちゃんの竿が大きくしなった。船を動かして対応している。10分ほどのファイトの後、かなりデカそうな魚が上がった。船が近寄ってきて見せてくれたら、デカアカメだった。測ると91cm。Sちゃんのファーストアカメだ。これで負けず嫌いのNプロが燃えないはずはない。そこからはNプロのための時間となった。そろそろ空が明るくなり始めた頃、Nプロの竿に来た。かなり走られているので、船を回すためのポジションについた。が、なかなかエンジンが掛からない。やっとエンジンが掛かったが、魚は橋脚を回り込んでしまっていた。ラインをなるべく擦らさないように、船を回していく。ふとした拍子に竿がしなりを失った。バレてしまった。辺りはもう完全に明けていた。Nプロももうこれ以上粘ろうとは言わず、帰港となった。マリーナについてからなにやらNプロはあちこちに電話を入れ始めた。「釣るまで帰んねぇ!もう1晩
スケジュール空けれたらやります!!」そうとう悔しかったようだ。でも結局スケジュールの都合がつかずに夕方の飛行機で帰ることに。
この年全くアカメに触れていなかったのに、1晩で2本釣ることができた。Sちゃんにはやられたけど楽しく貴重な経験をさせてもらった。考えてみれば、アカメのガイドが生活できるほど浦戸湾にはアカメが住み、そこそこ釣れるってことだ。
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ぜひともNプロに釣ってもらいたかったなぁ・・・

アカメ随筆その5 アカメ用ロッド

偶然オークションで見つけたアカメ用ロッドブランク。またアカメネタからは離れますが少しご辛抱を・・・

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その後、アカメ釣りスランプもあった。そして、父が亡くなったりでバタバタした。

喪が明けてから、釣りを再開したが、バスのシーズンには少し早かった。オークションでアカメ用のブランクが出ているのを見つけ、衝動的に購入した。台湾で個人でブランクを設計し、メーカー に注文している人の作品だった。台湾からの長モノなのに、送料も安く、また、パーツも台湾製のもの を見繕って送ってくれた。手に取った瞬間感じた。いや、たまたまオークションでヒットした瞬間に運命が繋がったのかもしれない。とにかく、この竿はイケル。そう感じた。それからはとにかくロッドの完成に向けた。グリップの位置、ガイドの位置は自分で決めなければ行けない。今まで何本かブランクからロッドを完成させたが、それらにはガイドの位置やグリップの位置などの設計図まで記されていたモノで、一から作るのは、今思えば、この竿が初めてだった。アレやコレやを考えながら一応組み上げ、ガイドは瞬間接着剤で仮止めをして、とにかく竿が振りたくて、仕事帰りに今まで気になっていながら竿を出していなかった、とある川の合流点に行った。竿の調子を見るだけだからどこでもよかったのだが、少しでも釣れる可能性があるならと、その場所に立っていた。通勤路の途中にあるので、寄り道というにも語弊があるような場所だ。
川に降りると、いきなりルアーの届く範囲でデカそうな何かがボイルしていた。早速その竿に、一番自信のあるルドラを結んで投げてみる。この段階で、竿の調子試しというより、釣りになってしまっていた。が、投げてみて感じたのはその竿のポテンシャルだった。ルドラが今までないような軌道でビシッと飛んでいった。「抜けが良い」というのはこんな感じなのかと思った。
ルドラは流れに乗り、ボイルのあったポイントを通った。が、何も起こらなかった。何投かしたが、竿の好感度はアップするが、魚からの反応はなかった。ふと、目に止まった「飛豚」を結んでみた。デカイルアーだが、バスには実績があり、元々がデカシーバス用のルアーなので「コイツでやってみよう」
と思った。ルドラより数倍重い感じの飛豚であるが、竿は十分に受け止め、バビュ~~~ンという感じで飛ばしてくれた。飛豚はリップもあるが、テールにスピナーのある、トップに近いルアーだ。水面をただ引きでゆっくり引いてくるのも良いが、トゥイッチしながら引いてくると、スピナーのブシュブシュ音とラトルのカツンカツン音でかなりアピールが高い。場所によると一気にスレてしまうかもしれない。ここで数投でダメなら代えようと思っていた。
ボイルのあったポイントは、よく見ると、そこだけ少し深くなっており、アマモみたいな草も生えている。対岸に向けてはなだらかに駆け上がっており、こちらの岸は、この川にしては急深な場所だ。改めてじっくり観察すると、いいポイントだ。そんなことを思いながらトゥイッチを続けていたらちょうどボイルのあった付近に飛豚がさしかかった。少し気を入れてみていたが何も起こらない。ああ、ダメかと、そろそろその場所を外れかけた瞬間、ゴバッという音と共に水面が割れた。反射的に合わせを入れていた。グッとロッドに重みが乗った。その瞬間、魚が水面を割った。ゴバゴバゴバゴバっとテールウォークだ。しかもデカイ。竿は、十分に持ちこたえている。投げにくいが、大物とのファイト用にグリップエンドを長く取ったこの竿だが、その効果がズバリ発揮された。グリップエンドを足の付け根につけ、左手で引きに耐える。半身になり、走りに対応する。PPさんから教えてもらったファイト法を実践してみた。飛んだ瞬間に、スズキだとわかっていた。でも経験したことのない長さと重さだった。それまでの最高は93cmのタイリク。それクラスかそれ以上に思えた。何度かの走りと飛びの末、魚は手元まで寄ってきた。顔が見えた。「デカ!」。ややその大きさにビビッた瞬間魚はまた走り出した。が、それほど力が残っているわけではなく、すぐに止めることができた。また寄せにかかる。少しは冷静になってきたので、取り込み場所をチェックしてみる。今の足場より上流よりに数歩移動すれば何とかなりそうだ。何せ、ロッドのテストできたのだから取り込み道具なんて持ってきていない。ハンドランディングしかない。魚はたまに暴れるものの、もう力もなく、こちらの誘導に従ってランディング場所に来た。改めて顔を見るとこれまたデカイ。フックは良いところに2本掛かってているので大丈夫。右手を伸ばしグーでハンドランディングに挑戦する。大きな口にはグーが完全に入って余る。片手でズリ上げようとするが上がらない。ロッドを股に挟み、両手で持ち上げる。そのまま草の上まで持って行く。傷つけないようにゆっくりと降ろす。暴れることなくその場に横たわった。斑点があるので、タイリクスズキだろう。
早速メジャーをあててみる。メーターを軽く超している。コレを見て、逆に焦ってしまった。遂にというか、簡単にというか、メーター越えをしてしまった。正確に測ろうとするが、それ以降は手が震えてなかなかうまくいかない。何とか測ると、105cm。秤もないので重さはわからない。コレをキープするかどうか一瞬迷ったが、まだ元気そうな目をしていたのでリリースすることにした。ほんとは誰かにブツ持ち写真を撮ってほしかったが、残念ながら通行人はおらず、そのまま放流することに。靴なので、水に入ることは出来ないが、手を伸ばせば魚が復活するまでは支えてられる場所でよかった。しばらく魚を支えながら復活を待った。帰って行く瞬間、口を押さえていた私の親指をガブッと咬んでから泳ぎ去っていった。恨みなのか挨拶なのか・・・

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CA340004
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にしても、竿のシャイクダウンでいきなりデカイのが釣れてしまった。水温が低くまだ本調子ではないものの、メーターオーバーのスズキにほとんど主導権を与えずしっかりと寄せてしまったコノ竿に惚れ込んでしまった。家に帰り、早速作者にメールで報告した。
以降、その場所は毎日お帰りに釣りをするポイントになった。ま、それほど甘いものではなく、毎日デカイのが釣れるわけではなかったが、その後も、イイ型をバラしたり、釣り上げたりがあった。

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この竿は以降、アカメ用ロッドとしていろいろな場面で使ってます。

 

アカメ随筆その4 その後

第4弾まで来ました。アカメフィーバーは続きます。

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ファーストアカメを釣ってから約1月後、第2回のアカメ釣り大会に参加した。
今思えば、優勝に最も近かった大会かな?盆の頃なのでプラをかねて例の場所を中心にアチコチ回ってみた。結果小さいながら2本のアカメを釣ることができた。

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@ 第2回アカメ釣り大会
8月16日 アカメ釣り大会初日。
05:30~07:00 大会とは関係なく家近くの川と港に行ってみる。ダメ。
15:30頃大会にエントリー。本部で少し話をし、一旦帰宅。専念できないところが辛いっす。夕食を済ませ出撃。
21:00~02:30 例のポイントに入る。潮は下げ。しばらく投げるが全く反応なし。そろそろ下げも底にきだした頃、ルドラで底を叩く感じになった。橋脚に投げ、引いてきたところ、いきなりコン!!でキュキュキュキュと強烈に引かれる。なすすべなく竿が立たないままフッと軽くなった。リーダー先端部で切れ。嗚呼!!古くなって少し擦れてきたリーダーをそのまま使っていたのが失敗の原因。ハァ・・・泣くに泣けない。デカかった。この前の85よりデカかったかもしれない。もしかしたらメーターあったかも。しかも一番の当たりルアー・ルドラ小魚カラーを持って行かれちゃったし。その前の釣行で85釣ったラパラはリップが抜けて殿堂入りさせてるし・・・実績ルアーがないじゃん!!大会なのに!!
・・・あ、そうだ、大会だった。落ち込んでる暇はない。1つアタったってことはまだ居るってこと。ルアーボックスを覗き、何にしようか考える。何となくロングAに目が行った。コイツにしよう。リーダーはすでに切れたからもう切れないだろうと勝手に思いこみ、替えることなくスナップを結んだ。スナップにロングAを付けた。このロングAは古いヤツでテールがヒートンになっている。そこにプロペラを1つ付けたチューンドA。プロペラがアカメに効くかどうかはわからないがいじってあるので愛着がある。
橋脚に向けてキャスト。プロペラがあるとはいえ、水面引きはやらずに少し潜らせ底に当てながら引いてくる。もう少しでピックアップっていうときにコン!!キュキュキュキュっと来た!!!本当の至近距離。またまた強力な引きに竿が全く立たない。そのままぐっと堪えるとまたフッと軽くなった。はぁ・・・またまたリーダーが切れた。アカメが背びれを出しながら逃げていくのが見えた。小さく見ても70はあった。2連続でリーダー切れ。大会で。アタマもキレた。しばらく呆然とする。
しかし頭の中では意外としたたかに策略を練っていた。策略というほどでもないが・・・ここは本来なら一息入れて、気分を変えたいところ。一旦川から上がり、コーヒーブレイクでもするのがよさそう。いや、待てよ、今、このポイントを空けたら誰かが入る。自分が入ってからも、対岸には何人かが姿を見せて、少し投げては移動していった。ここに入られたら釣られるかも。魚が居ることは確かだし・・・少しここで冷静さを取り戻す方がよさそう。そうだ、何か良いことを考えよう・・・
唯一収穫は、ロングAを喰ったこと、プロペラもイケルってこと。チキチータ、ルドラ、Fマグに続いて新たなヒットルアーが手持ちに増えた。プロップロングAはまだあるし。頭を整理し、少し深呼吸と背伸びをした。
キレた頭が冷えたところでリーダーを組み直し、スナップを付け、次は何にしようかなと思案した。月は満月、橋の明かりもあり、真夜中でも水面はかなり明るい。前の2本が来るまでの数時間、ルアーを取っ替え引っ替えやり引いてきたが、どうも明るい色系は良くないのではと思った。こんだけ明るかったらリアル系が良いのかな?そう思いルドラに戻したら来た。ロングAも黒に反射板の入った定番カラー。それならばと、手持ちで一番リアルっぽいのは・・・ハルシオンの女肌、コノシロカラーが目に付いた。よし、コレを試してみるか。潮は底にさしかかった。橋脚に向けて先ほどのコースを引いてくる。
また来た!コン!!キュキュキュキュ フッ で終わり。なぜバレた?今回も竿が立たないままだった。フックが伸びてるわけでもない。掛かりが浅かったか。
潮が満ち始めアタリも無くなり撤収。
後日明るいときに喰った場所を見ると、ちょうどかけ上がりの頂点あたり。そこから先
はフラットで浅い。ってか干潮の時には干上がるところ。
この晩の3本ともコンの後の猛ダッシュで竿を立てることもできずバレた。悔しい。コン+猛ダッシュ対策を考える必要がある。自分の癖で、リトリーブ中、竿とルアーが一直線になってしまっている。これをPEラインでやると、全く緩衝材のない状態になる。コレが一つの原因か。もう少し潜り系のミノーで、竿を立てて引いてきたらイイのでは?そう思った。そのためには、ティップがバイトを弾きにくい柔らかいモノが良いのではないか。そして、川でやることを考えたら橋の下での取り回しの関係から短めのロッドが良いのではないかと対策を考えてみた。
2本目をかけた時間帯で、少し下流でドバババババババというテールウォークが2回あった。誰かが大きめを掛けたモノと思われる。後日調べると、少し下流に降り口があり、その辺りで音がした。周囲には大きなカバーはなく、回遊してきたのが喰ったモノと思われる。
つまり、アカメは回遊しながらいくつかのポイントで餌を食うため少しの間ステイするのではないか。そこには何か有効なカバーがあるのではないか。
今晩の3匹もちょうど回ってきて喰ったのかもしれない。それにしても3匹ともたぶんデカかった。獲って入れは上位入賞、もしかしたら優勝に絡んでいたかも。最初の2つは自分の完全なミスだけにショック。

8/17 アカメ釣り大会2日目。
14:00からオークション。昨年同様、豊かにする会を豊かにするオークション。で、昨年同様、凄い値段で次々と競り落とされていく。競り落とされるというのには語弊があるかもしれない。あまり競らない。すぐ落札。ルアーが10円から。で、ルアー&リーダー(80LB)ゲット。特にリーダーはナイス。早速80ポンドと組み替える。(それまでは50ポンド)今日は切らせないゾ!っと
19:00~21:10 昨日のリベンジ。潮は満~下げ始め。もう少し引いて欲しいのが本音。水位が高いので足場は水没中。かなり深いが入る。短パンギリギリくらい。水位があるのでルドラSPを投げる。数投目、いきなりコン!キュキュキュキュフッで終わり。ルアーを引き戻してみるとセカンドフックが伸び、そこに口の肉片がかかっていた。残念!!
これもかなりデカイ。掛かりが浅く、フックが伸びた感じ。嗚呼またかよぉ!!結局その後何も反応無く大会閉会式があるため本当はこれからって時合いに撤収。後ろ髪ひかれまくり~~~
21:40~閉会式。結局2晩で11本上がり最大は82cm。もしかして4本のうち1本でもあげてたら優勝だったかも。2本釣った人が最多尾賞だって。全部獲ってたら当然・・・はぁ・・・こんなモンといえばこんなモンなのだが。しかし、あのポイントのポテンシャルは逆に証明されたのかもしれない。

@ 考察?
この1週間通って思ったこと
アカメ初心者に少し毛が生えた程度の妄想みたいなモノ。
* あのポイントはすべて下げのタイミングで喰う。
* わりと手前で喰う→橋脚あたりの最深部から手前(右岸)に向けて駆け上がっており完全なシャローの一歩手前で喰うことが多かった。

* コン後のいきなり猛ダッシュに対応する必要がある。→竿とルアーを一直線にしておくと、特に近くで喰った場合の猛ダッシュで竿が立たない・ラインが切れる・フックが伸びる等で対応できない。ドラグを弱めておくと合わせが効かない。→少し潜るミノーを竿を立てて引いてきたらどうか。→その操作を橋下で行うには短い竿がよい。

* アカメには回遊ルートがあり、あのポイントはそのルート上かも。下流で喰ったのも回ってきて喰ったのと思われる。ルート上に大きなカバーがあればそこにしばらく付いているのかもしれない。

* 喰うのはやはり底近くが多い。塩分の関係か。ただ、下げ底で喰ったことも多い。下げの底近辺では塩分の濃い水がわりと表層にもありミノーで届きやすいのかもしれない。

* 1週間で8回のコンキュキュアタリがあり獲れたのは2匹、しかも小さい。上手くファーストランを耐えたら追い合わせをする必要がある。

@ 出会い
大会が終わり、その後出張でアカメ熱が冷めるかと思いきや、4バラしのおかげでメラメラと闘志が燃え続けており出張から帰ってきたその日に出撃。
8/21 16:30~17:30 家の近くの例の(デカタイリクの)港。
シーバスかアカメっぽい釣り人が北側の防波堤に入っていた。挨拶をしてその場は投げずに移動。南側先端にはチヌっぽい人がいたので、防波堤の付け根の放水口で少し投げるが反応無し。しばらくするとチヌの人が帰ったので先端に行く。反応無し。対岸の人も帰る。バイクで来ていたようだ。
で、チャンスと思い、そちらに入ろうとしたら、またシーバスっぽい人が入った。結構メジャー なのかな?今まではあまり人を見なかったのでシークレットポイントかと思いきや、やはり狙ってる人は狙ってるのね。
この日は結局何も無し。

8/22(FRI) 同じ港
子供を保育園に送って港へ。今日は1日休みを取っている。北側で少し投げていたら昨
日と同じ人が来た。
挨拶をして、 私:「昨日も来てましたね?何釣りですか?」と聞くと
彼:「アカメです」。
私:「この近くの方ですか?大会出てました?」
彼:「はい、家はほんとにこの近く。大会にも出てました。でも、事務局の手伝いでタグ打ったりしてました。」
私:「そういえばテントで見たような・・・、で、ここは釣れるんですか?」
彼:「結構釣れるみたい」
私:「私、今年始めたばかりでわからないことばかりで・・・ 大会の時もここでやりました?」
彼:「大会の時は淡路の人を案内してくれっていわれて、こことは別のところ行ったんですけど、バラしちゃって・・・」
私:「結構バレますよねぇ。私も大会で4匹ばらして立ち直れなかったです」
彼:「そういえば4本バラした人がいるって聞いたなぁ」
私:「それ僕です。」
彼:「マジで、バラシ多いですよね。何でだろう?フックもシングルがイイとか言われて換えたけどあんまり変わりないし、(ルドラを見て)そういえばフック3つですね、で、テールフックは4本針ですか?」
私:「3本フックのほうがイイかなと思って。このルアー実績あるし。テールの4本はイイって聞いたので付けてますけどこれに掛かったらたぶん伸ばされますね。」
(と言ってルアーを見るとK-TENの2本フックがついていた)
彼:「合わせですかねぇ?結構追い合わせしたりもするんですが、なんか抜けちゃったするんですよね。」
私:「私もよく抜けます。で、たまに合わせたあと2~3歩下がって引き付けるようにやります。そしたらあまりバレないですよ。」
彼:「そぉかぁそういうのも手ですね。とにかく最近バラシが多くて・・・なん か、掛かっても顔の横とかで顔の鱗が付いてきたりします。下顎とかに掛かってくれるといいんですけね。ってか、あれだけ走るんだから勝手に掛かってくれてもイイと思うんですけどね。走った後でもポロッと外れる。」
私:「私はバラしてばかりで8月に入ってあまり獲ってないです。」
彼:「私も8月に入って獲れてない。ナゼだろう?」
私:「アカメが元気だからかも。7月ごろと引きがぜんぜん違うような気がします。」
彼:「水温も高いし、そうかもしれません。」
私:「昨日もそうですけど、明るい時間ですね、お会いするのは。」
彼:「ハイ、私わりと明るい時に釣ってます。明るいと喰う瞬間が見えたりで面白いですよ。」
私:「そうなんですよね。私もほとんどが明るい時間に釣れてます。宮崎では昼間のサイトでやるらしいですし。」
※このときはまだ宮崎のアカメ釣りOKでした。
彼:「そうなんですか。それも一つの手ですね。ココはもうやりました?」
私:「一応やったのでどうぞ。」
彼:「ありがとうございます。昼からはS崎に行ってやってみようと思って。S崎にもどうも居るらしいって所があるんですよ。」
私:「たぶん居るでしょうね。それでは私は・・・」

その後色々なサイトを見ているとこの人が出ていた。メーターオーバーも上げて、かなり
釣っている人というのがわかった。そういう人が通ってくるのだからあのポイントはアカメも実績があるはず。
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偉そうに語ってますが、今思うと恥ずかしい!

アカメ随筆その3

第3弾です。このページの1つめとかぶるかもしれませんが、ファーストアカメまでの道。
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年が明けた。今年は高知に来て20年目の年、自分への高知成人式の証として、アカメ
を釣るぞ!そう誓いを立てた。
Oさんから新年早々「とあるブログを見ろ」とのメールが。そこにはこの正月にアカメが入れ喰った記述が!新年早々、頭の中はアカメで染められた。
タックルもいくつか揃ってきた。ルアーも買い集めた。そして妄想のようにアカメの攻め方が頭の中を駆けめぐった。情報を整理していくと、こんなイメージになった。
* スズキより海水魚的。 スズキは完全な淡水にもいるが、アカメは汽水域まで。
* 群れで回遊もする。  NHKの時も群れで来た。1匹釣れたらまだ釣れる可能性
高い。って、群れ?希少で幻じゃないの?
* スズキより深い。   これはスズキより海水魚的ってのに関係あるかも。川の場
合、込んできた潮は淡水より重いので下層にある。NHKの
ビデオにもハッキリ淡水と海水の境が出ていた。ハロクライというらしい。で、アカメはそのラインの下から上を見て餌を狙っているらしい。だから深い層を狙うのが有効。
* パワーはすんごい。  竿を折られた、太い仕掛けを切られた、ルアーを壊された
等の話をいくらでも聞く。
* 時折水面で餌を獲りパコーンという音がする。  なかなかキッチリ表現できない
が独特の音がある。
* 甲殻類が好きかも。  釣ったアカメがカニを吐いたとか。いつも下向きに泳いで
いる。カニとかエビを追っかけて吸い込むのに都合がよい。
カニならクランクベイトもイケルかも。ディープダイブで
カニっぽいといえば・・・マドバグでしょう!!ってこと
で、オークションで幾つか取りそろえた。
* ラパラがエサ。  PPさん曰く、11cm~14cmのマグナムラパラは餌。とに
かく実績がかなりあるらしい。
* レアがよい。   色々なサイトを見るとアロウズのレア、レアフォースが抜群の
実績のようだ。音がしないのが良いという意見も。
* 口に歯はあまりない。  つまり吸い込み系。バスやシーバス同様細かいザラザラ
の歯がある程度。
* ハンドランディングできなくはないが、最後のビチクリに注意。
口に鋭い歯がないので、バス同様ハンドランディング可能。た
だし、最後のビチクリで指折られた人が1人じゃないとか。ま
た、鰓蓋のカマにも要注意。そしてデカイのの背びれにも。こ
れに刺されて大怪我した人もいるらしい。

しかし現実jは、2008年、年明けからシーバスにお熱を上げているウチに6月になった。アカメの本格シーズン突入だ。ヤバ、こんなことじゃ、今年中にアカメを釣ることなんかできないかもと弱気になる。でも、釣り場に行くとどうしてもシーバスタックルに手が伸びる。シーバスタックルを振り慣れると、アカメタックルはいかにも重い。数投すると嫌になる。「やっぱ、こっちにしよ」と、簡単にゆるい方に流れてしまっていた。
@ ついにその日が!
そうこうしているうちに一月が経ち、高知市内の釣具店(ランカー)の開催するチヌのルアー釣り大会の日となった。大会は昼からなので朝一、下見のつもりで出かけた。場所は以前から目を付けていた川 の合流点。というか、今まで何度か入っているところ。
04:30頃、ポイントに着いた。誰もいない。ラッキー。階段を降り橋の下に入る。潮は引き。足場はもう干出している。自分が予想していたより潮が下がっている。ヤバイ。まだ少し暗く、橋の明かりのところではボラが水面を走っている。10~15cmくらいか。時折パニックのように水面がはじけるが、捕食音無し。
タックルはシーバスロッドにPE1.5号。リーダー4号。チヌ釣り大会の下見を兼ねてシーバスタックルで臨む。当然チヌもシーバスも、そしてアカメもイケればみたいなスケベ根性あり。ベイトフィッシュが水面にいてボラっぽいならと、手持ちのミノーの中であまり潜らない、アイマB太のそれっぽいカラーのヤツを取り出し、階段の足元から徐々に扇形にキャスト。足場と平行に通したり、ボラの群れに直接入れたり、橋脚際を引くも反応無し。水面中心かと考え、ポッパーをに替えるが反応無し。少し明るくなってきたので、もう少し潜るタイプ、ビクセンにチェンジ。ビクセンはかなりの自信ルアー。何投かしたが反応無し。マイティペッパー50Fにチェンジ。マイティペッパーも自信ルアー。この2つでシーバスやチヌはかなり釣っている。
が、今日は反応なく、マイティペッパーを根掛かりでロスト。チヌ狙いでマドバグ改を投入。コイツも反応無し。
05:00頃完全に明るくなった。今までシーバスに実績のあったチキチータ小にチェンジ。下流のアシぎわ、杭際にキャスト。トゥイッチして引いてきたらヒット。バチャバチャの後バレ。多分セイゴだと思い、もう数投するがそれ以降反応なし。
ふと見ると、上流の水門でキャストしている人がいるのに気づく。まあ、あそこから投げてもポイント的には重ならないので大丈夫。気分を変えるために、橋脚に向けてキャスト。”コン!”とバイトのような感じ。でも乗らない。(この”コン”という感じ、今にして思えばアカメ特有のアタリ。例えばシーバスのアタリが軟球を打っている感じとするとアカメのそれは硬球を打っている感じに近い。とにかく固い感じのアタリが独特。)再度キャストしたら流木を引っかけアウト。上手く回収できたが荒らしてしまった。しばらく橋脚は休ませなきゃ。今度は流れ込みを横切るようにキャスト。トゥイッチで引いてくると流れ込みの真ん中あたりでヒット!いきなり走ってジャンプ。ジィッとドラグが鳴ってバレ。色がスズキにしては少し赤い、赤銅色というには大げさだが、スズキのいぶし銀とは違う光り方に見えた。朝日の関係かもしれない。でも、もしかしたらアカメかもと思う。サイズは60くらい。アカメと思うと余計に悔しい。でも、アカメでなくても非常に悔しい。特に近くに人がいるので、釣れたら自慢できるのに・・・
気を取り直し、同じコースにキャスト。トゥイッチ。水面でコン+反転。乗らず。悔しい!
再度同じコースにキャスト。トゥイッチ。コン!先ほどから悔しいのが続いているので、大きめに合わせ、トドメに数歩下がりながら強引に引きずる。乗った!!キュキュッとイイ感じに引く。引きの重さをあまり感じないから小さい魚だと判る。だけど引きが強い。同サイズのスズキより、バスより遙かに強くて速い感じ。以前ハワイに行った時に釣ったピーコックの様な速さと強さだ。寄ってきたのを見るとクッキリ縞模様のアカメ。40くらいだけど、ここからビビリが入り慎重に寄せ、針掛かりを慎重に確認してから取り込み成功。写真撮ってリリース。サイズは測るほどじゃないし、なるべく早く返してあげたい。リリースすると元気に泳いでいった。

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ココで、Oさんに”釣ったゼ”メールしようかと思うが、まだ早朝なので止める。手が震えてるのがわかる。群れで居ることが多いと聞いていたせいもある。そうだ!急いで投げ直そう!!また同じコースを通す。水面で乗るがバレる。ンガ~~まだ居るやん!!しつこく同コースを通す。今度は普通にタダ引きをした。ゴン!乗る。また強引に数歩下がりながら引き寄せる。さっきより重く強い。何度かドラグ出される。寄せてきたらアカメ。慎重にランディングし、ちょっとデカイのでロッドで長さを計った。(あとで計測してみると50cm。)写真撮ってリリース。元気。

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今使っているチキチータは2本フックで、以前からバレが多いと思っていたし、2匹釣って少し余裕ができたので、OSPのサイトで自慢することを考え、ルドラF小魚カラーにチェンジ。フックはソルトウォーター用に替えて、アイを少しいじってある。同コースにキャスト。トゥイッチ。水面直下でヒット。一気に走る。ジィ~~~~~~~とドラグが出る。また強引に寄せる。走る、跳ねる。強い強い。何度か走られたのを凌ぎ寄せてくるとこれまでで一番良い型のアカメ。慎重にランディング、計測、撮影、リリース。ルドラなので何枚も写真を撮る。
なんか一安心。しかもOSPで一番デカイのが釣れたことで気分も良い。60cm。体色ももう縞模様は薄く、鎧のような、迫力のある色。

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が、まだまだ釣れるぞ~ってことで、次のキャストも同コース。トゥイッチ。コン!乗らず、少しそのままにしておくとヒット。これこれ、この方法もあり。強引に引き寄せる。あまり強くない。40クラス。写真+リリース。

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次のキャストも同コース。コン!静止、グイーン!!パターンに填った!!同じサイズ。ルドラ で3連発。

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ココまで夢中でやってきたが気が付くと上流の人はいなくなっていた。何本も釣っているのは見られていたはず。アカメとまでは確認してないとは思うが・・・できればココでアカメが釣れたことは秘密にしたい。人がわんさと押し寄せてポイントつぶされたらヤバイ。そういう思いが走った。
次は流れ込み上流に向けてキャスト。しかしヒットルアーのルドラが途中根掛かり。ヤバイ!!すぐ近くだが、今の足場からは外れない。護岸をよじ登り、橋の上にまわり、根掛かり回収機で回収。ポイント荒らしちゃったかな?
ルドラでも釣ったし、次はデカイのいってみようと思い、橋の上まで上がったこの機会に、タックルを大物用にチェンジ。今思えば、よくこのときにチェンジしていたなぁと。車から取り出したのはビッグベイトロッド+アンバサダー6500津波PE5号+リーダー50ポンド。ルアーはフローティングマグナムラパラ(Fマグ)11cm黒銀カラー。それまでアタリのあったルアーがすべて銀系であること、手持ちのFマグの他のヤツがリップを削ってあり、あまり潜らないタイプにしてあることなどにより、黒銀Fマグをスナップに掛ける。
この日は浦戸湾七河川一斉清掃で、川沿いにはギャラリーがボチボチ集まってきていた。
時刻は06:30頃になっていた。静かに階段を下り、一投目は橋脚に。水位はかなり下がっていて、すぐに底を小突く。底に当たれば浮かし、また小突くを繰り返す。橋脚上流にも。キャスト。途中で底に当たる、浮かす。何投かしながら徐々にコースを流れ込み方向に変えていく。数投目、底に当たり浮かせ、また引いたところでコン!ギュイ~~~ン!!ロッドが伸されフルドラグなのにラインがずるずる出る。PEがガイドにこすれるキュキュキュキュキュという音が聞こえる。かなりデカイはず。さっきの60とは比べものにならない。コイツをバラしたらショックで半日は立ち上がれないハズと思い、半分怖くなる。ヤツは橋脚に向かう。アレに擦られたらやばいと思いサミングで止める。ヤツは走りを阻害されたと知ると、いきなりガバガバ、ドバドバドバ~~とジャンプ!!橋の上から見ていたギャラリーから「こりゃぁ太い!」「そんな引いたら切れるがぁ!」「何じゃあの魚は?はじめて見た~!」「網はもっちゅうかぁ?」とかの声援が飛ぶ。PE5号のアドバンテージでやや強引に寄せてくる。
ロッドは強度的に十分にイケル範囲内。かなり寄ってきた。デカイ。水が低いので足場の上からはランディングできない。川に下りて取り込むことにする。針はガッチリ掛かっている。デカイので親指ランディングは無理。「最後のビチクリで指骨折したのが何人もおるぞ!」と聞いたのを思い出す。なので、拳をいれ掴む。が重くてあがらない。ロッドを股にはさみ両拳を入れて引きずり、放り上げる要領で足場にあげた。 ホ!魚は静かにしている。
ギャラリーから歓声が上がる。膝が笑う。改めて見るとデケ~!!サイズを測るのと写真を撮ってもらうために階段を上がるが、重い。何とか持ち上げ、ゴミ拾いに来た農家のおばちゃんに”ブツ持ち写真”を撮ってもらう。その後タックルを横に置き、メジャーをあてると85cm!やった!!そう呼ぶにはちょっと小さいけどミノウオクラス!!

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祝福されながら階段を下り、川に入り支えてリリース・・・のはずが、なかなか泳ぎ出さない。しばらくそのまま支え、たまにエラに水を送ってやると、2分ほどで手を振り払って泳ぎだした。手も足もガクガク。すでに満足感あり。
その後、数投するが、もう集中できていない。今日は終わり。ちょうど清掃も始まり、邪魔にな らないようにココを退散。
気もそぞろというか、惚けた感じで十市に移動し、何を思ったか同じタックルでフロッグをやっ た。その時はとにかく「今日は当たってるのでバスもロクマルがイケルかも」とか思っていたが、考えは甘く、ナマズ1匹のみ。雷魚っぽいバイトは弾かれた。
少し落ち着いたのでOさんにメール。香川の釣り友Sちゃんにもメール。思いつくままだれかれかまわずメール。とにかくメール。
Sちゃんには、「まだ居るよ!至急来るべし!ポイントはピンで教えるから」と誘った。Sちゃんから「今から向かいます!」と連絡が入った途端、家から帰還命令が下った。Sちゃんには「申し訳ない。自分は帰らなくてはいけないが、ポイントは○○」と細かく連絡した。
昼前、Sちゃんが駆けつけ、同じポイントに入る。なんと、「今、ファットイカを杭打ちしてたら、60クラスをバラした」と報告が入る。まだまだ居るんだ。しかも干潮の真っ昼間に・・・
昼からは家の行事をこなし、そんなこんなをしているウチに、またまた行きたい気持ち
が高まり、子供が寝た後出撃!昼からずっと攻めていたSちゃんとは入れ違いになった。
22:30到着。タックルは朝85を釣ったやつ。ボラは朝にも増してウヨウヨ居る。階段降りるなり例の捕食音が流れ込みからする。テンション上がる。ボラはそこここで時折パニックのようになり水面が割れる。ただシーバスらしき捕食音もしない。水面下で喰ってるのか?
Fマグ、レア等を投げるが反応無し。流れ込みも、橋脚も光と陰の境目も反応無し。途中、対岸近くで例の捕食音が。でも届かない。一番飛びの良いレアでももう少しの距離。結局何度か軽く「コン」っていう感じはあったが多分ボラがラインに触れたんだと思う。最終的には反応なくなり23:30終わり。明日は仕事だし~。

2008年7月13日、時間にしたら朝のほんの2時間ほど。アカメアカメと思い始めて約半年、ついにファーストアカメをゲットした。しかも、あれよあれよという間に6本も。まさにラッシュ。言い換えればその日、童貞を捨てた。そしたらいきなりモテテモテテで6人とやっちゃった。しかも最後は松嶋菜々子だった。そんな感じ。
高知に来て20年、いつも頭の片隅にはあった。少し憧れたときもあった。でもバス釣りの方が面白かった。バスはよく釣れた、デカイのも釣れた。バス釣りの友達も増えた。ネットを始めてそれは広がった。バスを釣ればみんなに自慢できた。その環境もあった。高知20年を記念して、アカメを狙ってみることにした。ハッキリ言って、意外と簡単に釣れてしまった。もちろん今までやってきたばすの下地があったからだと思う。でも幻と言われる魚が釣れちゃった。もちろん自慢しまくった。アカメをやってる人からすれば、釣れて当然みたいなところがある。でも県外で、あまり知らない人からすればアカメは幻の魚。そして、アカメは四万十川の魚。サンペイ君の影響は凄く強いと思った。だから浦戸湾にいることさえ知らない人、釣り人も結構多い。そんな人からすれば私が釣ったことは奇跡のように思えるのだろう。
が、この日が実は地獄の入り口だったのかもしれない。
ま、この日の感想をまとめたモノをそのまま書いておく。
アカメ初心者の妄想みたいなモノ。

6匹釣って思ったこと等。
1.”コン”というバイトが多い。何度もあった。これはルアーを突っついているのか、吸い込みで上手く口に入らなかったからだと思う。そんなときは、Oさんのレポートに少し書かれているがリトリーブを止めてもう一回喰うのを待ってみる(これをやるためにも、ルアーはサスペンドかフローティングが、イイと思う)、トゥイッチで喰うタイミングを作ってやるみたいなことが必要かも。それで来なければもう一度同じコースを通すこともすごく大事。実際、コン・バイト後に止めてガツンと来たり、次のキャストを同じコースに入れて掛けたヤツがほとんど。
2.カラーについて
掛けたのがすでに明るい時間帯だったというのもあるが、今回魚を掛けたのはすべて
銀系。最後の以外はトゥイッチでほぼ水面。ベイトが水面のボラであったと考えるとマ
ッチザベイト&マッチザカラーと言える。サイズ的にもルアーとほぼ同じ。
3.タックルについて
その日の夜の釣行で思ったのは、ヘビータックルでトゥイッチすると水切り音が強く、 デカイ魚は嫌うのでは?それともしかしたらラトル音も関係するかも。ラパラが良いのはラトル音が無いからかもしれない。
4.明るさについて
その後アカメのことが載っている雑誌を読み返してみると、「けっこう薄明るい時間帯が良かったりする」という記述が目にとまる。それも複数。今回も喰ったのは偶然かもしれないが、かなり明るくなってから。(その頃アカメ釣り禁止でなかった)宮崎ではデイゲームも成立するらしい。アカメ=夜が王道でしょう、が、明るくなってからも諦める必要はないのでは?
その後知人が某川で15:00頃サイトで95cmのアカメをキャッチ。ルアーはサイレントキラー。真っ昼間のサイトフィッシング!
現地を見に行ったらそれこそ干潮時には水の無いような場所。しかも、2匹いて小さい方が喰ったらしい。つまりもう1匹はメーターオーバー。
5.その他
Sちゃんから、真っ昼間の炎天下、「今バラしました。60クラスです。ルアーはファットイカのノーシンカーです」と連絡があった。
アカメにファットイカ使うとは!しかも喰わせるとは!!しかも真っ昼間にアソコで!!!杭打ちで喰わせた。ただ者ではない・・・
アカメ釣りの先輩は「1回群れが入ったら4~5日は居るはず」と教えてくれた。

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なんかアカメのWebページらしくなってきた~

アカメ随筆その2

第2弾。やっとアカメ系の話。
*****************************************  アカメ釣り大会
2007年夏、第1回浦戸湾アカメ釣り大会が開かれた。知り合いが事務局をやっているので、応援 と、もし参加者が少なくて寂しいと困ると思って名前だけ書きに行った。アカメなんて、その頃は釣れ るはずないと思っていた。本部に行ってみると、参加者はなんと60人を超えていた。そこでアカメ界 のカリスマ、長野さんとも話をさせてもらった。本部に陣取ってコーヒーを飲んでいたら、参加者とア カメ談義になっていた。でもついていけない。ホントの素人だった。
アカメは深夜に釣るモノ。タックルもヘビー。子守のある自分には無理無理。そうカタをくくっていた。 ま、せっかく参加者名簿に名前も書いたのだし、今日明日の大会でちょこっと夜遊びをしてみよう。た ぶん釣れないけど。そう思った。夕食を終え、かる~く浦戸湾に出てみた。場所は以前に一度アカメ らしき追いのあった場所。その時は根魚狙いでソフトルアーを引いてたらスズキじゃない、でもそんな 形の魚がフォーリングしていくワームを追っかけて行った。底についてアクション付けてもアタリはな かった。「シーバスじゃないとすればアカメかなぁ」何となくそう思った。その後何投かしてみたが反応 はなかった。その場所に、今考えられるもっともヘビーなタックルで臨んだ。あのときのそのポイント にもしつこくルアーを通したが反応はなかった。
22:00終了。というか、大会のチャリティーオークションが開かれるので本部に向かった。大会は 「アカメと高知の自然を豊かにする会」が主催しているが、弱小団体で資金不足。そのため、豊かに する会を豊かにするオークションだった。
オークションとはいえ、投げ売りのようだった。ルアー1個10円、PEラインが300円、有名メーカー のロッドが3000円、もっとお金を持ってくれば良かった~。しかしちゃっかりルアー数個とラインと チェアーをゲット、締めて2000円にもならない。イイ買い物をした。来年もこの大会があったらオーク ションだけ来てもイイかも。翌日も出撃したが、当然釣れるわけなく、大会の閉会式に行った。2晩で 2本のアカメが釣られた。60人が2晩で2本、これをどう取るのかは難しい。でも、全くの幻、釣れな い魚じゃないというのはわかった。知り合いも姿を見せた。釣具店勤務の彼は何本かアカメを釣っ て、雑誌にも載った。アカメ釣りについてしばらく教えを請うた。特にタックル面で。ラインはPE3号、 サーフなら2号でもOK。ただし障害物の多いところなら4号の方が良いかも。リーダーは80ポンド。
ゲ!何その太さ!いやいや、100ポンドの人もいるし、本当にデカイの狙ってる人は130ポンドです よ~。リールはベイトでもスピニングでも。ベイトならカルカッタの400クラス。ロッドは青物用とかシイ ラ用。まぁ、そんな感じだった。ちなみに彼のロッドはアカメ専用。5万はするそうだ。とても手が出な い。そんな話をしていたら23:00を回った。明日は仕事だ。早く帰って寝よ~っと。

アカメ大会の前、8月初旬、出張で焼津に行った。焼津にはルアー作り友達のOさん
がいる。出張とセットの夜の飲み会を抜け出して一緒に竿を出すことにした。ってか、焼
津のポイントを案内してもらった。数カ所でルアーを投げた。港のライトの明かりの中、
ボラが水面をパチャパチャやってる。ルアーを通すと追いはあるが乗らない。何だろう、
エバかな?それにしても釣れないなぁ。
Oさん曰く、まだ潮のタイミングじゃないので、今は時間稼ぎ・・・なのだそうだ。
22:00過ぎ、ようやく本命ポイントに。イイ感じで潮が流れている。ここではルアー ではなく餌釣り。アオイソメをスプリットショットリグで扱う”イソミング”だ。ロッド はメバル用。初めて握ったがペナペナ。ラインもナイロンの1号とか。ドラグは超弛め。堤防の角の一等地に自分が入らせてもらう。潮は足元から沖へ流れている。チョイ投げ で探ってくる。着底を感じ少し引いてくるといきなりコツン、ギィ~~~~何か掛かった ようだ。寄せようとドラグしめるとOさんが「ダメダメ、もっと走らせて!」とアドバ イスをくれる。とにかくラインが細いのでゆっくり寄せてくる。ライトの下に魚が見えた。 30cmくらいの黒鯛だ。そろそろタモ網ですくおうかと思った瞬間フッと軽くなった。 原因はわからないがバレちゃった。ハリスが切れたわけでもない。気を取り直して再投入。またコン!と来た。ギ~~~~!と走り出す。ちょっと引きが 違う感じ。慎重にやりとりし、明かりに浮かんだのはセイゴ。40あるなし。Oさんが
タモで掬ってくれ、写真をパチリ。また投入。またアタリ。今度は黒鯛。で、キャッチ。
また投入。またアタリ。シロギスだぁ。次々にアタリがある。カサゴ、ゴンズイ、ヒイラギ。これで5目達成。そういえばO さんにはアタリが遠い。やはり場所が良いんだと思い、そしてこれだけ釣らせもらえば満 足ということで場所を代わる。そしたらいきなりOさんにも連発。
すみません、楽しい釣りをさせてもらいました。感謝します。日付も替わり、潮も止ま りだし、同時に喰いも落ちてきたので終了とした。出張のほうは無事終わった。

Oさんとのこと
Oさんとはもう10年近いお付き合いになると思う。とあるルアー作りのサイトで知り合い、メールを 交わすようになった。魚の知識に関しては凄い人だと思う。同時にルアー作りにおいても凄いと思う。 ただ、私はバス中心、Oさんはバスはやらず海中心。そんなOさんからある日(2006年)突然メールが来た。まぁ、メールはいつでも突然だけど。
「高知に来ています。時間ありますか?例のブツをお渡ししたいのですが」例のブツとは、以前にお 願いしてあったセミルアーだ。蝉のルアー作りたいけど見本になる蝉があまりいない。活きてるヤツを 殺したくないし・・・そんなメールをもらっていた3年前、偶然に今死んだばっかりって感じのクマゼミを 拾った。蟻もたかっていない、完全なモノだった。Oさんにその由を告げ、送った。数ヶ月後、「本体は できたけど、羽が決まらないんです~」とメールがあった・・・気がついたら3年経っていた。私は忘れ ちゃったのかなぁと思いながら過ごしていたら、突然先ほどのメールが来た。日曜の昼過ぎだった。
妻に「静岡の友達が高知に来てて、今連絡してきた。ちょっと行ってくる」と言い残し、約束の場所に 行った。食堂の奥にそれらしき人がいた。でも、彼のHPで見た感じとはだいぶ違っていた。写真より 太かった。失礼 !!「Oさんですか?」おそるおそる声を掛けた。ニコッと笑って答えてくれた。アカメ 狙いできている。昨日一晩やったけど釣れなかった。昼のうちにポイントを見て回ろうと思っている。 そんな話をした。私はアカメは全く知らないレベルだったので、シーバスポイントを何カ所か案内し た。1箇所目で小魚が追われてバシャバシャやっていた。とにかくルアーを投げてみた。何投目かにOさんにエバが来た。

061104evaHP

Easy Anglerより拝借しました

コイツだったのかぁ。その後数カ所を回ったけどそれこそ下見程度。アカメも シーバスも釣れる感じはない。「バスはやらないんでしょ?じゃぁ、テラピアは?」ってことで一時テラ ピア釣りに。まぁ、飽きない程度に釣れ、Oさんも楽しんでくれたようだった。テラピア後に別れた。

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Easy Anglerより拝借しました

アカメかぁ。高知にいるんだし、やってみたら面白いのかも。その時はそれくらいに思
った。Oさんと話をし、アカメ釣り大会へ何となく参加したこと、だんだん外堀は埋まってきた。
2007年11月、Oさんがまたまた来高。当然アカメ狙い。その頃にはアカメ情報も少しは集め始め ていたし、他にも情報を聞き、良さげポイントをプリントアウトして、コーヒーとメロンパンを持って約束 の橋のたもとに行った。21:00頃だった。潮は下げ。橋の上から見るとイイ型のシーバスがかなりの 数泳いでいる。時たま水面を割って小さな魚を追っている。ゲ!高知に長くいるけど、こんなの初め て見た。時折メーターオーバークラスも見える。「やってみますか?」とOさんに言われ、バスタックル しかないので、小さなルアーも飛ばせるベイトタックルで挑戦。シーバスの見えた橋脚に何とか届く。数投目、ペンシルの後方1mのところをフラフラ付いてくるシーバスが見えた。結局足元まで付いてきて目が合ってターン。その後橋脚では反応がなく、目を手前にやると時折水面が割れる。喰わ れてる方も喰ってる方も小さい感じ。小さいポッパーに代えて先ほど水面が割れた辺りに投げてみ
る。バシャ!ポッパーが引き込まれた。かる~く合わせると、小さな魚の引きが来た。釣れたのはセ イゴ。ヒラスズキのセイゴなのでヒラセイゴ。次に投げても釣れた。しばらく入れ食いになる。Oさんも横に来てポッパーや超小さいジグで入れ食い。しばらくやったが飽きて終わり。「どうします?」と聞か れ、「私は帰ります」と言うと、「じゃぁ、僕は本命狙いにいきます」ということで別れた。すみません、貴重な本命狙いの時間を割かせてしまいました。この日は金曜日。休みの前の日、子供が寝た後なら 出撃できるなぁと思った。よく考えればそうだよな。今までは言い訳を探してた感じがした。また外堀が少し埋まった。
翌朝いつものように05:30に起きて、ネットで遊んでいたらいきなりメールが。何だよ、この早朝に ~!と思いながらメールを開くとOさんから。「釣りましたよ~」という内容と添付ファイルが。写真を見ると、アカメが・・・「ゲゲ!マジで釣っちゃったんですかぁ?!」と返した。

 

0710601jisakudeakameHP

Easy Anglerより拝借しました

Oさんのニヤける顔が浮かぶ。でも目標を達成したことには素直に祝福を送りたいし、尊敬もしたい。や~~~~凄いよなぁ。
外堀が完全に埋まったというか、逆に山が出来た感じ。そしてアカメが幻ではなく現実的なターゲッ トになった感じ。情報集めにも熱がこもった。Oさんに釣れたんだから自分にも釣れるんだと思ったわけじゃない。Oさんがいかに研究し、執念を燃やし挑戦しているかは解っているつもりだ。ただ、よく 知った人が釣り上げたという事実が現実感を増幅させてくれた。

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ちょいアカメっぽい展開となってきました。

アカメ釣り随筆

「高知のアカメ釣り」というタイトルなのに、バス釣りやチヌ釣りネタばかりでアカメのネタがほとんど無い。このページを始めてからアカメを釣っていないのが原因だが、心苦しい。
アカメ釣りについて、いろいろ書きためていることを加筆修正して、少しずつここに出していこうと思います。
まず第1弾。始まり始まり~~
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色々あって、アカメが釣りたくなった。
高知に居るのだし「いつかは」と、ずっと思っていた。
でも、なかなか釣れる魚じゃないとも思っていた。夜釣りだし、気が狂ったようにしないとだめなんじゃないかと決め込んでいて、手を出さないでいた。

高知に移り住んでちょうど20年になった。

高知成人式を自分で祝うには何が一番か・・・釣り・・・バスのロクマル、コイツはここ数年
追い続けていてなかなか巡り会ってない。

アカメ、そうだ、アカメを釣ろう。
そう思ったら居ても立ってもいられなくなった。釣りたくて釣りたくてしかたがなくな
った。ネットで情報をかき集めた。家にある釣り雑誌のを片っ端から開き直した。知り合いで釣ったことのあるヤツがいたので、訪ねて様子を聞いた。オークションでわかりもしないのにそれっぽいタックルを買い漁った。

大学は東京水産大学に通った。船乗りコースに進み、大学卒業後の専攻科で、オーストラリアに船で行った。その時、アカメの近種であるバラマンディー釣りに少しだけ触れた。
フリーマントルに入港して早速地元の釣り新聞を買った。バラマンディが釣れだしたと書いてあっ た。翌日の自由行動の時、ヨネちゃんと2人でボートを借りて釣りに出かけた。こちらには小型船舶の免許制度がないのでフリーパス。一応4級(当時)は持ってるけど・・・
専攻科同級生の中で自分の他にルアー釣りをしていたのはヨネちゃんだけだった。だから、一緒に釣りに行こうということになった。でも現地で勧められたのは餌釣りだった。郷に入れば郷に従えで、エサとしてエビを購入し、ポイントも教えてもらって出かけた。手釣りだ。
1投目、いきなりコツコツとアタリが来た。軽くアワせて巻いてくると、軽い手応えがあった。上がって きたのはイシモチ。25cmくらい。日本のイシモチと見かけは一緒。調子イイじゃんと思いながら続け てやったが、それ以降何の音沙汰もなかった。借りたボートは14フィートのアルミ製。5mのワニ咬ま れたらひとたまりもないなぁと思ったら怖くなった。2時間ほどでエサが無くなったので終了し、ケアン ズの街をまわった。町中の公園にペリカンが群れが居たり、自然が近いことを実感した。結局バラマンディーは姿も何も見ずだった。
アカメ・・・・の前にスズキ釣り。

バス釣りに飽きたわけではなかった。でもOさんの影響が一番強かったと思うが、アカメが釣りたくなった。それに付随して海のルアー釣りも本気でやりたくなった。2007年から2008年の冬、バスが しばらくあまり良くない時期でもあるので、近くの海から手を出し始めた。仕事帰りにちょくちょく竿を 出した。やり始めて数日、いつもの場所に入ると沖でボイルしている。ここからは届かない。対岸の防 波堤に行けばすぐ足元だ。ルアー一つぶら下げて、その場所に行った。足元にいるかもしれないの で、慎重に近づき、水面に顔を出さないようにチョイッと投げた。5mほどか。す~~っと引いてきて、 もう足元って時にソイツは下からいきなり浮き上がってきてルアーを吸い込んだ。9cmのミノー(マリア・ザ・ファースト)を軽く 飲み込んだその口はかなりデカかった。と同時に反転した。ジイッ!とドラグが出た。ラインはPE1.5 号にリーダー4号を組んである。たぶん大丈夫。1発ジャンプしたが、なんだか体が重そう。引きもそ
れほど強くなく、わりと楽にランディングできた。シーバスの81cm。ただ、片手で持つのが辛いくらい 重かった。タイリクでもなくヒラでもない、本スズキというかマルスズキというか。家に持ち帰り自慢し た。

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娘から少しは尊敬された。だって今までバスは持って帰ったことないし。料理して食べた。むちゃく ちゃ美味かった。こんな美味しいスズキを食べたのは初めてだった、ってかスズキがこんなに美味い とは思っていなかった。調子こいて次の日からその場所に通った。というのも、取り込みの際、同じサ イズが数匹付いてきていたから。でもその場所はそれきりだった。

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その後、帰り道で有望そうなところを少しずつ探していった。とある川の合流点、いきなりドラグが なった。かなり強い。シーバスより早い。なんだコイツは?寄せてみると、コチ。マゴチの60クラス。ルアーはバスデイ・レンジミノー・こ れも持ち帰り、鍋にして食べた。美味しい。海釣りはこれが嬉しい。

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春になり、海もやりながらバスもやる日が続いた。休みの朝一、海に向かうかバスに向かうか悩む日が続いた。とある雨の朝、家からほど近い漁港に行った。今まで気づかなかったが、堤防を越える とこぢんまりした港があった。防波堤の先にテトラが打ってあり、そこに川が流れ込んでいる。見るか らに美味しそうなポイントだ。ルアー作りのページで知り合った高知の人からもらったペンシルを投げ る。垂直立ちのこのペンシルはロッドアクションに良く反応してくれ、立て攻めも横攻めもできるなかな か使えるヤツだ。テトラの脇を通り過ぎようとした瞬間バッコ~~ンと水面が割れでかいシーバスが 半身以上水面に躍り出た。しかしルアーは引き込まれない。しばらくそこに放置し、またアクションを 付けるが、それ以降反応はなかった。「デカイよデカイよぉ」と独り言を言っていた。80は確実、見た 感じメーターありそう。その後ミノーやバイブを引くも反応なし。しかたなく引き上げた。でも、ココはマ
イポイントとして有望だな。家から近いし。
次の週末、またイイ感じに曇り気味。前夜には少し雨も降った。先週のポイントに入る。まずはテト ラの際を遠目から探る。先週デカイのが出たのとは反対面だ。数投目、ボゴッと水面が割れた。ルアーはトリックダーター。なぜだかコレを付けていた。合わせて少しやったらいきなりバレた。70くらいかな。気を取り直し、テトラに上がり、前へ前へ打っていく。テトラの曲がり角でテトラの沖側を引くコースに投げた。ルアーはマイティーペッパーの90F。少し潜ったところでゴン!!かなりデカイ感じの当たり。と同時にドラグが鳴る。ジジ~~~~~~少し走って止まった。と同時にラインがテトラに擦れる嫌~~~な感じが伝わってきた。ラインはPE1.5号。使い始めたばかりで、どこまでイケルのかわからない。雑誌等によればPE1.5号はシーバスでは超大物用のようだ。ただ擦れに弱いPEなので、慎重に、だましだまし寄せてみる。たまに走る。少し寄せる。それを繰り返す。たぶん先日の魚だと思う。だとしたらかなりデカイはず。バラしたら相当のショックがある。慎重にというかビビリが入る。何度か走られ、寄せるを繰り返したらプンとラインがテトラを外れる感じが伝わってきた。ラッキーと思い、寄せにかかる。魚もだいぶ疲れてきた感じ。でもたまに走る。二度とテトラに入られないように止める。ギラッと魚が光る。デカイ!!が、もう力はない。寄せてくる。太い!タイリクだ。針はガッチリ掛かっている。テトラの上だがネットもギャフもない。ハンドランディングしかない。バスのデカイの同様、親指一本では弾かれるのでグーで掴みにかかる。4本指を口の中に入れキャッチ。体の半分くらいは持ち上がるが片手では限界。ロッドを足に挟み両手でランディング。重い!!何とか引き上げ、テト ラをゆっくりわたり、防波堤に戻る。その頃にはもう魚は動かなくなっていた。写真を撮り長さを測る。93cm。シーバスの自己記録更新だ。まぁ、タイリクなので、タイリクの記録はコイツ、マルは以前に釣った89ってことにしておこう。リリース不能なので持ち帰る。

CA340488
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家で重さを量ろうと思い、体重計に乗せるが上手く測れない。しかたがないので、先ず自分が体重計に乗り、次に魚を持って乗る。その時の差が魚の重さってことで、計測すると6.3Kgだった。
しばらくして体がなんだか熱っぽくなってきた。今日は十市の池の清掃に行くって連絡してあるのに・・・体温計で測ると38度を超えている。大物の祟りか!清掃は欠席を伝える。
その日は1日寝ていた。夕方何とか体が楽になった。魚を捌いて食べたが、あまり美味しくなかった。前のヤツが美味しすぎたのか、タイリクだから美味しくないのか、湾内だから美味しくないのか、季節的なモノなのか、居付きだから美味しくないのか何が原因かはわからないが、とにかく前のに比べて味は落ちた。
その後、頭の中はスズキに熱を上げ、アカメは少し下火になっていた。家の近くの川の河口に何度が出かけその度にシーバスやキビレが釣れた。潮のタイミングを間違えなければそこは確実に反応してくれた。ある朝、そこに入った。1投目。とりあえず岸際から狙っていく。上手く岸壁ギリギリ に投げることができた。ルアーはTDペンシル。しばらくステイさせ、アクションを加える前に水面が割れた。ボゴッという音と共にルアーが消えた。反射的に合わせた。乗った!いきなり走り出した。 ドラグがキュキュキュキュと鳴った。デカイ!!!水面に背びれが見えた。ガチッと立った背びれに斑点が見えた。タイリクのデカイのかな?そう思いながら引きに耐えていた。ただタックルにミスがあった。昨晩、同じところでキビレを釣っていたので、バス用のスモールプラグを投げる、柔らかいベイトロッド(今で言うベイトフィネス)で投げていた。ロッドは根元から曲がり、全く役に立っていない。ライン
は12ポンドのナイロン。まぁ大丈夫だろう。また走り出した。ロッドを直線にされる。ドラグが出る。フッと軽くなった。残念、バレた。掛かりが浅かったか。もう少し張りのあるタックルだったら獲れていたかも。小さく見ても80はあったはず。
シーバス釣りといっても、川に行くことが多い。サーフは大きすぎて絞り辛いというのが正直なところだ。それに高知だと川のポイントに事欠かない。小さな川だと上手くいけば対岸まで探れる。橋脚やかけ上がりなどポイントも解りやすい。そんなわけで川によく行ったし、実績も上がった。で、よく言われていることだが、海の魚には上げ潮がよいらしい。沖から岸近くに押し寄せてくるからだと本にはよく書かれている。が、自分の実績で言うと圧倒的に下げ潮がよい。これは川でバス釣ってるときもそうだった。並木さんも下げの潮が効いてくるときが良いタイミングだと言っていた。普段あまり流れのない川で、下げ潮は流れを作ってくれる。逆に上げ潮は流れを止めてしまう。だから川では下げにかかると魚の活性が上がるような気がする。もう一つ、下げが嫌われるのは水位が下がり、魚が居なくなっちゃうと思われているからかもしれない。が、意外と下げの底が良かったりする。下げ切ってもまだ水がある所はそれなりに水深もあり、または流心であることが多い。普段は届かないところまでルアーが届くというのもあるかもしれない。とにかく下げ底はチャンスであると思っている。
お帰りフィッシングの場合、竿を振れるのは長くて30分。ほんのピンしかない。その時間をいかに 有効に使うか。つまりポイントをいかに絞るかが重要だ。で、先ほどの下げ、または下げ底チャンス 理論を、帰宅時間にリンクさせるとけっこう楽しい思いができる。下げチャンスというのは川がらみの ことで、海では上げが良いことが多いと思う。だから、その日の帰り時間が下げであれば川のポイン トに、下げ底近ければ川の深いところに、上げであれば海のポイントに入る。そして水深にマッチした ルアーで攻めると、けっこう釣れるモノだ。
*****************************************

ってまだアカメ釣りになってませんが、第1回目はここまで。無駄な長文失礼しました。

やっと抜けた

や~~~ しばらくぶりです。
釣りには行っており、ポツポツと釣れてはいたのですが、なんか”釣った感”が無く、ポロッと釣った感とか、やったと思ったらバラしたとかが続いてました。
バラしの原因はライン。新品で買ったPE0.6号。巻き替えた次の日に、そこそこのシーバスを掛けて、次の瞬間ラインが高切れ。
え?!
何で?!!
ままま、ちょっとした傷が入っていたのなか?
しかし、このライン、その後も切れるは切れるは・・・・もうホントやばいくらい弱い。コレまでも同じ品の同じ号数を使っていて、そんなこと無かったのに。以前にもPEプツプツ事件があって、調べたら、ガイドに傷があったのを思い出し、ガイドをチェック。しかしピンピンで傷なし。
とにかく、軽い根掛かりで高切れ、魚が掛かっては高切れともう、1週間で、魚失うはルアー失うは腹立つのを通り越した感じ。そして切れて切れて、ついには150mあったラインのそこが見えてきた!!なんてこった!!
あ、ラインへの恨み辛みになってしまった。

で、週末を利用して来週末に予定されている地元釣具店(ランカー様)のチヌ釣り大会のプラに出かけました。それまでやっていた川筋は捨てて、いつもはシーバス狙いで行くことの多い川へ。そしていつもはトップでやるところをボトムずる引きで挑む。この川でボトムイケルのか?
で、その1投目、ス~っとしたアタリと共に、チヌの引きが。来た来た~!!キャッチしたのは30手前のチヌ。ま、ちょっとサイズが・・・と思ったものの、狙いが的中で嬉しい!

150711_0948
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少し川を下ってまた1投目、軽くコンと来て持って行った。合わせるとさっきとは比べものにならない重い引き。手前には杭があるので、やや強めに寄せてくると、チヌが反転、その瞬間、ラインが高切れ~~~!!またかよ!!!!!せっかくイイ感じだったのに。

リーダーを組み直して、1投目。今度はゴンと来た。そしていきなり走る。さっきのことがあるので、ドラグをユルユルにして、走りたいだけ走らせる。手前には杭があるので、その前に疲れさせ、杭ゾーンはやや強引に寄せる作戦。とにかく時間を掛け、魚が弱ってきたところで杭をかわしにかかると魚も浮いてきた。「まずまずのチヌ。」と思っていると、そいつの後方からかなりの勢いででっかい魚が突進。見ると完全メーターオーバーのアカメ!!40はあろうかというチヌを食いに来るかぁ?みたいな。そいつはチヌの手前30cmほどでUターンしたものの・・・もう完全に昼間、しかも投げれば対岸に届きそうな小さな川でメーターオーバーアカメが!それに見とれていてチヌのことは完全に頭から抜けてしまっていたが、気がつけば完全に疲れ果てたチヌが足下に。で、キャッチ。1枚目を釣ってからこの間1時間ほど。久しぶりにハメた感のある釣りが出来た。ルアーは定番ドライブクロー2in

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夏アカメ

私事ですが、明日より2ヶ月、ネット環境のない所へ出張です。
昨年末に始めたこのページ、おかげさまをもちまして、ぼちぼち覗いて下さる方もいらっしゃるようで、ありがたく思っております。
しばらく更新が滞りますが、復帰後もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、帰ってきたら11月になってますので、今年の夏アカメも終わってます。最後の週末、アカメを釣っておこうと、ちょっとマジに狙ってみました。
台風の大水からようやく復活してきた浦戸湾、とある橋脚に入りました。ルアーはニシネルアーワークスのデカビーツァ。SORAスペシャルカラー。なんか釣れそうな予感がビンビンするカラーです。そしてルアー自体は見た瞬間“コレ アカメ用でしょ?!”と思ったほど。
数投目、グシッという感触が。「ヤバ、根掛かった」と思い少し緩めたり弾いたりしたモノの外れず、ロストの恐怖と戦いながら強引に寄せてみると、ズズッと動く。そのまま寄せてくると、ずだ袋が。コレが釣れるって事は、底をトレースしてるって事。強ち間違いではないと変な自信ができた。

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その後しばらくやってみるモノの、反応無く、移動。
別の橋脚。入って1投目、ココは足元にテトラが入っている。足元のテトラに当たったと思い、ストップさせ浮かせてきた所で”コンッ”。アカメ独特のアタリ。しかし乗らず。群れで居るので他のが食うかもと思い同じラインを何度かトレースするも、反応無く、夜も明けてきた。
明るくなる寸前頃より、水面をイナッコが走り出し、それに何かが盛んにライズしている。アカメではなさそう。ルアーをルドラに変えてみるも、反応無し。水面があまりに騒がしいのと、魚が小さい感じだったので、小物タックルを取り出して投げてみると、水面を割るモノの、乗らず。そろそろ足場もなくなってきたので少し高い所に移動。打ちながら行くと、出たけど乗らず。もう一度同じラインに投げるとまた出た。今度は乗った。セイゴ。ルアーはガンフィッシュ

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コレサイズがトップに良く反応するようになると秋だなぁと感じる。少し高い足場も水没し始めたので堤防の上を歩いて戻る。途中、ふと見ると、護岸と底の境目に黄色がかったシマシマの・・・アカメじゃん!!サイズは40くらい。すかさずルアーを入れてみるも、逃げて行ってしまいました。
できれば夕方にもここに来てみたいが、その時間帯に足場はない。とりあえず峡は断念。

夕食を終え、暗くなりかけに出動。初夏の頃に実績をよく聞いた場所に入ろうと行ってみるものの、先行者らしき車が。三重ナンバー。「三重から来てるのの邪魔も何だし」と声だけ掛けてみる。今から始めるそうで、ほんの一足違い。まぁ、そこでそんなに投げられるスペースはないので、少し上に入る。ルアーはデカビーツァのまま。欲を言えば、以前の底調査の結果からも先行者のところが一級品ポイントではあるが、今の潮位ならここでもイケるはずと、投げる。
しばらくし、完全に暗くなった頃、先行者の前で、大きな水音が。単独ではなく、ザバザバザバとたぶん、ボラの群れが騒いでる音。ジャバジャバジャバジャバ。ザバザバザバ。ひっきりなしの音がし、水面が波立っているのが見える。たぶん、ボラの下には肉食魚が居るはず。しばらく指を咥えていると、群れがこちらに移動気味になった。「こっち来い、こっち来い」と念ずると、徐々にキャスティングディスタンスに入ってきた。投げてみる。ときおりボラがラインなどに当たる感覚はあるものの、何も起こらず、群れは通過し、静かな水面に戻った。しばらく続けたが、何も起こらず、集中も切れて終わり。ココは回遊待ちなので、粘ればとも思ったが、早めに切り上げて翌朝に備えた。

翌朝、まだくらいウチに出発し、昨日アタリのあった橋脚へ。期待を込めて何投もするが、何もなく、まだ足場もあるので、もっと上流に行ってみる。ココはかなり浅い場所。ルアーをルドラに変えて、それでも底に当たるので、当たったら浮かせて引いてくる。ふとみると、電灯の明かりで魚体がうっすら見える。ルアーを投げても反応無く終わり。この場所、ベイトさえ居ない感じなので見切って、最初の場所に。また気合いを入れ直して投げる。何度が水面が割れる音もあり、魚は居るようだが、ルアーには反応無し。明るくなり、足場も水没寸前になったので、また足場の高い所に移動。昨日アカメの幼魚を見た所まで護岸沿いを打っていくが、水草の切れっ端が多く、なかなかルアーを普通に引けない。しかし何度か反応もあり、ふと見ると、足元にまたシマシマが。昨日より小さめだが、コレもチャンスとルアーを入れてみる。ちらっと見た気もするが、そのまま行ってしまった。その後護岸を打ちながら行くと、ちびシ-がヒット。また続けていくと、またさっきよりはましなちびーシーヒット。

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その後、足元斜め前10mくらいからベイトがピッピと水面に飛び出し、その後ろから、赤銅色の分厚い背中に背びれをピン立ちにした完全メーターオーバーが水面を割った。そのまま岸までベイトを追って、凄い勢いでゴボッと吸い込み、そのままの勢いで反転。ものすごい波紋と、泡を残して消えた。このタックルでは全然ダメとお思いながら、とりあえず投げてみる。しかし反応無く終わり。しっかし、こんな浅い所まであんなデカイのが来るとは。たぶん色と動き、体の厚みからアカメ。この場所、小っちゃいのも居るけど、あんなデカイのも来てるんだ。
その後足場もなくなりそうと、切り上げに掛かったところ、少し先で、(コレは完全に魚体が見えた)シーバスのライズ。パッと見60~70cm。さっきのと比べ全然小さい。やはりさっきのは相当ビッグ。イイもの見せていただきました。

コレで、今年の夏アカメチャレンジ終了です。帰ってきたら諦めず年末までアカメもやってみます。

それでは皆さん、しばらくのご無沙汰となります。