月別アーカイブ: 2016年2月

たまにはアカメ ネタ

私もそうですが、アカメにはクランクが効くと思うんです。
で、先日友人と釣りしてたときも、「クランク丸呑みされた」という話を聞きました。
私の少ない経験から思うに、アカメはシーバスとバスの間くらいに入る性格なのではと思います。
障害物への依存性、食性、ルアーアクションへの反応等々。

☆ 障害物に付いていることが多い→スナッグレス性能がそこそこあるクランクは有効。

☆ 食性→わりと甲殻類を食う→クランクはある意味カニっぽい。

☆ ルアーアクション→シーバスはスルスル動く方が良く(独断!)、バスはキビキビ動く

方がよい場合が多い(これも独断!)→アカメにもキビキビクランクは有効。

そして、前にも書きましたが、アカメはシーバスより海っぽい。なので、川では深い所にいることが多い。だから潜り系のルアーがよい。そこで、使い勝手の良かったのがおそらくオグルなんだろうなと。例えば橋脚を狙うとして、流れの上流側から、ラインをメンディングしながら落とし込んでいくような釣り方。底(近く)まで落ちたらス~~~ッと引き上げ、カニが泳ぎ上る感じを演出する。それは釣れるでしょ!と思います。
ただ、私的にはそれをやりきれない。我慢できない。
そこで登場するのが、ディープクランク。投げて、ガガッと潜らせて、底を小突きながらたまに浮かせる。オグルの釣りと反対ですね。でも私にはその方が性に合っているし、集中力も続く。
そして、今まで釣ったアカメのうち、多くはディープクランクで釣ってます。

阪口さん四万十アカメ

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これまで独りよがりの釣り方なのかな?と思いながら、やってきましたが、ようやく理解者というか、同朋ができた感じ。やはりアカメにクランクは有効なんだと。

そして、友人が「ここでクランクで釣った」という場所は、一見何もなく、底がフラットで、所々石が入っている。底を煙を舞上げながら進むクランクはまさに甲殻類でしょ!と思うのです。

実はここ何年か、私はクランクでアカメ釣ってません。「最近のアカメブームで、スレちゃって、今まで良かったルアーに食わなくなった」と言われたこともあり、クランクに自信を無くしてましたが、この件により、今シーズンはもっともっとクランキンアカメをやり込みたいと思ったのでした。

2016ファーストフィッシュ

2015年末に骨折して、しばらく療養しており、やっと釣りに行けるようになりました。
2016年ファーストフィッシュはシーバスでした。それまでも何度か魚が出たり、バラしはあったものの、手にしたのはこの魚。ルアーはスラッシュペッパー。サイズは測ってないけど、70は超えてる、たぶん75くらい。口に傷持つ真っ黒の居付き君でしょう。

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16初フィッシュ

この日は朝から雨で、放水口からの出水を期待して出てみたモノの、放水はなく、何カ所か見て回っても期待外れ。雨も降って風邪気味でもあるので、放水のないところをやる気もなく、帰宅。
夕方再出撃。行ってみると、囂々と放流中。水はカフェオレ。先行者無し。これくらいの水ならイケるはずと読み、まだやや水が高いが入ってみる。
まずはトップのヤマトJrから。何度かコースを変えやるモノの、出ず。ここで上から声が掛かり、「どうせすか?」「ダメですねぇ」「昼に入った人は10何本だか釣ったと言ってましたよ」「朝来たら誰もいず、水も出てませんでした」「なら昼前なのかな?」そんな会話をしながら、スラッシュペッパーに変更。何投かするモノの反応なく、ここで、2つある放水口の片方がストップ。早速そこに移動して、投げてみる。今までも、流れが止まった瞬間いきなり食い出すことがあり期待満々。少し投げて、リフト&フォールでやってくると、コッと軽いアタリ。合わせると、グッと重い引き。ロッドはチヌ用だが、ラインは1.2号と太目にしてあり、わりと余裕を持ってやりとり。濁った水で、しかもなかなか水面まで魚が出ないので、魚種やサイズがわからない。たぶんスズキと思いながらやっていると、ジャンプ。スズキだ!!そして寄せてきてキャッチ。なかなかのサイズ。上を振り返ってみても誰もいない。みててくれたら格好良かったのに。少し残念。
リリースして、また投げる。何投か後、ほぼ足下でヒット。さっきのよりは小さい。キャッチ。50くらい。

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162本目

ここで、オーバーライドに変更。足下をプルプルやっているとコッと強いアタリ。でも乗らない。またしゃくるとコッと来るけど乗らない。何度かやっているとズンと乗った。アタリの感じからたぶんチヌと思いながらやるが、なかなか強い。寄せてきたらいいサイズのチヌ。OSP初フィッシュ。

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16初OSP

ただ、この日のシーバスはスラッシュペッパーにしか反応しない。
スラッシュペッパーに変えると、アタリは何度かあり、その後1本追加して終了。

初フィッシュまでは少し時間がかかったモノの、これからは気合い入れて釣っていきます。

あ!ちょっと訂正

思い出したので、訂正しておきます。
「初めて海外で釣った魚」ですが、ハワイのピーコックと書きました。
よく思い出してみれば、それよりずっと以前、大学の遠洋航海実習でオーストラリアに行き、ケアンズに入ったのですが、その時にニベっぽい魚を釣りました。

ケアンズの港の近くに、川が流れ込んでいて、その畔にレンタルボート屋さんがあり、友人とそれを借りて、釣りをしようということになりました。船は14フィートのアルミVボトム。エンジンは15馬力が付いていたと思います。ボート屋によれば、餌をエビにして、手釣りでやりなさいとのこと。郷にいれば郷に従えでやってみました。
その前日、地元の釣り新聞を買って見たところ、「バラマンディー(の季節)がやってきた」的記事が載っていました。つまり、うまくいけばバラマンディーが釣れると期待してたわけです。それをボート屋に話してみると、「もちろんバラも狙えるよ。だけどもっと上流に行った方が良い。しかもそのエリアには5m近いクロコダイルが居るぞ!」と脅された。ボートよりデカイじゃん!!で、すこしビビってしまい、結局は港近くでやることに。
そして友人と2人で船を出し、場所も水深もわからないまま釣り始めました。水は普段からそうなのか、一時的なのかはわかりませんが、マッディ。その第1投、ボトムを取るとすぐに、コツコツコツとアタリが来ました。グッと合わせると、乗って、それでも軽目の引きが来て、キャッチしたのが、イシモチかニベ。30センチくらい。日本のとほぼ同じ魚。「これ、調子イイじゃん」と友達と言い合い、再び三度入れるモノの、その後全く反応なく、その日はそれで終了。

これが、「初めて海外で釣った魚」でした。
訂正して、お詫び申し上げます。

釣り場のゴミ拾い

ちょっと堅苦しい題ですが・・・

釣りに行って、特にオカッパリで、足下を見るとゴミがたくさん。
こういう状況で、ま、1つ2つなら拾って帰るのですが、やり出すときりがなくなり、コンビニ袋には入り切らなくなる。
で、ついついそのままにしてしまうことも多いのですが、そもそも捨てるヤツが悪いわけで、拾えない自分を責める必要は全くない。ましてや、隣にいる人に「拾ったら?」なんていう必要もない。
ただ、釣り場が汚れていることにかわりはないので、機会があればゴミ拾い企画に乗っかってみるのもイイかなと思ってます。
人海戦術とはよく言ったモノで、1人、数人では全く歯が立たないゴミの量でも、たくさんでやるとあっと言う間にキレイになってしまう。

そんな感じで、年2回、波介川のゴミ拾いイベントをやり始めて10年以上、地域の方にも認知され、定着しては来ているのですが、いかんせんゴミが減らない。毎回毎回そこそこの量のゴミを回収しているのですが、そのたびにほぼ同じようなゴミが出てくる。つまり、誰かが捨ててるってこと。たとえば数年前までは、一定の場所に、ワンカップの同じ銘柄の酒瓶が落ちていた。これなんか、ある人がそこを通る度に捨ててるのは明らかなこと。しかしここ何回かそれが無くなった。常連参加者の間では、「その人が引っ越したか、亡くなったのでは?」みたいな噂話も出るほど。
ゴミ拾いをやったり、参加したりする人は、それなりの問題意識を持ち、自分では捨てない人だとは思うのですが、捨てる人は、それが”悪いこと”とは感じていないのでは?と思うのです。だから平気で捨てる。もうそういう人になっちゃってるわけ。
「拾う人は捨てない。捨てる人は拾わない」昔から言われていることですが、ホントそうだと思います。
だから、拾う人が増えれば急速にゴミは減るはず。そういう思いも込めてゴミ拾いイベントは続けています。

で、ゴミ拾いって、始めてみると、以外と楽しい。宝探し感覚があったりする。時折エロDVDを見つけたり、泥まみれのリールを拾い、ちょっとのレストアで十分使えたりと、実益もあったりもしますが、拾うのって楽しくなってきます。ただ、閉口するのは、弁当ガラなどの生ゴミ。もう悪臭に耐えられないときもあったり、拾ってみると蟻がたかっていてといったこともあります。
そして、ゴミ拾いを何回かやっていると、自然と仲間ができてきて、その人と一緒に釣りに行ったり、広がっていきます。

普段はなかなかやりにくいゴミ拾いでも、イベント的にやってしまえばハードルも低く、ゴミ拾いの裾野を広げるのにはイイのかもと思っています。

決して自分は偉いなんて思ったことはないし、そのことで、バス釣りや釣りのステータスを上げようとかも思っていませんが、もし、その釣り場で釣り締め出し運動なんかが起きたときには、こういうことをやっていると、多少は印象が違うのではないかとは思います。特に、拾ったゴミの処理を行政にうまく言って担当してもらっておくと、イイのかなと。そのためには、地元の人と協力して、その人たちから行政に働きかけてもらうのが一番だと思っています。
釣り場を閉めてしまう動きが各地であると聞くのですが、そんなことにならないよう、できれば1人1人が自覚を持ってやれればいいのですが、なかなかそうもいきにくいところもあり、誰かが音頭を取ってイベントをやってくれると助かるなぁと思うのです。

そんな意味で、石鎚池(十市の池)のゴミ拾いイベントは、なかなかイケてると思ってます。で、行ける機会があれば行くようにもしてます。行けば楽しいし、釣りの情報交換もできるので、なかなかです。

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